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傍若無人なる至高の聖女  作者: 抹茶な紅茶
超古代文明の謎
71/93

進撃の怪獣大決戦!!


ついに出現した大怪獣!! パンダ―借面かめん

全長20m 重量110トン

雄叫びを上げ 南海海上都市に現る!!

しかし! 決して口から火を吹いたり 放射能を吐き出したりしないです!! (念のため)

というか・・・巨大なだけのパンダの仮面をかぶったメタボなおっさんでしかない!!



この大怪獣パンダ―借面かめんの唐突な出現によって・・・・・ミレイユご用達!?の喫茶店は押しつぶされ、その店の店長は地面にへたり込んでいる。

周辺の住民たちは あまりのことで声も出ず・・茫然として大怪獣を見上げていた。


いきなり 町の真ん中に巨大なおっさんが・・・・

・・・・・・建物より大きいおっさんが出現したのだ!!


多くの一般住民たちは 一瞬、幻なのかと疑うぐらいの非日常的な情景を目にしていたのである。


「あれ!? 近ごろ 疲れ気味かな!? なんか巨大な人間がいるぞ!」

「これは・・・・いかん!!!  昨日に飲んだ酒がのこっていたのか!?」


そして・・・・しばらくすると 住民たちは やっと気づくのである。

ピンクのシルクハットとタキシードを着用しパンダの仮面をしたおっさんが 間違いなく・・・

建物より巨大な姿をして、そこにいたのである。


しかも!! そのおっさんは・・・そこにいるだけではなかった!!

災害をまき散らしていたのだ!!

その巨大なおっさんが動くたびに 110トンもの重量(体重)によって地面が激しく揺れる!!

それは あたかも大地震のようなものだった。

人々は転倒し、ガラスが割れ、付近の建物に亀裂が入る。


まさに災害!! まさに悪魔!! そこにあるのは恐怖!!

住民たちは一斉に逃げ出した!! とりあえず逃げだしたのだ!!

付近の道路は 逃げる住民で溢れ、押し合いへし合いの大渋滞!!


しかし・・・そんな住民たちをしり目に 一部の子供たちは大喜びしながら、大怪獣に近づこうとしていた!!

怖いもの知らずの無邪気な子供たちである。

そんな・・・無邪気な子供たちを・・・慌てて走ってきた親たちは無理やり抱きかかえ町の外へと逃げる。



大怪獣パンダ―借面かめんは住民たちの様子を見て・・・ちょっと申し訳ないような顔をしたが(仮面をしているけど)・・・

・・・巨大化したのは仕方がない! とりあえず目標にむかって・・・・・進撃の大怪獣w


ドスン! ドスン! ドスン!


そのメタボすぎる体重のためなのか!?・・・歩くだけで南海都市の地盤を揺るがす!!


この南海都市は海を埋め立て・・・急づくりでつくったため地盤は脆く・・・

パンダ―借面かめんの歩く振動だけで 周辺の建物に亀裂がはいっていく


それに・・・被害は建物だけではない!!

各所の水道管に亀裂がはいり 水があふれ出す!!

魔導エネルギーのケーブルが各所で切断され停電も発生。

まさに 歩くだけで・・都市のインフラを破壊していく。


・・・とはいっても この大怪獣パンダ―借面かめんは一般住宅を壊さないように 慎重に歩いているので 

さほどの損害をだしていない。

割と・・・常識をわきまえている怪獣であったww


「吾輩はこれでも・・・異端審問官であり、聖職者なのだ!! 罪のない住民を害するつもりはないのである」

というパンダ―借面かめんの弁明であった!!

現時点では・・・誰も聞いてないけど!!!





-------------------------------------


普通サイズのおっさんが巨大化して全長20m!!  だって・・・おいおい どんな魔法だ!? 

この世界の物理法則っていったい!? というか・・・魔法が使える時点で前世とは違う理屈がまかり通っている!!

地球での前世記憶をもつサラは 飛空宮殿内の指令室で あまりの驚きのためディスプレイを凝視してしまっていた。


まてよ!? 昔、前世で見た番組で巨大ヒーローに変身して戦うドラマが・・・ってあれなのか!? ・・あれか!? 特撮ヒーローなのか!?


「そんな特撮ヒーロー・物理現象で考え込むより・・・・南海海上都市を救わないと!!!」

サラは とりあえず飛空船ハヤブサを緊急発進させるが・・・怪獣に対して市街地での攻撃に躊躇していた。

一般住民を巻き込んでの攻撃は、さすがのサラでも命令できない。


「あ~ どうしたらいいんだ!!  とにかく、住民を避難させてから・・電磁砲で怪獣を吹き飛ばすしかない!!」




地上では・・・

メア隊を引き連れたシメオン少年によって 逃げる住民たちを誘導し・・まだ未完成ではあるが

少なくとも地上よりは安全である地下施設へと避難させていた。

未完成とはいえ 災害対策のため建設していた地下施設であるので 怪獣の重量110トン程度なら耐えきれるはずである。



いよいよ怪獣映画の様相を呈してきた!!!

大怪獣 VS 聖女帝国



大怪獣!!パンダ―借面かめんとの決戦に備え、聖女帝国では 使える兵器を全て投入して戦うつもりであった。 


しかし・・・大怪獣!!パンダ―借面かめんは決して大暴れをする気もなく・・・

・・・できるだけ建物が壊れないように歩みを進むていた。

一応・・・正統女神教の聖職者なので あまり無茶なことは!?・・・ちょっとぐらい無茶なことはしているが、

無茶苦茶な悪党ではなかった。



パンダ―借面かめんの目指す目的地は、小高い丘に建つ白亜の神殿。 

そして・・そこに安置されている女神フレイエミア像!!


ポストカードには明日、神像を奪取すると宣言していたが、予想外な出来事の発生により・・

予定ではなかったが、今すぐ奪取することに決めたのである。


大怪獣パンダ―借面かめんはメタボの腹をふりふりしながら

女神フレイエミア神殿へと 一般住宅に被害を受けないように 慎重に歩みを進めていた。



----------------------------




「サラ様!! 一般住民の避難を完了しました。地上に民間人はいません!!」

「シメオンちゃん! おつかれ~  シメオンちゃんも地下に退避しといてね」


サラはシメオン少年からの通信を受け取った上で 念のため飛空宮殿からの監視カメラや各種センサーで地上の様子を確認した。

赤外線サーチ・OK

対人熱反応・なし!

生命反応・なし!


「住民はいないようね・・・ よし! やってしまおう」

サラは大怪獣パンダ―借面かめんへの攻撃命令を下した。



上空からはハヤブサからの攻撃。

地上からは水陸両用車レオティーガー!!

巨大化したパンダ―借面かめんの身体は これらの兵器からの射撃によって白い煙に包まれるが まったく傷ついているように見えない。

それどころか・・・笑っている!!(仮面をしてるので顔が見えないけど・・) なにか陽気な雰囲気を かもち出していたのだ。


パンダ―借面かめん!! あいつは・・・なにかのバリア・・それとも 電磁防御で守られているのか!?

これは・・まずい!! レオティーガー搭載の電磁砲が効かないのはまずい!

小型とはいえ、それなりの威力があるのに!!

後は・・・飛空宮殿に備えている大型電磁砲だが・・・これはちょっと威力が大きすぎて撃ちたくない!! 

広範囲が更地になってしまう



そこへミレイユからの通信が入ってきた!!

「おねーさま!! ご無事ですか!!」

「私は大丈夫よ  今はメアちゃんに守られ町のはずれに避難している」


「あの巨大なパンダ―借面かめんは強敵すぎます! おねーさまの小刀砲で・・・」

「使わないわよ!! ここは町よ!! 一般住民がいるのよ」


「でしょうね!! ちょっと聞いてみただけ!  仕方がないね!! 僕の計画した最終手段の罠を仕掛けます!!」


サラはミレイユとの通信を切り、すぐさま罠の準備をすすめた。



------------------------------------------


一方・・・

怪獣映画と化したメタボ大怪獣パンダ―借面かめんはハヤブサなどの攻撃を受けながらも・・・

小高い丘を登り ついに白亜色した女神フレイエミア神殿に到達した。


そして おもむろに・・・パンダ―借面かめんの片足が短いものの天高くに伸び そして ターゲットロックオン!!

「スーパーパンダ~・キック~~」

そんな、叫び声とともに、パンダ―借面かめんの片足が 高速弾丸のように跳ね飛び!?・・・神殿の壁を突き破った。

 

ズドドドドーン


その様子を遠くから遠眼鏡で見るミレイユ!

「なんてことなの!! 神殿が!! みんなで建てた神殿が!!」


腰を曲げ 破壊した壁の穴から神殿内に入ったパンダ―借面かめんは安置されている女神像を見つけた。

神殿の天井までの高さが15mほどなので 動きづらかったが、両手で女神像を掴む!!

女神像は台座に固定してるためなのか 持ち上げられない!

仕方がないので 蹴り飛ばして台座を破壊し・・・女神像を袂に抱え込む。

ついに女神像を奪取したのだ!!  あとは逃げるだけ・・・



そのパンダ―借面かめんの一連の作業を 柱の影から覗き見していた巫女姿のメアは、逐一サラへと報告している。

その報告を聞いて・・・サラはニヤリと笑った。

「問題ない 計画通りだ」


パンダ―借面かめんは女神像を片腕に抱え込み、少ししゃがんだとおもうや 反動をつけてジャンプした。

神殿の屋根が破壊され、その屋根から飛び出すパンダ―借面かめん!!

ものすごい跳躍力で軽く上空100mは飛び上がった。


「飛んだ! メタボ怪獣がとんだ」

地下施設から這い出してきた住民は空を見上げる!!

大震動によって町に被害をあたえた怪獣災害が空を飛ぶ



今! 南海島上空高く 青空を背景に女神像を抱えて飛空するメタボ大怪獣・パンダ―借面かめん!!

彼はどこへ行くのか!?

そして 自然の摂理に従いジャンプすれば重力にひかれて落ちる!!


ズド―――ン


南海島沖合1km程付近に巨大な水柱が上がった。

凄まじい水しぶきである。


「まずい! 水の中に逃げられると 追跡が難しい」

サラはハヤブサとレオティーガーに引き続き攻撃続行を命じるが・・・・結局は水中へと逃げられたのであった。

水陸両用車レオティーガーには水中探知機の装備はない!!

水中に逃げられると追跡が不可能であった。

それに・・・爆雷も魚雷もなく、攻撃手段もなかったのである。


ミレイユ聖女帝国はパンダ―借面かめんを取り逃がしてしまったのである。



-------------------------------------------------



「南海海上都市の建物の10%は メタボ怪獣の振動により被害を受けています。

女神フレイエミア神殿も破壊され、修理が必要です! 陛下御用達!?の喫茶店は完全に破壊され店長に泣きつかれましたww」


「うみゃゃ 店長には悪いことしたなぁ 補償をしてやってほしい」


「はっ!!」


飛空宮殿の天守の間で 疲れでへたばっているミレイユは コーヒーを飲みつつ 事件の顛末をシメオン少年から報告を受けていた。

その隣でご機嫌よく座っているサラの顔は笑顔で一杯である。

「心配しなくてもいいのです!! 僕は・・こんなことがあろうかとレプリカの女神像をつくっていたのですよ!!

奴は罠に はまったのです!!」


「ということは パンダ―借面かめんが強奪した女神像はレプリカ・・偽物だったのですね!!」


パンダ―借面かめんに偽の女神像をつかませるとは・・・・さすがのサラ様!!!

シメオン少年は尊敬した目でサラを見た。


「本物はさっさと処分するため パンダ―借面かめんに女神像を強奪させました。

そのかわりに現在、神殿では 本物そっくりのレプリカを安置してます」


「・・・・何でやね~ん 何でやね~ん 何でやね~ん」

ミレイユとシメオン少年、二人同時のつっこみがドップラー効果をする!!

おもっきりのツッコミである。


「だって・・・・本物の女神像は・・なにかへんな魂が入っていそうで なんかいや・・・

・・・・あのパンダ―借面かめんにお持ち帰りしてもらったほうがいいのですよ

そのかわりに 神殿には・・本物のレプリカ像を安置したのです!!」


「レプリカが本物なんだ!!」


「僕にタライをおとす 魂が入っている女神像は絶対に本物ではないです!!」

サラの強い主張であった。


「・・・・・でも 私が女神像を調べたところ・・・魂が入っていた形跡はなかったのよ」


「僕も・・・おねーさまと同様にあの女神像に魂が入っている形跡は確認できなかったけど・・・やっぱし不気味だし手放したかったのよね」


「サラちゃんが 不気味で嫌がるのなら パンダ―借面かめんにお持ち帰りしてもらっても・・・

・・・・いいんだけど、このままやられっぱなしは しゃくだわ!!」


「もちろん!! 報復はしますよ。 女神像を盗んだという天罰という形で・・・」


サラはニヤリと笑い・・・さっそく何かの計画準備を進めるのであろうか!?

・・・・・サラちゃん怖い!! とか思うミレイユだった。





--------------------  To Be Continued ヾ(^Д^ヾ) 女神像の在庫処分!



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