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第11章:近くて遠い

韓博文が目を覚ますと。

そこは。

靴箱より少し大きい程度の部屋だった。

ヒポクラテス介護センターの普通の居室よりも。

さらに荒れ果てている。

クリーム色の壁には。

暗赤色の筋がいくつも残されていた。

まるで。

誰かが爪から血が出るまで。

必死に壁を引っ掻いたかのように。

おそらく。

以前ここに閉じ込められていた者たちが。

逃げ出そうとして残した跡なのだろう。

その光景は。

博文の思考を。

心の最も暗い場所へと引きずり込んだ。

なにしろ。

今の彼が自由に行ける場所は。

そこしか残されていなかった。

窓はない。

カレンダーもない。

時計もない。

日付。

時間。

人間社会にとって当たり前だったはずのものさえ。

ここでは。

招かれざる客には許されない贅沢品だった。

自分がまだ。

人間と呼べる存在なのか。

博文は。

そんなことすら考え始めていた。

できることは。

ただ一つ。

金属製のベッドフレームの上で。

横になっていることだけ。

その上に敷かれた薄いクッションを。

マットレスと呼ぶのは。

あまりにも好意的すぎるだろう。

スポンジは。

あまりにも薄い。

背中に押しつけられる。

一本一本のスプリングが。

はっきり分かるほどだった。

シーツは。

ざらざらして。

肌を刺激する。

しかも。

向こう側が透けそうなほど薄い。

部屋の片隅には。

博文の電動車椅子が。

静かに置かれていた。

壊されてはいない。

傷一つない。

ただ。

彼のほうを向いている。

まるで。

奪われた自由を。

わざと見せつけるために。

捕らえた者たちが。

そこへ置いたかのようだった。

しばらくすると。

博文は。

もう車椅子を見ることすらできなくなった。

もっとも。

他に見る価値のあるものもなかった。

天井の照明は。

眩しすぎて直視できない。

カバーの中では。

小さな黒い点が。

時折。

光の周りを飛んでいた。

蛾。

照明器具の中に閉じ込められ。

強烈な白いLEDの光へ。

何度も。

何度も。

身体をぶつけ続ける。

命が尽きるまで。

以前の博文なら。

そんな些細なものに。

気づきもしなかっただろう。

だが今は。

自分と。

妙に似ている気がした。

どうして俺は、こんなところにいる?

ここは何なんだ?

介助員たちに連れていかれたことは覚えてる。

バス運転手の腕にあった太鼓のタトゥーも。

それに、死にかけていたあの男が警告していた赤い扉も。

ほとんど身体を動かせない博文は。

周辺視野だけを頼りに。

床を観察した。

床は。

ヒポクラテス介護センターの至るところにある。

あの磨き上げられた床と同じだった。

ということは――

まだ。

施設の中にいる。

だが。

ここには。

介護センターが必死に守ってきた。

あの優雅な外観の面影など。

一つもなかった。

隔離棟……。

ここが隔離棟なんだ。

なるほど。

魂というものを。

完全に取り除いた刑務所の独房のように感じるわけだ。

ここへ閉じ込められた人間の身体から。

希望という希望を。

すべて吸い取ってしまったような場所。

誰か、俺がここにいることを知ってるのか?

それとも……誰も気にしてない?

長時間。

同じ姿勢のままでいたせいで。

激しい痛みが。

背中全体に絶え間なく広がっていた。

痛すぎて。

まともに考えることさえ難しい。

何度も浮かんでくる疑問は。

褥瘡が。

どれほど悪化しているのかということだけだった。

そのとき。

隣の壁に。

細い亀裂があることに気づいた。

そこから。

一本の細い陽光が。

差し込んでいる。

他の人間にとっては。

何でもないものだったかもしれない。

だが。

韓博文にとっては。

小さな勝利だった。

あの光を見ていれば。

何日経ったのかを。

ある程度推測できる。

しかし。

やがて彼は。

考え始めた。

時間の経過を知ることは。

恵みなのか……。

それとも。

呪いなのか?

陽光が。

四回消えた。

つまり――

四日。

この地獄のような場所で。

四日間が過ぎた。

すべてが。

形のない一つの塊のように。

混ざり合っていた。

食事以外。

まともなケアはなかった。

看護師が入ってきても。

何も言わない。

博文を見ることすらしない。

空調もない。

蒸し暑い夏の空気のせいで。

汗が。

絶えず皮膚から滲み出る。

重く。

息苦しい空気は。

弱った肺の中に。

痰を急速に溜めていった。

次第に。

身体から。

不快な臭いまで漂い始める。

無関心な職員たちにとって。

清潔さなど。

どうでもいいらしい。

彼らが気にしているのは。

韓博文を。

生かしておくことだけ。

快適かどうか。

尊厳が保たれているか。

そんなことは。

何一つ関係ない。

ここでは。

質の高い介護など。

遠い夢物語だった。

知りすぎたせいで、危険な目に遭った。

それなのに、どうして俺をまだ生かしてる?

リッチー医師が見ているはずだ。

生き延びているうちに、都合よく記憶喪失にでもならないかって待ってる。

残念だったな。

そんなことにはならない。

絶対に。

いや……待て。

俺が知っていることこそ、まだ殺されていない理由なのかもしれない。

だとしても……。

俺には、どんな運命が待ってる?

そんなことを考えていると。

一匹の忌々しい蚊が。

ゆっくりと。

博文の鼻先へ止まった。

以前にも。

同じことはあった。

だが。

そのときは。

必ず誰かが近くにいて。

払いのけてくれた。

今は――

身体が動かない。

鼻の穴の周りを。

小さな脚が這い回る。

耐え難い痒み。

それを。

ただ我慢するしかない。

鼻を動かしてみても。

蚊は気にも留めなかった。

そのうち興味を失って。

もっと楽な獲物を探すかもしれない。

そう期待した。

だが。

蚊は。

長い口吻を。

彼の皮膚へ深く突き刺した。

まるで。

残されたわずかな生きる意志まで。

吸い尽くそうとするかのように。

血を吸い終えると。

蚊は飛び上がり。

視界から消えた。

膨らんだ腹だけが。

勝利の証だった。

刺された場所は。

すぐに腫れた。

強烈な痒みが。

顔全体へ広がっていく。

しかも。

時間が経つほど。

悪化した。

韓博文は。

人生で。

数え切れないほどの痛みを経験してきた。

だが。

最も見落とされがちな苦痛の一つが。

同時に。

最も残酷なものでもあった。

掻くことのできない痒み。

その感覚が。

ほぼすべての意識を支配した。

唯一の慰めは。

以前。

本で読んだ知識だった。

人間の身体は。

同時に複数の激しい痛みを感じても。

その瞬間。

最も強い痛みしか完全には処理できないことがある。

いくつもの場所が。

同時に強く痛めば。

感覚同士が競い合い。

痛みが弱まったり。

最も強い一つへ意識が集中したりするらしい。

楽観主義など。

博文の得意分野ではなかった。

それでも。

今回は。

その説が正しかった。

背中の何か所かが。

ほぼ同じ強さで痛み始めた。

ほんの一瞬。

狂いそうな痒みが。

消えた。

長くは続かなかった。

だが。

今の彼にとって。

一瞬の安らぎですら。

貴重だった。

眠るなら。

今しかない。

しかし。

博文の頭は。

止まってくれなかった。

このままでは。

もう二度と眠れないのではないか。

そう思った。

ただし――

二度と。

目を覚まさない眠りなら。

別かもしれない。

以前なら。

必死になって避けていた考え。

だが今は。

少しずつ――

魅力的にすら。

思え始めていた。

毒のような苛立ちが。

目の奥へ溜まり。

やがて。

涙となって頬を流れた。

一滴一滴に。

もう叶わないかもしれない夢が。

込められているようだった。

未来への希望……。

消えた。

夢を追い続けたいという気持ち……。

それも。

消えた。

毎日。

自分自身に言い聞かせなければならなかった。

息をしろ。

ただ、息をしろ。

そして。

心のどこかから。

声が聞こえ始めていた。

もう。

諦めてもいいんじゃないか。

その声は。

どんどん。

大きくなっていた。

速く。

強く。

韓博文は。

自分を。

未来を計画する人間だと思っていた。

少し恥ずかしい話だが。

頭の中では。

すでに今後二十年の人生を。

書き上げていたほどだ。

だが。

そんな計画のどれ一つとして。

今の残酷な現実には。

敵わなかった。

今は――

明日の先すら。

見えない。

あれだけ本を読んだ。

あれだけ教育を受けた。

あれだけいろんな役を演じた。

あれだけ謎を解いた。

それで、何が残った?

俺に、どんな可能性が残ってる?

この先ずっと、隔離室の耐え難いベッドに閉じ込められて、生かし続けることしか目的のない感情のない機械に世話をされながら、苦しみ続けるのか?

毎日、過去の亡霊を追いかけるか、決して訪れない未来を想像して過ごすのか?

笑わせる。

介護センターへ来てから。

韓博文は。

あらゆる意味で。

笑いものになった気がしていた。

かつて。

耐えられないと思っていた。

過去の不安や屈辱。

今。

彼を蝕んでいる痛みと絶望に比べれば――

取るに足らない。

助けを呼んでも。

意味はない。

少なくとも。

博文にはそう思えた。

ここにいる全員が。

敵だ。

味方が。

一人でも残っているという証拠はない。

だから――

彼の部屋へ入ってくる者は。

誰であろうと。

囚人の容赦ない言葉の標的になった。

独房から飛び出して。

襲いかかる力はない。

だが。

自分を守ることなら。

まだできる。

捕らえた者たちは。

一つだけ間違えた。

彼を。

檻へ閉じ込めたこと。

その檻の中で最も危険な獣が。

ずっと。

韓博文自身の頭の中に繋がれていたことも知らずに。

長期間の孤立は。

人間の精神を。

少しずつ破壊していく。

だが。

時には――

傷つくのは。

囚人だけではない。

その囚人へ近づかなければならない者まで。

傷つける。

韓博文の言葉は。

短剣のように鋭かった。

正しく使えば――

命を奪うことすら。

できるかもしれない。

効果があるとは。

ほとんど思っていなかった。

おそらく。

どれほど残酷な言葉を吐いても。

職員たちには。

何も響かない。

それでも。

やるしかない。

命以外。

もう。

失うものなど残っていなかった。

そして。

こんな人生なら。

守る価値さえ。

ほとんど残っていない。

もういい!

今、壊れるわけにはいかない!

まともな人間を一人でも振り向かせることができれば……。

本気で俺を助けたいと思う誰かを……。

もしかしたら、ここから出してもらえる。

助けを呼んでくれるだけでもいい。

くそ……。

今なら、誰からの心からの同情だって受け入れてやる。

どれだけ惨めでも。

韓博文の中では。

残酷な戦争が続いていた。

一方は。

完全に希望を捨て。

死を望んでいる。

しかも。

そちらのほうが。

どんどん強くなっていた。

もう一方は。

まだ戦っていた。

出口は。

どこかにある。

そう信じ続けている。

必要なのは。

待つこと。

耐えること。

諦めないこと。

韓博文が。

自分の信念を失わない限り。

自分が何者なのかを。

忘れない限り。

生きて脱出できる可能性は。

まだ残っている。

そう信じるだけなら。

簡単だった。

だが。

実際にそう生きることは。

ほとんど不可能だった。

絶望から逃れようとすることは。

底なし沼へ落ちるようなものだった。

もがけばもがくほど――

深く沈む。

さらに悪いことに――

また一日が。

終わろうとしていた。

壁の亀裂から差し込んでいた陽光が。

鮮やかな黄金色から。

薄暗い橙赤色へ変わっていたから。

もうすぐ。

完全に消える。

そして。

明日になるまで。

戻ってこない。

夜というものは。

昔から。

負の感情にとって。

最高の餌だった。

少なくとも。

韓博文はそう思っていた。

天気一つで。

感情が簡単に左右される。

科学的な理由があるのかもしれない。

真剣に。

そう考えたこともあった。

だが。

彼は別の説明のほうを好んでいた。

人間を本当に苦しめるのは。

闇そのものではない。

闇が。

何を意味しているのか。

毎晩――

この地獄で。

また一日を過ごした。

また一日。

閉じ込められた。

また一日。

どうにか生き延びただけ。

夜は。

いつだって。

一番つらかった。

その考えから。

博文は。

これまで読んできた小説を思い出した。

主人公が。

実在の人物を基にしていようが。

架空の英雄だろうが――

初めて。

自分とは別世界の存在に思えた。

物語の中の優秀な主人公たちは。

孤独を。

自分を見つめ直す機会だと語る。

あるいは。

偉大な真理へ辿り着くための時間だと。

そして。

謎は解決する。

主人公は。

華々しく帰還する。

大勢の人間が集まり。

歓声を上げる。

ふざけるな!

全部、くだらない嘘だ!

……

いや。

そんなこと言うな。

もし――

違う。

俺がここを出たとき……。

待っている人間は、大勢じゃないかもしれない。

大歓声なんて上がらないかもしれない。

それでも……。

少なくとも。

俺のことを知っている。

もしかしたら……。

愛してくれている人だっている。

愛……。

それすら、俺が頭の中で作っただけのものなのかもしれない。

韓博文は。

目を閉じ。

歯を食いしばった。

自己嫌悪と絶望を。

無理やり頭から追い出そうとする。

失敗したことは。

自分でも分かっていた。

だから。

残っているわずかな体力を温存し。

何かが変わるまで。

静かに待つことにした。

だが。

胸の中で荒れ狂う雷雨は。

止まらない。

時間が経てば。

自然に消えるものでもない。

助けが必要だった。

心理的な支援。

薬。

何でもいい。

だが。

自由を取り戻すまでは――

そのすべてが。

不可能だった。

俺は、ここを出る。

絶対に出る。

ここで一日長く生き延びるたび、こいつらの人生を一日分余計に地獄にしてやれる。

そして、全部覚えてやる。

名前。

顔。

日付。

こいつら全員を一生刑務所にぶち込むために必要な、すべての証拠を。

その考えで。

韓博文の顔に。

長いこと忘れていた笑みが浮かんだ。

閉じ込められて以来。

初めての笑顔だった。

ヒポクラテス介護センターへ来てから。

幸福というものは。

すっかり他人になっていた。

まだ感じられる満足感は。

次々と謎を暴いていくことだけ。

そのことを考えると。

身体が震えた。

あと。

何人の犠牲者が出る?

そして。

さらに恐ろしいことに――

自分より前に。

何人がここへ連れてこられた?

その後。

彼らはどうなった?

いつか。

答えを知る日が来る。

博文は。

そう信じていた。

そのとき。

二人の医療従事者が。

部屋へ入ってきた。

二人とも。

頭から足先まで。

光沢のある無菌防護服で覆われている。

顔も。

身体的特徴も。

何一つ分からない。

博文に分かったのは。

二人とも男だということだけ。

左の男は。

背が高く。

細身。

右の男は。

背が低く。

太っていた。

一人は。

クリップボードを持っている。

ボールペンが。

金属製の鎖で繋がれていた。

二人は。

順番に韓博文を見る。

そして。

互いに視線を交わした。

胸の中に溜まっていた怒りが。

ついに。

抑えきれなくなった。

噴火寸前の火山のように。

激しく煮えたぎる。

戦え!

戦わなきゃ駄目だ!

戦え、この野郎!

戦え!

「お前ら、一体何してるんだ!? 俺が最後にまともな人間を見てから何日経ったと思ってる!? 最後に身体を洗ってもらったのがいつか分かるか!? どいつもこいつも死人みたいな顔しやがって! もし――」

「黙れ」

背の高い男が。

冷たく遮った。

そして。

隣の男を見る。

指示を待っている。

背の低い男が。

一切感情を込めず。

命令した。

「手術室を準備しろ」

「一時間以内に患者を手術できる状態にしておけ」

博文の喉が。

締めつけられた。

「何……?」

「手術の準備って、どういう意味だ?」

二人は。

答えなかった。

ただ。

実験動物でも観察するように。

彼を見つめる。

そして――

背を向け。

部屋から出ていった。

ドアが。

再び閉まり始める。

最後の機会が。

消えようとしている。

そう悟った博文は。

残った力を振り絞って叫んだ。

「手術!? 待て! 何の手術だ!? ここから出せ! 今すぐだ! 出せ――!」

バン!

ドアが。

勢いよく閉まった。

部屋は。

再び完全な静寂に包まれた。

まるで。

空気そのものまで。

吸い取られたかのようだった。

韓博文は。

また一人になった。

だが。

手術という言葉だけが。

頭の中で。

際限なく増殖していった。

一つ。

また一つ。

恐ろしい可能性を生み出していく。

自分に。

手術を必要とする病気などない。

それくらい。

博文自身が一番よく知っている。

これは。

彼の人生で初めて。

治すためではなく――

今より悪い状態にするための。

手術だった。

終わりだ……。

あの手術室に連れていかれたら……。

全部終わる。

何か方法があるはずだ。

絶対にある!

考えろ……。

手術チームが迎えに来たら、もう一度やってみる。

一人くらい、良心を持ってる奴がいるはずだ。

それが最後のチャンスだ。

諦めない。

もう一度、太陽の光を浴びる。

壁の亀裂からじゃない……。

本物の空の下で。

絶対に。

再び。

涙が。

韓博文の頬を流れた。

唇は。

ひび割れ。

乾き切っている。

口の中には。

もう水分がほとんど残っていなかった。

脱水のせいで。

歯茎まで。

張りつくような感覚がある。

まるで。

身体に残された最後の水分が。

涙になって流れ出しているようだった。

手術で死ななくても――

いずれ。

渇きで死ぬ。

だが。

脱水でゆっくり死ぬ時間すら。

与えられなかった。

ドアが。

再び開いた。

今度は――

一人だけ。

女。

先ほどと同じ。

全身を覆う無菌防護服を着ている。

それが。

余計に博文を混乱させた。

これまで。

手術そのものは何度も見てきた。

通常なら。

彼のような患者には。

麻酔科医。

気道の問題に備えるための呼吸療法士。

そして。

複数の手術室看護師が必要になる。

だが。

今回の処置は。

何もかもがおかしい。

目の前の女は。

明らかに。

当初の計画には含まれていない。

女は。

ゆっくりと両手を上げた。

マスクの左右にある。

ゴム紐を掴む。

そして。

外し始める。

防護具が。

一つずつ取り外されていく。

その顔が見えた瞬間――

韓博文は。

凍りついた。

誰よりも。

よく知っている顔。

「遅くなってごめん」

林莉が。

安心させるように微笑んだ。

「ここから出るわよ」

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