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傍若無人なる至高の聖女  作者: 抹茶な紅茶
超古代文明の謎
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温泉を発見しました!


サラは片手で黄色いタライを持ち上げ、体をひねらせ不安定に傾かせながら、

もう一つの片手をゆっくりと動かし 手のひらで顔を覆い隠した。

この時、中指あたりから相手を睨む仕草がたいへん重要である!!!

 

そんな・・・中二病的ポーズをとりながら、サラは高らかに宣言した!!

「これは・・・異世界の湯桶ユオケだ!!」



「・・・・・」

ミレイユたち一同は唖然となり・・・沈黙が流れる。

中二病的というか・・・妙すぎるポーズは 引きまくります!!

中二病の疑いのあるエルノスティ国王さえも引いていた。

音もない無音の世界が流れる・・・・・



「これは・・・異世界の湯桶ユオケです」

気まずい沈黙にいたたまれず サラは同じセリフを二度言ってしまった。

重要なことは二回言うのが原則なのだが・・・いったい何の意味があるのやら・・・

話の掴みをとって注目させ 遺跡の説明をするつもりだったのだが・・・完全に滑ってしまっている。

話の掴みをすべらした芸人の末路であるww

沈黙に耐えれないサラは 妙なポーズをしたまんま・・・ミレイユに目配せをして助けを求めた。



もちろん 優しいミレイユは即座に助け船を出す!!

「サラちゃん!! すご~い ヨガっていうんでしょ!! なんだかすご~い 」

でも・・棒読みになっていた。


「ヨガじゃないんだけど・・・」

再び沈黙が流れる!!




----------------------------------------


「えっと・・・これは異世界の湯桶ユオケです!! 続きは劇場にて・・・」

再び・・サラの意味不明の発言である。

これはツッコミ待ちなのか!?

もちろん ツッコミ担当はミレイユである。


しかたがなくミレイユが ツッコミを入れようとした途端!!

地面を揺るがす轟音が鳴り響いた。

ゴッゴゴゴゴ~


目の前の建築物であるコテージが 激しく揺れている!!

「なに 地震!?」

騒然となる一同!!


「僕のせいじゃないよね!?」

爆発フラグを持つサラはちょっと心配した!!



地面の揺れが収まった後、ミレイユは肌に放射熱のようなものを感じた。

「???」

おもわず、熱を感じた方向に顔を向けると 地面から白い湯気を放ち、

そして・・・・熱水と思われる噴水が天高くに噴き出していた。

「え~~~」


おまけに・・その噴水の上でメアの一人が・・なぜか泳いでいる!? というか吹き上げられていた!?

AIのメアだけどなにやら楽し気な顔をしている。



「あつい! これは熱い」

これは熱水である。それもかなりの高温!!

メアだから泳げるものの 普通の人間なら大変危険である!! というか即死!?




サラが異世界風のポーズをとって 場の雰囲気を沈黙させている間も・・・・

露天風呂づくり担当のメアたちは 引き続き整地と露天風呂建設のため地面を掘り返していたのであった。

そうです!! メアたちの脅威的土木技術によって掘りまくりすぎてww・・・ついに硬い岩盤を突き破ってしまった!?

大地を揺るがす地震のような爆発現象を引き起こすと同時に 地下から噴き出した熱水が天高くに舞い上がっていく・・・・

温泉の源泉をぶち抜いてしまったのだ!!



源泉から噴水のように吹き出した熱水は たちまちあふれ出し洪水のように付近をおおっていく。


もちろん この熱水はミレイユやエルノスティ国王たちにも迫ってきた。

熱水の量としては 足首に浸かる程度などで溺れることはないが・・この熱水はものすごく熱い!!


「あっちち~」

「うわぁぁぁぁ これは熱そうというか火傷する温度!! とりあえず避難!!」」

かつて古代の温泉施設だったところを掘り返してたのだから・・・源泉をぶち抜くということもありえたのであった。



とりあえず熱水を避けるため・・・コテージの二階に逃げ込むミレイユたち。

湯気のためか部屋の中が真っ白である。 サウナ状態である!!

こんなところでサウナ体験する一同!

「ちょっと 息苦しい!! 窓を全開にあけて~」

「暑い 湿っぽい!! 」

不快指数が急上昇である!!


そんなサウナの世界に、メアの一人が報告に入ってきた。


『 現在、噴水を抑え込む作業を続行中です。 しばしお待ちください!! 』

「メアちゃんたち  おねがいね!!」






ズド――――ン

なにか大きな音がした。メアたちによって・・・なにやら作業をしている音らしい。


数分もすると・・噴水もおさまり、コテージ内から熱水がひいていく。サウナ状態も解消した。

どうやら源泉を抑え込むことに成功したらしい。


何人かのメアたちによって 凄まじい高温となっている源泉を 力ずくで抑え込み、熱水の噴水を食い止めたのであった。

メアだからこそできる荒業である!!



「すごい熱気だったね・・・これって!?」


「天然のお湯!! あれが温泉だよ!!」


「地下からお湯があふれ出してくるんだ!!」


「天然ものの温泉!!! 本格的温泉の露天風呂がつくれるって・・こと!?」


「本物! 本物!!」


「もしかして・・・本物の温泉って初めての体験かも!?」


「いままでは 普通の水を温めていただけでしたからね!!」


「でも・・・地下からのお湯って体に大丈夫なの!?」


「今さっき メアに命じて調べさせたところ、健康に問題なしと判明しましたよ」


「やったね!!」


「本物を作ろう!!」


ミレイユたちが温泉談議に花を咲かせていると・・・


メアたちがハルバートを抱え、コテージから一斉に飛び出していった。

なにか緊張している雰囲気である。

「どうしたの!?」

ミレイユは怪訝そうに 周りの様子を伺うと・・・窓の外が騒がしい。

なにか騒動が起きているようだ!!



コテージの外では スカートをたなびかせたメイドたちが 一列に並んでいた・・・それはもちろん、メアたちである!!

普通ではないメイドのメアたちは 凶悪なハルバートを持ち 遠方の何かを睨んでいた。


その遠方・・・森の奥深くから黒い影の集団が こちらに向かってきていたのだった。

ゆっくりとした速度で コテージへと・・・・

その様子を窓から伺うミレイユたち面々。


「あれは なに!?」


「この森にいるという魔物たちってとこかな!!」


「派手に噴水をまき散らしたものだから・・・魔物たちに関心を持たせちゃったに違いない。 戦うしかないのかな」

心配するミレイユ。


「魔物の集団とは!! ちょっとした運動にはよさそうだな~」

血の気の多い・・いつものエルノスティ国王である。





ある程度の距離にまで近づくと・・・メアたちと その謎の集団は互いに存在を認識したようだった。

・・・・メアたちはハルバートを振り回して謎の集団を威嚇する。

それに対して謎の集団も なにかジェスチャーをしているようだが 遠くて見えない。



ミレイユは窓越しから 遠眼鏡を取り出し・・・その謎の魔物をよく観察してみると、

どうやらコテージの周りを 金属製の鎧を着ている人型の・・・・魔物!?  いやゴーレムだ!!



その数は100体以上!!!

それは デスア子爵たち盗賊を追尾していた身長3mの金属製のゴーレムたちであった。

または・・この森から人を排除し続け、通称・森の守護者とも呼ばれた魔物(ゴーレム)でもある。


メアたちも一応・・・分類としてはゴーレムであるが メアたちの外観は人間であり、人間にしか見えない。

いわゆるヒューマノイドである!!


それに対して・・この金属製ゴーレムには 所々にチューブのようなものが巻かれ そこから蒸気が噴き出している。 

まさにSFレトロチックなロボットといってもいい外観であった。

(某異世界20世紀初期のSFもののロボットみたいな・・・)


そんなSFロボットぽい金属ゴーレムの一体が前に進み出たのだ。

『 大東京村温泉レジャーランド警備ロボである。侵入者はただちに退去せよ。退去しなければ排除する 』


この身長3mの金属ゴーレムは、ミレイユたちに聞こえる大音声のロボット声で・・・警告をしてきた!!



「大東京村温泉レジャーランドって なんだろ!?」

お気楽なミレイユがサラに尋ねる。


「温泉につかりながら 楽しく遊ぶとこだよ」

冷静に答えるサラ。


「ここは 遊ぶとこなんだ! 」

「大昔の人は ここで楽しんでいたってことだよね・・・

ついでに・・・ここの施設の名前が分かっちゃったね!!」


「大東京村・・・・」



ミレイユが悠長に会話をしてる間、エルノスティ国王がコテージのドアを開け 喜び勇んで外に出ていった。

「とにかく 宣戦布告してきたのだ!! 受けて立ってやろう!!」

警告と宣戦布告を同じだと考える国王であった!!


国王が飛び出していったので 仕方がなく・・ミレイユたちも後ろに付いて行く!!

「敵は超古代文明のゴーレムです!! 油断すると痛い目にあいますよ!」


「痛い目に!?  それはそれで楽しそうだ」

あいかわらずのエルノスティ国王である。

ゴーレムと対峙しているメアたちも ハルバートを前に突き出す構えとなった。

戦闘開始に備えた姿勢である。


それに呼応したのか 金属ゴーレムたちも一斉に蒸気を噴き出し汽笛を鳴らす!!

「蒸気機関車か!?」


そして・・・金属ゴーレムたちは後ろを振り向きながら 体をひねらせ不安定な体制になりつつガッズポーズをした。

そのゴーレムの背中には・・・・天下無双の温泉マーク!! 

どこかの異世界で流行っているような独特のポーズを 全ての金属ゴーレム・・・100体が一斉におこなったのである!


すごい迫力である!! 度肝を抜きまくられた!!

見えないはずの擬音が 目で見えてしまうぐらいの迫力である!!   ズッドドドドッドドド

異様というか すごすぎる!!

森に住む小鳥たちも あまりの恐怖のためか!?鳴きながら 上空へと逃げていった。




そんな・・・とんでもポーズをしているゴーレムたちの様子を遠眼鏡で見たミレイユは・・・茫然としてしまい手から遠眼鏡を落としてしまった。


「あのゴーレムたちって サラちゃんの世界から来ていたことが・・・ よくわかりました!!」


「・・・・・・えっ!?」






--------------------  To Be Continued ヾ(^Д^ヾ)数千年前の警備ロボが故障もせずに稼働中!?



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