燃える森
砂煙の中!? ヒーロー登場のように現われる5台の黒い影!!
電磁砲を備えている強力な戦車・レオティーガーが出現したのだ!!
もちろん 赤色ゴーレムたちは新たなる敵の出現をすかさず感知、戦車の方角に素早く振りむく。
『 敵性の存在!! 排除する 』
ゴーレムの体に巻き付いたチューブから水蒸気が噴きだし白い霧が周辺を包む。
シュ~~~
まるで汽笛・・・・いや、雄叫びのような音である。
そして・・・・赤色ゴーレムたちは 蒸気機関車のように力強く前進を始めた。
目標はレオティーガー!! 突進の開始である。
それに対して・・・・5台のレオティーガーの砲塔は 赤色ゴーレムをターゲットにすべく素早く旋回する。
「撃て! 撃て!」
サラは叫ぶ!!
ドッドドドドド
噴きあがる木片や石、砂煙!!
電磁砲によって地面がえぐられ轟音と炎が吹き荒れる。
マッハ2の速度で飛翔する電磁砲弾!! ターゲットは赤色ゴーレムである。
この砲弾に命中すれば いかに赤色ゴーレムとはいえ その装甲を打ち破れる。
しかし 赤色ゴーレムの素早い動きのため、電磁砲の砲塔が追い付かず・・・命中しないのである!!
当たらなければ・・・どうってことない!!
そんな格言を思い出すサラ!
ちなみに・・・古代から伝わる有名な言葉である!?
「ちょっと・・・これ不味くない!?」
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「このケーキ! まあまあ・・・いける味だよ」
ミレイユの空気が読めない発言である!!
レオティーガー車内のラウンジで・・・ ミレイユは、ご機嫌よくケーキを食べていた。
それも・・・ミレイユだけではなく エルノスティ国王をはじめとした面々も・・・
彼らは・・・ティータイムをしながら お気楽な気分でディスプレイに映る戦闘状況を見ていた。楽しんでいた!?
「もしかして・・・真面目に戦闘をしてるのは僕だけとか・・・・」
サラは白目になる!!
とはいっても・・・エルノスティ国王だけは ケーキを食べながらも
ディスプレイに釘付けとなっていた。
やっぱし、国王はティータイムをしていても戦闘脳である。
「いけ~! 撃て~! 倒せ~! そこだ~! 」
このあたりの罵声は 女性の姿をしていても やっぱし男の子である!!
そのうち・・・一発の電磁砲が赤色ゴーレムに命中し大爆発をした。
もちろん、国王は はしゃいで大騒ぎとなった!!
実にうれしそうである。
「きゃほ~ さすかだ!! 燃えてる! 燃えている!」
赤色ゴーレムはおよそ20体・・・そのうち一体を命中させたにすぎないのだが、
絶対に当たらないというわけではなさそうである。
赤色ゴーレムが素早いとはいえ・・・撃ち続ければいずれ当たる!!
宝くじも大量に買い続ければ いずれは当たる!! 全てを買い占めすれば、きっと・・・必ず当たるww
「よし 数うちゃ当たるでいこう!! どんとん撃て~」
サラは 間断なく電磁砲を撃ち続けるようにと命じたのである。
レオティーガ―は ゴーレムに向け電磁砲を乱射しつつ疾走する。
当てようとするから当たらない!!!
ゴーレムのいそうな付近に適当に撃つのだ!!!
赤色ゴーレムたちも そのパンチ力 キック力を レオティーガーに叩き込もうと追尾する。
木々の合間を高速で走るレオティーガーとゴーレムたち!!
斉射される電磁砲!!
その砲弾を潜り抜け パンチを撃ちこむ赤色ゴーレム!!
ゴ――――――ン
除夜の鐘が鳴り響く。レオティーガーの車体がわずかに揺れているようだ。
どうやら 赤色ゴーレムの渾身の一撃パンチをレオティーガーに放ったようであった。
しかし・・・・そのパンチ力では鋼鉄でできたレオティーガーの装甲を打ち破ることができない!!
傷一つさえも つかない。
装甲の厚さの勝利であった!!!
ミレイユたちは 車内に立て籠もっているかぎり安全は確保できるのである。
レオティーガーの完璧な防御力と・・・・命中さえできれば 赤色ゴーレムを撃破できる電磁砲!!
レオティーガーには矛と盾という有利な武器を持っていた。
それから 人知れずの森で激闘が繰り返される。
何時間も・・・・何十時間も・・・・
赤色ゴーレムには命中しづらいとはいえ、レオティーガーの完璧な防御力ゆえに 戦いは長期化!!
サラはもはや戦闘指令をするのが面倒になって メアにまかせてしまっている。
ミレイユ、エレオノーラ王女、パウネリア侍女大臣は 車内のラウンジで読書やティータイム、またはカードゲームで時間をつぶし・・・
エルノスティ国王とルナーリア王妃(仮)は相変わらずいちゃついている。
ちなみに、レオティーガー車内は 驚異の魔法サスペンション技術(反重力技術!?)により、揺れさえも感じていない!
赤色ゴーレムとの死闘のため 森を疾走しているはずなのだが まるで自宅にいるように揺れさえも感じなかったのである。
二日後・・・・やっと赤色ゴーレムたちを全滅させた。
電磁砲で・・・またはレオティーガーの体当たりで・・・・赤色ゴーレムを一体づつ倒していったのである。
電磁砲の命中率が低いとはいえ たゆまぬ努力により・・・というか電磁砲の乱射を長時間つづけることによって撃破したのであった。
数撃ちゃ当たる理論の勝利である!!
そして・・・・レオティーガーの損害はゼロ。 装甲の硬さの勝利でもあった。
そのとき・・・・・歴史は燃えていた!!
戦闘が終了し・・・一段落したと思ったら燃えていた!!
人知れずの森が炎に包まれていたのである。
もちろん・・・電磁砲弾の爆発による火災が原因であった。
もしかしたら・・・ミレイユの放った火弾も原因の一つかもしれない・・・
「火災!! 消火するのよ!!」
レオティーガーから飛び出したミレイユは 大慌てとなり詠唱し大量の水弾で消火作業をするのである。
もちろん・・・・エレオノーラ王女も水弾を放つ。
エルノスティ国王は 木々を蹴り倒したりして延焼を防いでいた。
そんなこともあり・・・火災はなんとか 数時間で消し止めることが出来た。
森全体に延焼するということもなく 遺跡付近が・・・・・
「・・・・・・すっかり焦げちゃったね!!」
「この程度で済んだのが奇跡!!」
「森全体に延焼しなくてよかった!!」
古代遺跡は無事のようだが・・・すすがたまり黒く焦げている。
しかし・・・・
まだまだ遺跡の調査が必要です!
ゴーレムたちが千年以上、ここで守る必要がある何かが・・・秘密があるに違いない。
発掘 調査が必要であるのだが・・・その前に!!!
「すっかり体がすすけて汚れちゃった!! 露天風呂に入りましょうか!?」
ミレイユの何気ない一言により・・・
サラはうなずき・・・さっそく作業にはいるのだった。
先人たちがこの地で作った・・・かつての施設!!! リゾート温泉施設の再建である!!
サラは 砂丘海岸の沖合の海中に潜っている可潜飛空艦ミ・カアサに連絡をとり、
リゾート建設に必要な物資の運搬を頼んだ。
そして、静かな森に轟音が鳴り響く・・・
ドッドドドドドド~
怒涛のごとくメアたちによって リゾート施設建設が始まるのである。
-------------------- To Be Continued ヾ(^Д^ヾ) ちなみにコテージは 延焼によって焼け落ちてしまっています!!




