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傍若無人なる至高の聖女  作者: 抹茶な紅茶
聖女帝国・伝説の黎明期
54/93

成層圏でお風呂タイム 


サラの計画によると・・・

現在南海島に設置していた要塞は・・・・破壊する!!!

その場しのぎのために作ったので、とりあえずなかったことにするため破壊しますww

そして 一旦、更地にしたうえで新たなる南海島改造計画をおこなうのです。


いままで、南海島を要塞化するために汗水!?たらしてくれたメアとキシたちの努力に感謝!

そして、なかったことにするの一言で破壊される要塞!!

メアやキシたちがAIでなかったら きっとサラは恨まれるでしょう。


でも・・・おや!?近頃のサラは様子がおかしい!!!

よく真夜中にサラが金縛りにあって苦しんでいる!!  彼らの呪いでしょうか!?


「うっううう」

ちょっと顔が真っ青になるサラ!!




と・・とりあえず、サラは改めて南海島改造計画を立案することになった。


女神フレイエミア神社(神殿)を南海島に設置することにより、この島を聖地化する壮大な計画である。  

まずは、海岸線に巨大な鳥居を設置し、島の中央に白亜の巨大神殿を建立する。

神殿といっても 見た目は大仏殿のような和風の建物にする予定。

サラの趣味であることは言うまでもない!!


そして その神殿の内部に女神フレイエミアの銅像を設置。

真夜中でも 白亜の神殿が輝いてみえるように強力なサーチライトで照らしつづけるのである。


・・・・どこかの映画のオープニング映像のような感じである。


しかし・・・それだけではない!!

現在、ブルジュに着陸中の飛空円盤を南海島上空へと移動させ、増築改造工事をおこなう。

最終的には、飛空円盤を半径2kmにおよぶ 巨大な天空の町へと生まれ変わる(リニューアル)予定。

そして、白亜の神殿とその上空に浮かぶ天空の町とを結ぶ、軌道エレベーターのようなものを設置し 

天空の町と陸を結ぶ交通手段として活躍させる。




建設資材は、南海島のダンジョンから採掘!!

ついでに、島の周囲を埋め立て、女神フレイエミアの参拝者むけのいかがわしい店を・・


「それはやめて!!!」

ミレイユの心からの叫び!!!

ここで止めないと サラなら本気で いかがわしい風俗店街を作りかねない!!


「サラちゃん! とにかく神殿をつくるのなら、もっと神聖なとこにしましょう!!!

そんなに 風俗店をつくりたいなら ブルジュに作っちゃいなさいよ!!」



そんなミレイユの暴言を聞いて、思わず反論するエルノスティ国王!

「おいおい、そんなもの俺の国に押し付けるなよ!!」


「僕は別につくりたいわけじゃないし~   ほんとだよ!!」

なぜか 周りの人間に白い目で見られるサラであった。



サラの強く望んだ!?風俗店街計画は 周囲の猛反対のため没となってしまいました。

R18阻止に成功して安堵するミレイユの姿がそこにあった!!!


しかたがないので、島の周囲を埋め立て、温泉街やら遊戯施設、遊園地をつくり、

子供向けパークにしました。

とくに子供向けパークは、観覧車やらメリーゴーランドなどなど・・・

この世界にはなかった施設を多くつくる予定である。

これが東大陸にて 噂で広まっている口には言えないとんでもないサービスだということにした。





---------------------------------------------------------------


サラの天空の町建設計画は、またたくまに進んでいく。


元海賊で聖女ミレイユに忠誠を誓った人たちは、

いまや建設作業員として、南海島に派遣し鳥居建設を皮切りに本格的造営が始まった。

現在、王都ブルジュと南海島は公共特需で潤っています。



南海島と王都ブルジュとの行き来に 水陸両用車であるレオティーガーでは船足が遅い。

といっても 零式フガク、又はフガク2型 は怖くて僕は乗りたくない。

そんな怖いものに ラファーエル王子を乗せて帰らしたのだけどね!!

他人は乗せても 僕は乗りたくない!!

自己中で無責任なサラであった!!!

(かなりの確率でエンジンから火を噴きますからね!!)



そこで安全な 小型飛空船の建造をサラは考え始めた。

手ごろな飛空石をつかった小型ロータリー魔道エンジンを一基。

墜落しても 慣性の法則を打ち消し乗員の命を守る反重力魔道装置。

レオティーガー装備の小型電磁砲を一門備えましょう。



熱心に魔道端末をボチボチしながら設計するサラを 横目で眺めるミレイユ。

「また なにか作るの!?」

「あっ、おねーさま!! これは いずれ天空の町を建設する南海島と王都ブルジュを高速で、

行き来する小型飛空船ですよ」


「サラ・・・ちゃん   それ安全!?  ですよね」

「もちろん!! 僕たちが乗れるように 安全装置を付けまくってます」


ちょっと 不安げなミレイユ。


「大丈夫ですよ。 慣性の法則を打ち消す反重力魔道装置を完備してるので、成層圏から自由落下しても

怪我なんてしませんよ 」

サラの安全太鼓判を押した。



後日・・・ メアたちの突貫工事により、飛空円盤内の製造工場から出荷される一台の小型飛空船。

突貫工事というのが 不安を誘います!!!

安全性を完璧にするためにも 余裕をもって作りたいのだが この時点でサラは無頓着だった。



全長30m 前幅8m 細長く下部には小型電磁砲塔を配備している。

第一次世界大戦中の飛行船によく似た形をしており・・・・・

・・・・たぶんサラが 似ているように設計したのだろう!!


この新型小型飛空船ハヤブサに乗り込むミレイユとサラ。

初飛行訓練である。


「私もいくの!?」

「僕もいくので大丈夫です!!」

なにか嫌がるミレイユを 無理やり引っ張りこむサラ!!


「そこんとこが・・・・・こわい」

「それなら ユリティーナ姫もいっしょに連れていけば怖くないはず。  姉妹三人で行きましょう!!」





「えっ!!  妾は・・サラと行くの!?   遠慮したい!!」

おもっきり嫌がるユリティーナ姫だった。

太ももスリスリ娘と行くのは精神的に!! というか人間的に!! 近づきたくない!!

セルーカ王国の書類が山のように溜まってるので どちらにしても拒否するのであった!!






ピラミッド宮殿の庭園から、小型飛空船ハヤブサの離陸を見守るエレオノーラ王女、パウネリア侍女大臣。


ゆっくりと離陸する飛空船ハヤブサ!

南海島方面へと進路をとる。

徐々に加速し、飛行機雲をまとわりつかせながら、またたくまに地平線へと消えていった。


「さすが聖女帝国の技術力ね  すばらしい」

エレオノーラ王女は感嘆したが・・・その直後!


地平線かなたで赤い閃光を放った。

「えっ!!!!」


お約束どおりの故障である。




飛空船ハヤブサの操縦席で 涙目のミレイユ!

「ぎゃぁぁぁぁぁぁ」


ついでにサラも叫んだ!!

「ぐぅぁぁぁぁぁぁぁ」


なにが起こったのか!?


エンジンの爆発である。

操縦室にたちこめる煙!!

サラは慌てて消火器をぶっかけたため、火災は鎮火したが、

今度は、操縦室が消火液のため真っ白!!


「ごほっごほっごほっ」

「こ・・・これがお約束ということなの!!!」



飛空船ハヤブサの浮遊力は 小型ロータリー魔道エンジンによって浮上するのだが、

魔導エンジンだけでは 前には進まない!

そこで、音速に迫る速度を出すためにアルコール式墳式エンジンを新開発したのである!!


そして、お約束のように、欠陥!!

そして、爆発、火災!!


現在、アルコール式墳式エンジンは故障しているのである!!

速度をコントロールができず、速度が上がり続ける故障である。

止まらない! 止まらない!

どんどん加速していく!!!



「止めて~」

ミレイユの叫びが操縦室でこだました。


サラはあわてて原因を探るが・・・ついに解決法を見つけたのだ!!!


「大丈夫です。 アルコール燃料が切れたら速度が落ちますので  それまでの辛抱です」

結局 解決できずに燃料切れを待つという原始的方法を選んだのであった。


・・・・・ミレイユは沈黙している!!

あきらめの境地である。

サラも操縦席に深く座り込んで、窓から見える雲の流れを見ていた。

雲がどんどん加速していく・・・・

さすがのサラも 今回はやばいと思った!!


上空20km成層圏まで上がると、大気が薄くなったせいでアルコール式墳式エンジンのパワーも減少、

やっと加速が止まった!!

でも 加速が止まっただけで、降下もしなければ、速度も落ちない。

無事に着陸するには、燃料切れを待つしかないのだ!!



飛空船ハヤブサは 音もなく青空の中を時速900kmで飛び続ける。 

ミレイユもサラも 徐々に恐怖心は薄くなり、今は・・静かに窓の外を眺めていた。


眼下には見たことない陸地、大陸、かなりの東方の地域だ。

「サラちゃん!! そういえば、エルフって種族が東方にいると聞いたが・・・」

「魔法に長けた種族らしいね。 いずれ行ってみたいなぁ 故障さえしてなければ降りてみるのにね~」



そのうちに、陸地は見えなくなり 果てしない大海がつづく。

「このあたりは 地平線遥か向こうまで海がつづいている!」

「すばらしい風景ね!!」


二人は静かに、窓から空を眺めていた。

かなりの時間、ゆっくりと眺めていた。

徐々に周りは暗くなり太陽が傾いていった。

飛空船ハヤブサは夜間飛行へ・・・・操縦室の明かりが点灯する。


「ジェットアイスクリーム・・・」

サラは何かの番組のようなナレーションを口ずさみだしたww

BGMまで流しだすサラ! もうノリノリである!!


「サラちゃん!! 雰囲気をだしながら 何をしてるの!?」


「夜間飛行の雰囲気を味わいたくて・・・」


ミレイユは サラの熱心な演技を見つつアイスをほうばるのであった。



サラが一通りナレーションを口ずさんで満足したあと・・・

「・・・・ちょっと風呂にはいろうか!? 消火剤で体が汚れてるし・・・」


飛空船ハヤブサ上部には、ガラス張りで外の風景を堪能できる露店風呂だけど露天じゃない風呂場が設置してある。

二人は気持ちよくお湯につかって、体を洗うのであった。


カポ―――ン


こんな成層圏でも風呂場特有の音が鳴る!!


カポ―――ン


「あれはなに!?」

「この緯度でオーロラが見れるとは!!」

二人はお湯につかりながら、ガラス張りの天井を見た。


七色の幾つもの光が天空を駆け巡り、幻想的な夜空。

光は夜空を覆い、全天を煌びやかに照らす。

美しいオーロラと湯煙の奇跡的なコラボ!!!!


「すばらしいね!!」

サラはどこに用意してたのか、お盆にお酒とおちょこ、あと、ちょっとした料理を持ち込み、

ミレイユといっしょになって気持ちよく オーロラを見ながら

食事をしたのであった。


サラは気持ちよさそうに おちょこを片手に、空を見上げる。

ミレイユは夜空を見ながら アイスをひとくち 口に入れる。

湯につかりながらのアイスは 何とも言えない格別な味である。


「おねーさま!! こんな旅行もいいよね」

「そうよね!! エンジンが爆発さえしなかったら・・」


「うっううううう」

お酒で顔が少し赤くなったサラは唸るのであった。


お酒は18歳になってから・・・・!!!

お酒はお好きですか!?






そんな温泉旅行気分を二日間 堪能したところで やっと燃料が切れだし、

飛空船ハヤブサは地面へと降下しだした。


しかも 運がいいことに!!!

ちょうど この星を一周したところで 元の離陸の地であるブルジュへと帰還したのであった。

おそらく、この星で初めての世界一周をした人間になったのかもしれない。


2日の優雅な旅であった。

ピラミッド宮殿手前で着陸した際、エルノスティ国王にサラは・・

「大成功です。  優雅な2日の遊覧飛行を楽しんできました」


あたかも勝利者のようなドヤ顔で答えたのであった。

「そんなことあるか~~~ エンジンが爆発して死ぬとこだった!!

でも、成層圏で二日間、空を眺めながらのお風呂は たいへん素敵だったのです!!」

隣にいるミレイユのつっこみのような発言。


エルノスティ国王は???の状態だったが エンジン爆発の危険性は理解できた!!

「風呂には興味があるが・・・危険なのか!!! 売ってもらいたかったんだけどなぁ」



「えへっ! もうちょっと改良してからでないと だめですね。  まだまだ危険な品物です!!」

他人事のように喋るサラ。    本人が危険にさらされていたのに・・・


「そうか! ま~ 完成したら何隻が売ってほしい!」


「それはもちろんですよ 陛下!!」

サラは嬉しそうに返事をする しかし ハヤブサ搭載の電磁砲は火薬式大砲にしますけどね。

あれは 聖女帝国の秘密兵器なんですから!!!




二か月後、改良され完成した小型飛空船ハヤブサが就航したのであった。






--------------------  To Be Continued 試作小型飛空船は特別設計!! 寝室、洗濯、料理場、風呂場もあるという快適設計になってます!!




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