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傍若無人なる至高の聖女  作者: 抹茶な紅茶
超古代文明の謎
68/93

女神のタライ事件


南海島は今日も!? 雲ひとつない澄み切った青空。

海ぼうず凧が空を泳ぎ・・・小鳥はさえずり、波間ではクジラが潮を吹いていた。

実にのんびりした平和な風景である!!


そよ風が吹く中、大型帆船が気持ちよさそうに・・・猛ダッシュで白波を切りながら逃げていた!!

なにやら死に物狂い!?

どうやら・・・この大型帆船の倍ほどの大きさを持つ巨大なシーサーペントに追われているようだ!!

実に平和でない光景であるww

帆船危うし!! 今にもシーサーペントに押しつぶされそうだ!!




!!! レオティーガー隊出動 !!!

南海島付近の警備を担っている水陸両用車・レオティーガー2両が現地に急行。

すかさず、シーサーペントに向け 搭載している小型電磁砲を発砲しターゲットになったシーサーペントは焼肉となって四散した。


南海島は私たちが守る!!

『 実録!! レオティーガー隊25時 』


こんなテレビ番組を 温泉旅館風の和室部屋!?でミカンをむきながら サラと一緒に見ているミレイユだった。 

「サラちゃん! この南海島付近って あのような・・危険な生物が多いの!?」

「たまにだけど出現してるみたい~!! レオティーガー隊を出動させて駆除したついでに・・・おまけの番組も作っているんだよね!」



------------------------------------------


この南海島では中世世界であるはずなのに・・・いきなり近代文明が花開いていた。

通称・・南海海上都市である!!

魔導硬化ガラスをふんだんに使う3階建て程度の高層建築物wwが立ち並び、

動く歩道と言うべき交通機関!?が町の縦横に設置され、人々の移動、通勤に活用されている。

また、この都市では深夜であっても、町を明るく照らす魔導の灯りにより 昼夜を問わず、人々が活動していた。

24時間眠らない都市!


この近代都市を支える原動力が魔導エネルギー(電気)であり、

聖女帝国は、その魔導エネルギー(電気)を十分に供給させることが出来たのであった。


動く歩道などの公共設備だけではなく、各住宅、各家庭にも、十分な魔導エネルギー(電気)を供給させており、

住人たちは キッチンなどの各種生活用具からラジオ・・・そして テレビまで自由に使うことができたのである。

ちなみに テレビ放映していた『 実録!! レオティーガー隊25時 』は、わりと人気のある番組だったりする!!


しかし!! ラジオやテレビが 一般家庭にまで普及しているからと言って 報道の自由なんて認めてないです!!

検閲は当たり前のようにおこなわれています!!

報道の自由なんて認めたら 怪しさ満載のサラ(摂政の地位についている)が あっという間に槍玉にあげられることは間違いないからであった。


技術力は近世でも 国家体制は中世時代!!

ここはミレイユとサラによるミレイユとサラのための独裁国家・・・・ミレイユ聖女帝国w

その帝国の居城となっていたのが・・・

・・・・南海島上空に浮遊する半径2kmの巨大な円形の形をしている構造物・・通称・飛空宮殿



ヴィジャナル王国から拿捕したあげくに バラバラに解体した飛空艦シュレーゼンの素材・・・すなわち!! 貴重な超古代文明の素材をもちいて・・・

かつてミレイユたちを乗せ 散々暴れまわり悪の元凶と言わしめた飛空円盤を

大改造・劇的リニューアル!! したのが この飛空宮殿なのであった。

(サラは飛空都市にしたかったらしいが・・・

・・・住民がいないのでは都市とは呼べるわけがないので 結局は飛空宮殿で納得したのである!!!)



この飛空宮殿と呼ばれる構造物の上部には 薄赤色をした姫路城もどきの天守閣が建っている!!

某21世紀の白い姫路城ではなく 薄赤色なのです。お忘れなく!!

サラの主張によれば 薄赤く塗装することにより 姫路城をマネてないと言い切るためであったww


しかし・・・・色が違うとはいえ かなり姫路城もどきである!!

敵がこの上空へ徒歩で攻めてくるはずはないのに、日本の城特有の縄張りをしており、

竪堀、空堀、鉄砲狭間、騎馬もいないのに出撃するための馬出門まである。


これは・・サラの趣味による設計であり・・・ほとんど意味のない設備であった。

マネてないと言い切りながら・・・完全に立派な姫路城!!である。




----------------------------------



南海島の中央にある小高い丘に白亜の巨大神殿が存在していた。

ある意味・・政教一致!?してるのか怪しいが・・とりあえず聖女帝国・政教一致の象徴となる女神フレイエミアを祭る神殿である。


女神フレイエミア教信者にとっては 信仰の中心地であり、巡礼すべき聖地、心の支えとなる聖地であった。 

今日も この女神神殿に多くの信者が集まり、賑やかで活気に満ちていた。


そして・・・これらの信者たちが落とすお金により この南海島・聖女帝国の経済がまわるのである!!


そうです!! この女神神殿は聖女帝国にとって・・

有力な観光資源であり・・ 信者から なにかと金品を吸い上げる商魂たくましい施設であった・・・(本音)


「違うよ 違うよ!  ちゃんとした真っ当な神殿です! 信じてください!!」

ちょっと焦って言いわけするサラであったが・・・やっぱしサラにとっては金づるにしか見えていないだろう!!


聖女ミレイユは・・・とりあえず真面目なので 聖女がとり行うような・・それっぽい!?儀式を ときおり・・神殿で演じています!!(あくまで演技であるw)

信者たちは・・ときたま現れる聖女ミレイユを目撃すると、たいへん幸運になれるというジンクス(都市伝説)が生まれていた。



ジンクス証言① A氏

「私はいつも不幸でやることなすこと失敗つづき・・・そんなおり 女神神殿で空中浮遊している聖女様を 私は目撃したのです!!

それも・・ たまたま何気に見上げてしまったため スカートの中身を運よく!?覗けてしまったのです!!

こんなラッキースケベは 神をも恐れぬ所業だったのでしょうか!?

・・・天罰の代名詞である、金属製のタライが落ちてきてしまい私の頭に直撃! 失神してしまったのです。

やはり、私は何をしてもダメなのです!? 神に見放されたのでしょうか!?  いえ! 違いました。

失神した私を聖女様が なんと、じかに治療魔法をかけてくださったではないですか! 

たいへん嬉しく感動しました。 またタライで失神して聖女様に治療されたいです!!」 



ジンクス証言➁ B氏

「私は女性に振られまくって彼女ができません!! 彼女いない歴100年

そんなおり 女神神殿で空中浮遊している聖女様を 私は目撃したのです!!

それも・・ たまたま何気に見上げてしまったため スカートの中身を運よく!?覗けてしまったのです!!

こんなラッキースケベは 神をも恐れぬ所業だったのでしょうか!?

・・・天罰の代名詞である、金属製のタライが落ちてきてしまい私の頭に直撃! 失神してしまったのです。

その後、目を覚ますと・・そこは見たことがない世界・・・つまり、そこは異世界でした。

私は異世界転生してしまったのです!! 大変です!! どうしましょうか!?

しかし、私はなぜか主人公補正がかかった上に ものすごくモテモテとなり・・・重婚しまくって幸せにくらしました」



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ちなみに 聖女ミレイユの衣装は十二単でありスカートをはいておらず袴である。

下から覗いても意味がない!! 

何かを見てしまったと言う者は よこしまな心によって妄想を見たということであろうか!?

ミレイユ自身も下から覗かれてもいいように スカートをはかないようにしていたのである!!!


不本意ながら、このようなジンクス(都市伝説)が出来上がってしまったため、

ミレイユが空中浮遊する際、その真下ではメアたちによってバリケードをつくり、

一般信者が近づけないような配慮がなされた。



しかし!? ところで!? どうして!? このようなジンクス、都市伝説が生まれたのか!?

それは ほんの少し前に発生したとある出来事のためであった。

略して << 女神のタライ事件 >> である!!



--------------------




新聖暦 974年水月・前の2日


女神フレイエミア神殿にて待望の女神像が完成した。

某異世界の某奈良のように座禅を組んでいる全長10mの女神像!!

大量の銅をふんだんに使っているため、明るくひかり輝き 見る者を魅了してしまう女神像にミレイユもサラも感嘆した!


「すごい! サラちゃん すごいよ!! 光り輝いている!!」

「こんな素晴らしい女神像ができたので 僕も驚いちゃった!!

これで・・・ 最終仕上げの儀式が楽しみです!! 

おねーさま!! 最終儀式の主役はおねーさまですよ!! がんばって~」


「え!?」


・・・ということで この女神像の最終仕上げでもある大仏開眼じゃなくて 女神フレイエミア開眼の儀式が 取り行われようとしていた。


女神フレイエミア開眼とは全長10mの巨大な女神銅像の目に 筆で黒目を描きこみ、女神像に魂を入れる儀式なのである。

そして・・・多くの信者にとっては、この儀式に参加し、開眼の様子をひと目でも見たいと思うものであった。


そういうわけで・・・現在、南海島に多くの信者が訪問し活気にあふれている。

特にヴィジャナル王国から来訪した信者は かなりの数がいるようで、あげくに・・・かなり濃い信者たちである。

ちょっと狂信者ぽい!?・・・・怖い人達であった。


それに引き換え・・・セルーカ王国からきた信者は少数であり・・・・どちらかというと観光客!? 南海島にあるリゾート施設が目的と思われた。


サラにとっては 南海島にお金を落としてくれるのなら どちらでもよかったのである!!




女神フレイエミア神殿内に安置されている全長10mの巨大女神像!!

その女神像の前で とりあえず、自称聖女!? いえいえ!? もはや自称ではないのです!!

聖女帝国が正式に公認した聖女である・・・・自作自演とも言えなくもないが!!


とりあえず、その聖女ミレイユは 目を見張るような豪華な十二単を着こみ、

片手に巨大な筆を持って空中浮遊魔法を発動して浮遊していた。


全長10mもあるので 空中浮遊しないと、開眼できないのです!!

この儀式は浮遊魔法を自由に扱えるミレイユだからこそできる儀式であった。



そして・・ミレイユの真下で様子を見るサラ。

サラも同じく十二単を着用して 聖女補佐という身分で参加していた。

そのほかに メアたちも巫女服を着用して 女神像付近にずらりと並んでいる。


黒髪を風でたなびかせ 十二単を着こんだ聖女ミレイユは 空中浮遊をしながら あたかも天使のように 女神像の周りをゆっくりと旋回する。



その浮遊する聖女を見て信者たちはざわつき始めた。


「聖女様だ!!」

「聖女様が お浮きになられている!!」

「お~なんと まるで天使様のように見える!! 」

「おとぎ話から飛び出してきたような光景・・・」

「あ!! スカートの中が・・・まるみえ・・・」


女神像の前で浮遊するミレイユに対して 一部に違う意味も含まれるが・・・とりあえず 信者たちは驚嘆の声を上げていた!

この信者の中には おしのびで来訪しているラファーエル王子、ホールン伯もおり ともに聖女の姿を見て驚いていた。



ちなみに ミレイユが着用している十二単にはスカートではなく袴をはいているので・・・・下から見えません!!

見えていると発言している者は・・・なにかの妄想か!?  それとも願望でも見たのでしょうかww



信者たちが見守る中、浮遊しているミレイユは片手にもっている筆を強く握りしめ

いよいよ女神の目に黒目を入れようとしていた。


この儀式は・・・女神像の目に 筆で目を描きこむことにより

この女神像に魂が宿るという意味があった。

今! 厳かな雰囲気の中、ミレイユは黒目をいれるべく片手を動かす!!


その時、神殿内部に強い風が吹き ミレイユの十二単が大きく風にたなびく!!

そして、たまたまなのだろうか!? 神殿の窓から太陽の光が差し込み、ミレイユが描いた女神の目に日差しが差し込んだ。

それも・・・差し込んだだけではなく 黒目がきらりと輝く! ついでに、気のせいなのか・・女神像の唇に微笑がもれた気もした。


「え!? え!?」

目の前で起きた現象にちょっと困惑するミレイユ。 

えっと!? サラちゃんは こんな光の演出を仕込ませていたのかな!? 

自前に聞かされていないから 驚いちゃったじゃないの!!


もちろん 驚いたのはミレイユだけではなかった。


この神の奇跡!? または超常現象!?に この場にいた信者たちは一斉に歓声をあげた!

「女神像に女神が宿った! 間違いない!! 女神様の降臨だ!」

神殿内部は騒然となり、収拾がつかない状態になってしまっている!!

中には・・・涙を流し、なにやら祈りを捧げだす者も・・・・



この騒然とした状態をどのようにして納めるべきか!?

ミレイユは戸惑い困惑する。 

・・・・ここは雰囲気的に何かを言わないとだめよね!!

「えっと・・・め・・・めがみさまが・・・女神像にやど・・・りまして・・・」

しどろもどろとなり なにやら演説する聖女ミレイユだが・・・騒然となってる神殿でミレイユの声は信者に届いていない!!




女神像の足元で ミレイユを見守るサラも・・同じくこの奇跡!? 自然現象に驚いていた。

「おや! 運がいいことに いい演出になってるじゃないの! いいね! いいね!

女神の神秘性が増したじゃないの!!  信者獲得の説話の一つになりそうね!!」

サラは嬉しくなって、浮遊するミレイユの真下に走り込み ミレイユを呼ぼうとして真上を見ると・・

「おねーさま!! ちょっと・・・  え! え! うそ!」


バシャ~~~ン

実に景気のよさそうな 音が鳴り響くと同時に

猫耳の付いたサラの頭に とんでもない衝撃が走った!!

「いた~~~い」



不思議なことに、サラがミレイユを下から覗いたとたん、空中に金属製のタライが突然あらわれ・・・サラの頭に命中したのである。

そして・・・おもっきりひっくり返りあおむけに倒れるサラ!


その時! サラは見た。


サラの目線の先にある女神像・・・・その女神様の顔が・・・銅像で動くはずもないのに怖い顔となってサラを睨んでいた!!

「ひゃ~~」

思わず叫ぶ!!


「え!?  嘘!?  目の錯覚よね」

そして・・・・サラだけに聞こえる幻聴が聞こえてきたのである。


「「 妾はフレイエミアじゃ  よこしまな気持ちで妾の銅像をつくったそなたに天罰を与える 」」


「・・・・・」

え!?  サラは耳を疑った!?

本物!?   神って本当にいるの!? 幻聴だよね!?



バシャ―ン バシャ―ン バシャ―ン バシャ―ン

別方向から・・タライの音が連続して鳴った。 


どうやら信者が集まっている付近からの音である。

そちらの方向にサラの目を向けると・・・

何人かの信者たちの頭にタライが命中している様子が見えた。


いきなりのタライ攻撃で茫然としている信者たち!!

なにか心当たりがあるのか、謝罪を叫ぶ信者もいた。


どうやら このタライ攻撃は なにかの天罰だと理解したようだ!

女神の降臨と天罰!! 一連の奇跡を目のあたりにした信者たちはひれ伏し 

女神像に対して気を狂わんばかりの勢いとなり祈りをささげるのであった。



これが・・・後世の歴史家が賛否両論のけんけんがくがくの議論となる<<女神のタライ事件!!>>である。

本当にこのような歴史的事件がおきたのか!?

なにかの幻だったのか!?   

集団ヒステリーではないのか!?


数々の説はあれど・・・

少なくとも この事件話は未来永劫にわたり語りつがれる奇跡の説話となったのである!!


そして・・・この<<女神のタライ事件!!>>で語られる解釈の一つに・・・

聖女ミレイユを下から覗いてしまった不埒な輩に 天罰としてタライが落ちてきたというのである。


たとえ・・見たとしても・・・スカートではなく袴をはいているので、何も見ることができないはずだが・・・

・・・・・彼らは妄想をつのらせ 何かを見た気でもなったのだろうか!?

そんな妄想をした者が・・・天罰!!

それも・・・かなりの人数が天罰をうけたというのであった。

全体の1/3ぐらい・・・・・だから男というものは・・・ww


前世はともかく ・・・・現在は間違いなく女性であるはずのサラもタライの天罰を受けたのであった。

サラの場合は 女神を金儲けの道具にしたことが原因だとおもわれる!!


「まさか・・・・本当に天罰!? 神なんているはずが・・・・ないよね 」

サラは怖くなりメアたちを呼んで周囲の護衛を命じた。  とくに頭上を警戒させたのであった。



浮遊しているミレイユも 後ろを振り向き驚いていた。

ミレイユは見たのである!!

なにもない空中から タライが突然に出現して落下したのを・・・

「サラちゃんの仕業!?  なんの意味があるの!?」

ミレイユはサラがやった演出だと思い込んでいたのであった。




おしのびで訪れていたラファーエル王子は このような・・・神の奇跡を目撃し あまりの感激のため立ちつくしていた。

ちなみに・・・隣にいたホールン伯は不幸なことに 落下してきたタライが頭に命中し、

ショックのためか こちらも放心状態となって立ち尽くしていた。

たぶんエロいホールン伯は、何かを覗いてしまい天罰をうけたに違いない!!

そんなホールン伯とは違い・・・真面目なラファーエル王子に タライは落下してこなかったのである。



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ミレイユが女神像に黒目をいれた瞬間、ミレイユの膨大な魔力が黒目に注がれ、

ある種の魔法作用が女神像内で発生しミレイユの魂がコピーされ女神像に移植された。

そして・・・コピーされた魂が よこしまな心を持つ者に対して敏感に反応し

なんらかの魔法でタライを召喚して攻撃した!?


というのがサラの提唱した 女神降臨理論である。

実際はどうだったのかも不明であり 本当に女神は存在し降臨したのかもしれないし・・違うかもしれない! 


その後 サラは女神像を入念に調査したが 女神像に魂がはいっている形跡はみられなかった。

一過性の現象だったのか!?

「それとも、おねーさまの深層心理がタライ攻撃を・・・・って僕は 深層心理的には嫌われている!? えっ!!」

ちょっとショックを受けるサラであった!!


とにかく・・・落下してきたタライは実物として存在しており・・・妄想ではなく現実に発生した事象であった。

「無から有が発生している!? 質量保存の法則は・・・ ってか! この異世界に この法則はあてはまらないよね!!」

考えてもしかたがないし・・・とりあえず、サラは このタライを聖遺物という扱いにしたのである。


そうです!!! ここから タライ伝説がはじまった。

頭に直撃を受けた男たちは 頭上から降ってきた・・そのタライを握りしめ、そのタライを神からの授かりものとして大事に保管し家宝としたのである。

このタライを持っていると 頭上から幸運が降ってくるにちがいない!!

聖なる遺物!

聖なるタライ!!


それからというもの・・・聖女ミレイユのスカートを覗くとタライが降ってきて幸運になるという伝説が誕生したのであった!!


ちなみに ホールン伯の頭上から降ってきたタライは 大事に梱包され聖遺物としてヴィジャナル王国に持ち帰ったようである。

ラファーエル王子の頭上にはタライが落ちてこなかったため、ちょっとホールン伯を羨ましく思うのであった!!





その後 ちょっとだけサラは反省し 女神神殿でアコギな商売をすることをやめたのである。

しかし、やめたといっても完全にはやめていない!!

神殿で販売する御札やお守り(もちろんタライの形を模している)の値段を安くしただけで・・・・まったく商売をしないわけではなかったのである。


「だって~ ちょっと怖かったけど・・・ 本当の女神とは限らないんじゃないの!? 天罰ではなく自然現象だったかもしれないし・・

だけど ちょっとは反省しますので ちょっとだけ商魂を控えさせてもらいます!」

サラの反省しない一言である!!


「あの天罰タライは サラちゃんの演出だと思ったけど・・・・・本当に女神の奇跡!?それとも・・・!?」

ミレイユは神殿に安置している女神フレイエミア像を眺めるが・・・魂が入り込んでいるように見えないし、ただの銅像にしか見えなかった。



・・・・・・聖女と名乗ってはいるが・・・ミレイユは根本的に神を信じてなかったのである!

ある意味・・・とんでもない聖女であった!





--------------------  To Be Continued ヾ(^Д^ヾ) オカルト現象は魔法の異世界でも発生する!!





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