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傍若無人なる至高の聖女  作者: 抹茶な紅茶
超古代文明の謎
91/93

強神兵ダイダラボス・・初号機完成!!


見た目だけは姫路城だが・・・それは姫路城ではない!!

真っ白ではなく薄赤色をしているのだ。

そんな姫路城もどきの天守閣を中心に本丸、二の丸、三の丸と・・某戦国時代風の縄張りをした城郭。

サラの趣味のみで作られた趣味満載! サラの趣味によるサラの趣味で形作られた城。

その城とは・・・

・・・・・南海島の上空に浮かぶ聖女皇帝ミレイユの住まう城、通称・・飛空宮殿である。



その飛空宮殿の奥深く・・・手書きの張り紙に立ち入り禁止とかかれたドアの・・・そのまた奥深く・・・

まだまだつづく暗闇の廊下の端に・・・決して人に見られてはいけない禁断の研究室があった。


その研究室から なにやら声が聞こえてくる!!

楽しげな声である!!

どうやらティータイムでもしてるようであった。


「このお茶・・・いいね~ いいね~ なにこの不思議な感覚は!!」

ミレイユの声である。どうやら試食会のようだ!! 


その横で同じくお茶をしているシメオン少年もうなずき・・・なにやら涙くんでいる。


これはサラの開発した癖になる禁断のお茶!!

炭酸ガスと水を混合して圧力をかける・・・・すなわち炭酸水である!!

その炭酸水を冷たくして・・・様々な果汁をいれているようだ。


「この・・・シュワ~というのがいいのよね」

ミレイユは大満足である。


そして・・涙目のシメオン少年。

「な・・懐かしすぎる・・なにもかも」

死にかけるようなセリフを言ってみたり・・・前世を思い出してるんだろうけど!!


その横ではサラが炭酸ジュースをラッパ飲みするのであった。

猫耳少女のはずなのだが・・なんだか酔っぱらいのオヤジに見える!!

「越後屋で売り出すぞ~  これは売れる!!」





この研究室では 人知れず・・・禁断の飲み物を開発していたのであった。

おいしいお茶、美味しいジュース・・・飲料水革命~だ!!


もちろん・・研究対象は飲料水限定ではないですよ!!

ちゃんとしたSF的なものも開発しています。



-------------------------------------------------------------


再び・・・



見た目だけは姫路城だが・・・それは姫路城ではない!!

真っ白ではなく薄赤色をしているのである。

そんな姫路城もどきの天守閣を中心に本丸、二の丸、三の丸と・・某戦国時代風の縄張りをした城郭。

サラの趣味のみで作られた趣味満載! サラの趣味によるサラの趣味で形作られた城。

その城とは・・・

・・・・・南海島の上空に浮かぶ聖女皇帝ミレイユの住まう城、通称・・飛空宮殿である。



その飛空宮殿の奥深く・・・手書きの張り紙に立ち入り禁止とかかれたドアの・・・そのまた奥深く・・・

まだまだつづく暗闇の廊下の端に・・・決して人に見られてはいけない禁断の研究室があった。


その研究室から なにやら声が聞こえてくる!!

「巨大ロボットの革命だ~」

マッドサイエンティストのようなセリフを吐く猫耳少女・・それはサラ!!


「この兵器・・・量産のあかつきには 世界征服も可能だ!! あっはははは~」

完全に悪役に酔いしれている。


そんなノリノリのサラを見ながら・・・研究室の端っこで、炭酸ジュースを飲みつつ寝椅子で転がるミレイユ。

「サラちゃん・・・・楽しそうね!」


ついでにシメオン少年も見学に来ている。



今日はサラの研究発表の日である。

・・・人知れずの森から持ち帰った超古代文明の遺物"ピカリ石"の特性を研究しつづけ 

あれやこれやと試行錯誤・・・ときには爆発・・・ときにも爆発・・・・それでも爆発!!

そして・・・爆発のすえについに完成したのである。

サラの大好きな大好きな~SFロボットがここに誕生した。



そのロボットは・・・サラの背後で紅白の垂れ幕の中に隠されていた。

そして・・・今や遅しとお披露目の時間がせまる!!

「ショ~・・タ~イム!!」

サラは司会者風の服装に着替え・・・なにかブロードウェイ的なことを言って盛り上がる。

もちろん それなりのBGMつきである。



とりあえず ミレイユとシメオン少年は拍手した!!

発表会のわりにはちょっと寂しい。

観客が二人しかいないのである。


しかたがないので ミレイユはメアたちを呼び出した。

というわけで現在・・・研究室はメアで一杯だったりする。



拍手が おもっきり鳴り響き サラもなんだか得意げである。

生命体でなくてもメアが たくさんいると華やかになり・・それはそれでよい感じである!!



ジャ――ン♪

シンバルの音とともに紅白の垂れ幕がスルリと降ろされ・・・・なにかの塊が鎮座していた。

サラが主張しているようなロボットには見えない!

ミレイユは首をひねる。

「サラちゃん・・・なにこれ!?」


その質問に対してサラは猫耳がピンと立ち、勝利を誇るようなキメ顔をした。

「さぁ 聞いて驚くがよい!! これが強神兵ダイダラボス! 」


「ダイダラボス?!」

日本の巨人神の名前とギリシアの古代技術者の名前をかけて割ったようなサラの趣味でつけた名前である!!

しかし・・・・ミレイユの目の前に見えるのは何かの塊にしか見えない。


「サラちゃん・・・あの塊がロボットなの!?」


「見た目が固まりなのは・・・天井が狭いからなんだ~」

天井までの高さは10mはある!!

ふつうの基準からいえば・・・この研究室の天井は かなりの高さである。

しかし このロボットの身長はもっと高かった。

身長20mである!!

それ故に立たせるわけもいかず・・・

・・・体を丸めてひれ伏している状態にしていたのであった。

そんなわけで・・・このロボットは丸まった塊のようにしか見えなかったのてある。




「立ち上がれ ダイダラボス!!」

サラの号令とともに ラッパが鳴り天井が二つに割れ そこから光がもれる。

ゴゴゴゴッゴ~

天井がゆっくりとスライドしていく・・・


この研究室は どこかのドーム球場のように屋根が開くのである!! すごいのである!!

そして・・・空から降り注ぐ日光がスポットライトのように 何かの塊に降りそそぐと・・・

・・・・エネルギーを得たかのように その塊がゆっくりと動き出した!!


パッパパ~~ン

アニメ特有のBGMとともにサラの愛していたロボットが起動したのである!!

天井が低いがために 腰を曲げひれ伏している状態であったロボット、すなわちダイダラボスの足が 前にせり出し

ゆっくりとした動きで立ち上がったのだ。



ダイダラボス!! 研究所に立つ!!


「ぱちぱちぱちぱちぱち」

口と手を叩き拍手をするミレイユ・・・ついでにメアたちも・

そして ジャンプしながら喜んでいるのはシメオン少年。

やっぱし男の子である・・・・こういうのが好きなのだ。  サラと同族である!!



ミレイユは立ちあがったダイダラボスを興味深げに下から覗く!!

なんて巨大なの!! 圧巻の迫力!!

ダイダラボスの表面が太陽によって眩しく光らせ・・・なにやら神秘性まで秘めていた。



強神兵ダイダラボス・・初号機の完成である。

全長20m金属製。

人知れずの森で遭遇したゴーレムの動力を参考に・・・・この巨大ロボは蒸気で動いている。

ロボットの肩当たりに煙突が付いており ときおり水蒸気が噴き出す!!

サラの趣味により動力パイプが露出!!

別に露出させなくてもよかったが・・・

・・・・なにやらロマンに駆り立てられるかのように動力パイプを外部にわざと露出させたのである!!




「さぁぁぁ~  いよいよダイダラボスの駆動実験をおこないます」

サラは片手に持った端末を操作しはじめた。

パチパチ カサカサ・・・

端末を操作する音が研究室をこだまする。

パチパチ カサカサ・・・


少し時間がかかっているようだ。

サラの顔に焦りが出始めた・・・・


ちょっと動かないみたい!! アクシデント発生!?



サラが額に汗をにじませながら・・端末とニラメッコ状態になっていると・・・

立ち上がったままのダイダラボスの各所から水蒸気が漏れだしはじめた。

その水蒸気は徐々に増加をはじめ、ときおり爆発音が!?

そして・・・サイレンも同時に鳴り始めた。

ウ~ウ~ウ~ウ~


「サラちゃん!!」

ミレイユは叫ぶが・・・サラは端末に夢中となり サイレンの音がまったく聞こえてないようであった。


このままではまずい!! 危機が迫る!

「サラちゃん!! 逃げるよ!!」

ミレイユはサラの手を掴み、むりやりつれだそうとした瞬間、目の前に巨大な火柱が上がった。


不味い!! 逃げる暇さえも・・ないかもしれない!!


慌てたミレイユは魔法を素早く詠唱した。

防御幕魔法の発動である!!

サラとミレイユ、そしてシメオン少年を守るように周囲を薄青いガラスのようなものが取り巻いた。

これである程度の爆風や破片から守られるはずである。

しかし一枚程度の防御幕魔法では心細すぎるので・・・

ミレイユは何重もの防御幕魔法を展開し、ガラスの厚さを増やすのであった。



ドカー―――――――ン!!

ついに爆発した。サラのお約束! 爆発である。

すさまじい爆風がサラやミレイユの正面にせまり 発動した防御魔法の表面に接触・・・・

・・・・・接触しなかった!!

すさまじい爆風は・・・見えない壁に阻まれミレイユの近辺にまで達しなかったのである!!

もちろん・・・・この壁はミレイユの発動した魔術ではない!!


「え!? なにがおきた!?」

ミレイユは驚きの目をした。



「あ・・・あれね~!!  もしもの時のための強化ガラスだよ だから安心して・・」

サラの発言通り・・

ダイダラボスの周囲には透過率99% 

目をこらしてよく見ないと分からないほどの透明力のあるガラスで取り囲まれており、

爆発事故に備えていたのであった。


備えあれば憂いなし!!

長年の爆発人生の経験のすえ・・・考え出された安全策ww


「おねーさま!! ついでに言いますと・・・これは事故ではありません。予定の行動です」

勝ち誇ったようなサラの発言!!


「サラちゃん・・・・負け惜しみじゃないよね!?」

怪しむミレイユだが・・・・そばにいるシメオン少年はジャンプしながら興奮しだした。

「こ、これはロケットの打ち上げですね!! す・・すごいド迫力!!」


ゴッゴゴコゴゴ~

轟音が研究室全体を揺るがす。

そして 目の前のダイダラボスがゆっくりと浮上していく。

青空へ向かってダイダロス!! 空を飛ぶ!!


「ほ~~ これは!!」

驚きのミレイユ。


ダイダラボスの肩に背負っているランドセルのような形態をした物体!!

これこそ、ダイダラボスを空にまで飛ばすロケットエンジンの本体である。

人知れずの森から掘り出された超古代遺物。

その遺物をあれやこれやを参考にして作られたのが このランドセル型ロケットである!!


今!! このランドセルから炎が噴き出し 巨大なダイダラボスを持ち上げ浮上させているのであった。


ドッドドドドド~

炎と煙を付近一帯にまき散らし・・・轟音とともにダイダラボスは空へと駆け抜ける。




「やったね!!」

サラとシメオン少年は大喜び!! 実に楽しそうである。

なによりもあの煙と轟音!! そのド迫力!!

少年の心をくすぐりまくるのだろう。


そして、わりと冷静なミレイユ。

「あの・・・ダイダラボスはどこへいくの!?」


「宇宙!! 最初のパイオニア・・・」

サラは空を見上げて・・・・どこかの主人公のようなことを呟くのだった。





--------------------------------------------


炎と煙を噴き出しながら、青空へと駆け上がるダイダラボス!!

数分後・・・・ランドセルに積まれていた燃料が どうやら切れたらしい。


ロケットの炎が消えると・・すかさず肩に背負ったランドセルを放棄した。

『 第一段ロケット切り離し成功!  』


サラの端末から ダイダラボスからの状況が入ってきた。

ちなみにダイダラボスは無人機であり人工知能であるAIで動作している。


『 第二段ロケット燃焼準備  』

ダイダラボスの手にはマイバック・・・お買い物袋をもっていた!

そして、そのマイバックには・・・当然のように予備のランドセルを収納している!

ダイダラボスはすかさず マイバックから取り出したランドセルを背負い、肩のボタンをおすと、

ランドセルから炎が噴き出したのであった。


ゴッゴゴゴゴゴ~



『 第二段ロケット燃焼開始  』

しばらくすると・・・

『 第二段ロケット燃焼終了  』


ダイダラボスは背負っていたランドセルを放棄し・・マイバックからもう一つのランドセルを取り出す。


『 第三段ロケット燃焼開始  』


『 第三段ロケット燃焼終了  』


サラの端末に次々と状況報告がはいっていく。


研究室のディスプレイには ダイダラボスからの映像が映し出された。

シメオン少年は食い入るように凝視している。

ミレイユもそれなりに見ているが・・・よく分かっていない様子。



『 第十段ロケット燃焼終了!

軌道速度確認・・・成功! 成功!  』


サラとシメオン少年は手を叩き大騒ぎ・・・ミレイユはとりあえず手を叩いている。

そうです・・・ミレイユには なにが起きているのか分かっていなかった!!


その後・・・・

サラとシメオン少年によって この星が丸いことや宇宙の仕組みなどを説明されることになる。


とりあえず・・・

ダイダラボスは 衛星軌道に到達し この星の周回に成功したのであった。

一周3時間弱の楕円軌道である。 

おそらく世界初!?の人工ロボット衛星の打ち上げ成功であった。




そして・・・

研究室のディスプレイには ダイダラボスから見えるこの星の姿が映し出されていた。

周辺の暗い宇宙の中・・・青い海と白い雲が映っている。

まさに神秘的・・・・美しさ!!


宇宙のことを理解していないミレイユもこの美しさに心が動く。

「私・・・たちは この星に住んでいるのね!!」


しかし・・・前世記憶を持つシメオン少年には この星と地球とでは若干の色合いの違いに気付いた。

「この星は・・・薄青かった!?」

とんでもない格言の登場である!!





--------------------  To Be Continued ヾ(^Д^ヾ) 次は有人宇宙船だ!!



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