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傍若無人なる至高の聖女  作者: 抹茶な紅茶
聖女帝国・伝説の黎明期
67/93

次回予告!? その続き


ここは紅茶海。

少し前、聖女・セルーカ同盟軍とヴィジャナル王国軍が この海上上空にて飛空決戦がおこなわれた。


そして・・・現在、この海上には 撃墜され無人となった飛空艦が多数、海の波間に漂っている。

横転している船、大穴を開けている船、真っ二つになっている船、そして無傷の船。


これはちょっとした船の墓場!? 魔の海域!? 

今は・・晴れ上がり太陽の日差しで照らされているので、何でもないが・・・

夜だったり、曇ってたりすると・・・結構、不気味なことになるだろう。


その墓場に白い帆を張った多数の船が集結していた。

墓場荒らし!?のアフ・ラ―ナ騎士国の船団である。


これらの帆船に搭載されていたカッター船(小型ボート)が多数降ろされ、

波間に漂う元飛空艦に 調査員を直接乗り込ませようという予定となっている。


目的は飛空艦の内部構造、および飛空機関の原理などの調査

・・・・・簡単に修理できるのなら、飛空させてお持ち帰りをしたい!! テイクアウトをしたい!!



そんな調査員の隊長として指揮を取っている暑苦しい男がいた。

白髪と白髭をしたドワーフのような体系の男(太っているということです!!)で、名前はオリエウル。


本人の自己申告によれば20歳と言っているが・・・おそらく・・半世紀ぐらいはサバを読んでいる!! 

ちなみに、種族はドワーフてはなく人族である。


そんないい加減な人間なのだが・・このアフ・ラ―ナ騎士国国内では、ちょっとばかり有名な技術者なのである。

とは言っても 彼は飛空艦技術者ではなく・・専門は刀剣製造。

飛空艦関係の知識はないといってもいいのだが・・ それに近い知識・・又は趣味を彼は持っていた。


オリエウルはときおり・・・近所の子供たちを喜ばせるために 広場や公園で熱気球と呼ばれる模型をつくり空中に浮遊させたりしていた。

そのほかに 何やらプロペラと呼ばれるものを回転させ 模型を空中に浮かべさせたりもしている。

国都アフ・ラーナの町ではちょっとした話題の人物であった。


そうです!! 彼は飛空機関 又は飛空技術を使わず、 まったく別の方法で物を浮かばせる知識、技術を持っており

その技を買われ 調査隊の隊長に選ばれたのであった。



彼を隊長に任命したアフ・ラ―ナ騎士団団長のリュミィルも そのことは理解していた!!

アフ・ラ―ナ騎士国には飛空分野の技術者がいないのだ!!  

・・・というか、飛空技術はどの国にとっても 国家機密に属するため、技術者を海外に流出させるなどありえないのである。

アフ・ラ―ナ騎士国の取りうる方法は、とりあえず・・なんらかの技術を持つ者を派遣して 

知恵と持てる力でなんとかしてもらおうという・・出たとこ勝負しかなかったのである。


そんな技術者たちのなかでも・・・オリエウルの模型技術!?にわずかな希望を見いだすのであった。

飛空艦技術とは完全に別物なのだが・・・



「俺・・・魔法は使えないし・・・飛空石のこともまったく知らない!! どうしろっていうんだ!!」

・・・と、ドワーフ姿のオリエウルは愚痴ったが・・仕方がない!!

出来ることをできるだけやるしかない。


オリエウルは遠眼鏡を持ち 帆船の帆先に立って波間を漂う元飛空艦を観察していると・・・

・・・同じく技術者として集められたテナウという名の人物に声をかけられた。


「オリエウル殿。愚痴らなくてもよさそうですぞ! ほら!!見てください。 わりと無傷の艦が多そうです

我らでも修理が出来そうな予感がします」


「ふむ!! いやいや、ここでへたに希望をもつと あとで落胆したときのショックが辛い!!」


「それは たしかにですなぁ。  わかりますよ!!

だが!! それにしても・・・飛空艦同士の激しい戦いと聞いてたのですが・・見た感じ・・損傷のない船が多いですなぁ 」


「それは俺も、おかしいと思ったが・・・ま~考えても仕方がない!! とりあえず飛空艦に乗り込み やれることをしないとなぁ」


「ふむ! さっそく仕事にとりかかることにしますか!!」



調査員の隊長であるオリエウルの号令の下、波間に漂う飛空艦調査が始まるのであった。

数日の間、紆余曲折と様々な調査が行われた。

上手くいくようで上手くいかない。


ときおり とんでもないトラブルが発生した!!

波間に顔を出す女性・・・・それもメイド姿をしており、怖い目でこちらを睨んでいる。

多くの調査員も目撃して ちょっとした騒動になったりもした。


「出た! 戦場にでる噂のあれが出た!! あ~~」

数人の調査員が恐怖のあまり 泣きながら客室で立てこもる事件もあった。

オリエウルも たしかにメイド女性の姿を目撃し、身の毛をよだつ体験もしたが 隊長という役職から なんとか耐え抜いた。

「心が弱いから そんなものを見るのだ!!」と一喝したものの そんなことをいった本人もメイドを見ていたのだが・・・ 



このメイドとは やっぱしあの・・・メイドのメアである。

紅茶海飛空決戦の最中に あの!ナバ―ラル伯によって海に叩き落とされたメアの一人。

海水によってすぐに機能停止するはずだったのだが・・・

なにかの原因で機能を停止せずに、この海域にさまよい続け・・・ある種の怪奇伝説を作り上げた。 

・・・・ちなみに このメアは、海流に乗り数か月をかけて 無事に南海島へと戻ってきました!! おつかれさまです!!



----------------------------------------------------------------------------

そんなこともあったが・・・・


ついに・・・波間に漂う飛空艦の中から 簡単な修理だけで飛空可能な船を見つけることができた。

故障と言っても 飛空機関部が海水に浸かり動作しなかったのが原因であったので

とりあえず真水をかけて清掃し、きれいに塩水をふき取ると、再び動作を始めたのであった。



オリエウルたち技術者の出番がほとんどないほど 簡単に修理が出来たのである。

「楽でいいんだが・・・俺たち技術者が ここに来る必要があったのか!?」


その後、同じように真水の清掃だけで 飛空可能な飛空艦を何隻か発見することが出来た。

予想以上に お持ちかえりできる船があったので じつに喜ばしい!!

いよいよ、テイクアウトで帰還である。


こうして・・・ヴィジャナル王国所属からアフ・ラ―ナ騎士国所属へと変わった飛空艦が、

青空を背景に大空へと かっこよく飛び立たなかったww


一応・・・・高度は わずか1mほど浮上しているので 飛んでることには間違いない。

なぜ1mしか浮上しなかったかというと・・・飛空艦の操縦法を完全に理解してないためである。

へたに高高度で浮上したあげくに 何かの原因で落下・・おしゃかになる!!!

危険な高度に浮上することは避け 高度1mほどで浮かぶことにしたのであった。


飛空艦というよりは水中翼船の状態か!?





アフ・ラ―ナ騎士国では急遽、飛空艦発着場の建設が急がれていた。

紅茶海の戦いで放棄され漂っていた船を 5隻ほどお持ちかえりをしたのはいいのだが

それら飛空艦の駐機する場所・・・それから より細かい修理、整備などもしないといけない!!


それに・・飛空艦内部構造を徹底的に調査をする必要もある。


うまく内部構造を把握できれば・・・飛空艦を複製できるかもしれない!!


だが・・・・そんなにうまくはいかなかった!!

飛空技術はたいへん高度であり、分野の違う技術者を集めたとしても 複製どころか、修理、整備もままならない!!

こんなことでは、あのヴィジャナル王国飛空艦隊を撃破した聖女・セルーカ同盟軍の相手なんて無理である。


王宮館の執務室で側近のシモールから飛空艦に関して 頭の痛い報告を聞くリュミィル。


「・・・・我が騎士国では飛空艦の建造は かなり難しそうね」


「飛空艦技術はどの国でも国家機密!! 飛空艦技術者の募集をしても期待ができないでしょう」


「ってことは・・・・地道に飛空艦の開発をするしかないのね!!」


「とりあえずオリエウル殿を筆頭になってもらい かんばってもらうしかないです!!」


「開発には時間がかかるだろうなぁ・・・  どこか道端に飛空艦技術者が落ちてないかね!!」




みごとにリュミィルは ある種のフラグを立てたのである!!

そして、フラグの祈りが天に届いた!!


アフ・ラ―ナ騎士国・国都アフ・ラーナに救世主があらわれたのだ!!

それは・・・サラである!!

ちなみに ミレイユも来ている!




この二人は なぜにアフ・ラーナに来ているかと言えば・・・  所謂、観光旅行である!!

聖女・セルーカ同盟はヴィジャナル王国との講和により平和が到来!!


完全に気が緩んだ二人は なにやらセルーカの隣国でいきなり独立したという謎の国・アフ・ラ―ナ騎士国に

諜報活動ではなく・・・・観光旅行という名目で赴いたのであった。


ちなみに この国都アフ・ラーナまで ミレイユたちは馬車に乗って来たのであった。

この馬車は・・・外観は一般的馬車に見えるが、実は水陸両用車レオティーガーの武装を外し、一般の馬車に見せかけていたのである。

他国に行く以上、あまり目立つ乗り物に乗ると イザコザに巻き込まれかねないので擬装する必要があったのである。

馬車に引かせる馬は サラ特製の本物の馬のような姿をしているゴーレム馬!! ちょっとかっこいい面構えの馬である。

ちなみに馬車にはアルコールエンジンを搭載しているため、馬の力は必要ないのだが、

外観的には 馬が馬車をひいているように見せかけている。


この馬車もどきにミレイユとサラ そして護衛のメアたちを乗せ・・・どこかの御令嬢一行ということにして・・・旅に出たのであった。



旅の途中で 女性しか乗っていない馬車と勘違いされてしまい!?・・・山賊に襲われるという事件が発生したが、

別になんの問題もなくメアたちが 山賊を粉砕、撃退した。

大怪我で瀕死になっている山賊に ちょっとかわいそうだと思ったミレイユはヒールのサービスをした後、

「くいあらためよ!」

・・・・とちょっと聖女ポイ声をかけたりもした!!

ミレイユはノリノリで満足してるらしい。 



その後・・サラは治療代金と称して 山賊から金品を奪って身ぐるみをはがしましたとさ・・・





こんな~トラブルはあったが無事に国都アフ・ラーナに到着したミレイユ一行。

ミレイユの目的は純粋な観光旅行だが、サラの目的は違っていた。


アフ・ラ―ナ騎士国では魔食石と呼ばれる鉱物を積極的に採掘し収集しているという報告を聞いていたので

興味もあり、ついでに調査・・・ならびに魔食石の入手である。

分かりやすく言えば・・魔食石を、サンプルとして買いに来たのである。


その鉱石の性質については 書籍類で情報を得ている!! のだが・・・実際に入手して色々と試したい。

サラの予想では、以前に爆発させてしまった魔導高圧缶の製造に魔食石の精製素材を注入することにより、耐久性を向上できるのではないかと考えている。

うまくいけば・・・夢の宇宙船作りも可能になるかもしれない!!



そんな思考するサラを横目に 買い物をしまくるミレイユだった。

ちなみに護衛としてメイド姿のメアたちが ぞろぞろとついてきています。

あっちの店、こっちの店と寄りまくるミレイユ。

女の買い物とは こうあるべきだという象徴的存在!!



しかし一方、サラは・・・あっちの店、こっちの店と 魔食石を売っていそうな店を探したが、見つからない!!

店主からの情報によると・・・・・魔食石を一般人に販売することを禁止しているらしいのである。


このアフ・ラ―ナ騎士国の主力部隊である召喚バシリスク部隊!!

このバシリスクに十分な餌(魔食石)をあたえ確保するために 国中での魔食石販売を禁止したのである。

魔食石は全て・・・国で管理する!!


これは困った!! わずかでもいいからサンプルとして手に入れたい!!

サラは 目的としていた魔食石を買うことができず意気消沈となっていた。


それに引き換え・・・ミレイユはアクセサリーやら食材やらを買いまくって満足の様子だった。

国都アフ・ラーナは小さい町とはいえ、商人たちが行き交う交易の町だけあって、

東西の国々の珍しい物産がそろっておりミレイユは満喫状態であった。


大量に買った物産をメアたちに持たせ悠々と国都アフ・ラーナの中央通りを歩くサラ、そしてミレイユの前に

数人の騎士を引き連れ 国都を見回るアフ・ラーナ騎士団長リュミィルとすれ違う。


ミレイユとリュミィルは互いに二人の目線が交差する。

二人ともなにか なつかしさを感じる人物だと思ったが あまり深くは考えなかった。


かつてミルヤと呼ばれたリュミィルはまだまだ若さを保ちつづけ赤い髪が印象的だが、

メイド時代の時のように眼鏡をかけていなかったので印象が がらりと変わってしまっている。

ミレイユは あの頃から8年もたってしまい 子供から成人になってしまっているので こちらもがらりと印象が変わってしまっていた。


二人はそのまま 何かを感じてはいたものの 無言のまますれ違う。

8年ぶりの一瞬の出会い・・・・しかし、両者は互いに認識しなかった。



その後、ミレイユたちは市民たちの憩いの場所となっていた中央広場の公園に向かった。

そこには なにやら空中で浮かぶ巨大な模型!! そして、そこへ群がる多くの子供たちの姿があったのである。


サラは思わず言葉を出してしまった。

「ヒンデンブルク号か!?」


その言葉に反応したのは子供たちのために模型の気球を浮かばせていたオリエウルだった。

そうです! その模型は西暦で1930年代ごろドイツで活躍していた飛行船そっくりの模型であった。



そして・・サラとオリエウルは互いに二人の目線が交差する。


二人の眼光は鋭い!!

何かを感じたのか!?・・子供たちは怯える!!

今にも乱闘が始まるのではないかという雰囲気になった!!




「ヒンデンブルグ号といえばドイツ・・・」

オリエウルは一言いった。


すると、サラは発言する。

「フォン・ツェッペリン伯爵」



「さしすせそ」と唱えると

「砂糖、塩、酢、醤油、味噌」と答える。



「鎌倉幕府、室町幕府」と唱えると

「江戸幕府、淡路幕府!?」と答える。


二人は見つめ合う。

何かを悟ったようだ!!

そして・・・両者は握手し言葉がハモる!

「前世記憶もちですね!! それも地球の!!」


見た目はどうみても 孫とジィさん との関係としか思えないが、

白い髪と白髭の自称20歳の老人!?と猫耳少女は互いに意気投合した。



サラと白髪老人は はしゃぎながら楽し気に話をしているので・・・これは長びきそうだとミレイユは予想!


仕方がないので・・・

ミレイユは広場のベンチで腰を掛け 近くの売店で買ったタコ焼きという不思議なものを食べながら待つことにした。

「あら! これ、おいしいね」

気をよくしたミレイユは 他にもおいしそうな食べ物があるのではないかと考え 

メアに命じて 付近の屋台から珍しい食べ物を買いあさることとなった。


良く分からないタレのついたイカ焼き

なんかよくわからないグレープ

なにか不思議なりんご飴・・・・・



ミレイユが盛大に試食会を開いている間、

サラと話し込んでいた老人は なにやら大喜びしだした後、広場から駆け走っていった。

そして しばらくすると、大きな風呂敷をかかえて戻って着た。

サラは老人に魔導端末を渡しているようだ。

すると老人は大きな風呂敷をサラに手渡した。

なにか物々交換してるようだ・・・



両者は互いに握手し・・・・抱きしめ合った。

まさか・・・サラちゃんは・・・あのようなジィさんが お好みなの!?

じゃないよね!! なにかいかがわしい闇の組織の取引現場を見てしまった気もする!!


その後 名残惜しそうに両者は 手を振り白髪老人は去って行った。



サラはミレイユの側に駆け寄り 大風呂敷の中に入っている大量の魔食石を見せた。

「やったね!!  やっと手に入ったよ!!」


これは・・・このアフ・ラ―ナ騎士国で販売禁止にされているものじゃないの!!

大丈夫なの!?  ここは、よその国!!  見つかったら・・国際問題になるよ!!

というか!? こんな危険な物を どうやって手に入れた!?

いや!! サラちゃんは何かと交換してたわね!!


「サラちゃん!! この・・・ご禁制の品を・・・何と交換したの!?」

「飛空技術の設計書がはいった魔導端末よ!!」


「それは・・・私たち聖女帝国のご禁制の・・・国家機密じゃない!! すごくまずいよね!?」

「うん・・・互いに国家機密を物々交換したから・・・!? たぶん WIN-WINの関係のはず」


「いやいや! 私たちの飛空技術が外国に流失されて兵器にでもされたら・・・脅威になっちゃうよ」

「大丈夫だよ! 基礎の飛空技術しか渡してないから やっと飛べる程度のレベル」


「それならいいんだけど!!」

「大丈夫! 大丈夫!」

サラの大丈夫は大丈夫ではないフラグであった!!



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前世でよく使っていた懐かしの端末がここに!!

オリエウルは感動していた。

まさか・・この異世界で前世で使っていたのと同じような端末に触れることができるとは!!!


オリエウルは震える感動を抑えつつ、端末に収録されている設計図をもとに飛空機関の制作をはじめるのであった。

「おっおお~ この端末もすごいが・・・この飛空機関設計図は・・・前世世界を彷彿とさせるものじゃないか!!」




たしかに この設計図はサラにとっては基本技術だったのだが・・・

・・・・この世界にとっては 飛空機関の常識を根底から覆す技術だったのである。


そこには 飛空石の持つ浮遊力を引き出す方法が書かれていたことはもちろん、

その飛空石が持つエネルギーを引っ張り出す方法も書かれていた。


そして・・そのエネルギーを転用して兵器にも使用できるのである。


このオリエウルはサラと同じように 物作りのオタクであった。

物づくりのためなら法律をも破る筋金入りのオタク!!


ご禁制の品を横流ししてまで手に入れた飛空技術!!

オリエウルは試行錯誤しながらも、試作品をいくつも作り上げ、改良を重ねていった。

そして・・・ついに飛空石からエネルギーを取りだし それを強力な魔導兵器にすることに成功したのである。

 



数か月後・・・

アフ・ラ―ナ騎士国において初の国産飛空艦が誕生したのであった。

紅茶海で拾ってきた飛空艦の構造を参考にして内部設備を設計、

そして・・・サラによってもたらされた飛空技術を利用し 飛空艦にとって なによりも重要な飛空機関の製造に成功した。

もちろん 飛空石から取り出したエネルギーを転用した魔導兵器も搭載している。

この国産飛空艦は ヴィジャナル王国飛空艦を上回る高性能な船であろう!!!


このことにより・・・オリエウルはアフ・ラ―ナ騎士国きっての飛空艦技術者として名声を得たのであった。


騎士団長リュミィルは この偉業を成し遂げたオリエウルを称賛し勲章を与え、

そして・・・さっそくにも飛空艦隊建造計画を打ち立てるのである。

敵はセルーカ王国並びに聖女帝国!!

特に!! セシリアンナお嬢様を奴隷のように扱いをするというセルーカ王国将軍・鬼姉のユリティーナを打倒する!!






サラはいずれ敵になる相手に知ってか知らずか、塩を送った!! というか大量の現金を送ったようなものであった。

それに引きかえ オリエウルから贈られた魔食石の性能を調べると いまいちであり・・・・・・サラは落胆したのだった!!


・・・・のだが!! 違った!


落胆したサラから いらない物扱いとなった魔食石を ミレイユはなにげなく拾い上げた。

魔食石の性能はともかく見た目が美しく まるで宝石のようにキラキラと輝く。


「こんな美しい石なら加工して 指環にできるのじゃないの!?」

ミレイユは魔食石を太陽の光にかざしてみたところ・・・・違和感を感じた!!

・・・・なにか魔力を感じたのだ!!


「おねーさま!?  どうしたの!?」

サラの疑問にミレイユは答える。

「あら! この魔食石から魔力が溢れ出しているよ」


この時、発見したのである!!

この魔食石は 太陽の光を受けると魔力エネルギーに変換することを!!

言わば・・・異世界の太陽発電!!


ミレイユほどの魔導師だからこそ わずかな魔力放出を見つけることが出来たのである。 


サラはこの発見に目が光る!!

この魔食石は手のひらサイズのため 魔力の出力が小さいが・・

それなりの大きさであれば・・・かなりの魔力エネルギーを生産できる。


いやいや、ダイヤモンドのようにブリリアントカットに魔食石を加工すれば 

太陽光を効率的に集め・・・出力が上がるかもしれない


「おねーさま!! 大発見です!! 魔食石をつかえば、宇宙にいくのも夢じゃない!! 」


大喜びのサラであった!!





--------------------  To Be Continued ヾ(^Д^ヾ) 敵に塩を送るサラちゃんでした!!





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