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傍若無人なる至高の聖女  作者: 抹茶な紅茶
セル―カ王国の復興
44/93

戦場はポワティエ平原



翌日、ブルジュ城門前には、新たに鳥居が建ち、その左右に門松が置かれていた。

そして、周辺の木々、岩、建造物には、千社札や しめ縄で飾りあげられ、まるで正月のような雰囲気である。

おまけに除夜の鐘のようなものが鳴っていた。

ゴ~~ン  ゴ~~ン  

ちなみに現在の時刻は早朝である!!!


これは、決して正月の祝いをしてるのではなく閲兵式である。

鳥居の扁額には 漢字で敵国降伏と書かれているが、サラと・・あとシメオン少年ぐらいしか読めないだろう。

こんな日本式の飾りつけを指示したのは いつものようにサラである。

もちろん サラの趣味である!!!



この城門前には、聖女・セルーカ―両国の閣僚メンバーがずらりと並んでいた。

6人しかいないけど・・・・  



ただし、ブルジュ市民の多くが援兵式を見物するため 城門の外で詰めかけている。

見たことないような トンデモ新兵器が ずらりと並び、市民たちの驚きと騒めきが 町全体を揺るがしているようだ。

活気と喧騒、そして 屋台が並び祭り騒ぎの様相となっている。



そんな活気ある市民の歓声の中、

セルーカ国王エルノスティが 飾り立てられた壇上に登り、

目前に勢ぞろいしている兵士たちを眺めていた。

「なんと・・・これが聖女帝国の兵士たちなのか!」


エルノスティ国王の常識を逸脱してるような トンデモ兵士たちが

城門前に 整列して!? 並んでいたのである。


「我が国自慢の兵士たちです」

サラの鼻が高々とあがる。




朝方の明るい日差しに照らされた水色のメイド服を着たメア40名が、

一斉にスカートの裾をつまみ華麗にカーテシーをおこなった後、

さっそうとレオティーガーに乗り込むのであった。


40台におよぶレオティーガー戦車隊である。

「この戦車隊を ロンメア戦車隊と名付けます」

サラの発言である。

・・・・・なにか前世の影響で名付けたらしい。  たぶん・・あの人にちなんだ名前なんだろ!!


「すばらしい!  このような超兵器を使用すれば ヴィジャナル王国軍など敵ではない!」

エルノスティ国王は上機嫌。



そのロンメア戦車隊のかなり離れたところで、異様な雰囲気を かもち出している部隊があった。


全身トゲトゲアーマーに身を固め鉄棒やギター風楽器を片手にバイクに乗る世紀末的柄の悪さが にじみ出るバイクキシ隊100名。

『 きゃはー 』

『 汚名は消毒だ 』



「・・・・なにか柄の悪い兵士たちも 混ざってないか!?」

エルノスティ国王はサラに目をむける。


「柄の悪さと世紀末風をコンセプトとした兵士たちです」

「????」

サラの発言の意味がわからない国王だった。



次は補給部門である水陸両用輸送車が整列している。

およそ40台。

見た目は現金輸送車に見える。  

これは装甲を施しているためであり、積荷である補給物資を守るためでもある。

また、これらの輸送車にキシたち200人が乗り込み、

輸送車の窓(鉄砲狭間的なものですね!!)から 外部の敵に対して魔弾を撃てる仕組みにもなっていた。



そして、最後は聖女皇帝ミレイユ、エルノスティ国王など首脳陣が乗り込む大型車両のお披露目である。

この戦いのため、サラが設計し、やっと昨晩に完成したという・・・

・・・・けっこう突貫制作なのが怖いかもしれない!!  

故障しないのを祈るのみである!!


爆発しなかったらいいのにね! 他人事のように考えるサラであった。



これは、陸上戦艦ともいえる巨大な戦車、名前を巨大鼠・ビックマウス

見た目はパソコンのデバイスであるマウスを巨大化させ、電磁砲を6門を備えている多砲塔戦車。

車体長=30m 全幅=10m

無限軌道によって走行するのだが、その重量によって機動するのもままならない!!

重量によって地面にめり込んでしまうのである!!・・・のだが、

実は、このビックマウスには飛空石を備えており、地面を走っているようで・・・

・・・実は僅かに空中に浮上してたりする。

地面を走ってる走ってる詐欺である。


このビックマウスは指揮車でもあり、長期の生活ができるように各種日用品も備えてあった。



「す、すばらしい! こんな巨大宮殿のような物が動くとは!!」

エルノスティ国王は大喜びである。

ちなみに ミレイユも驚いている。



さっそく、この陸上戦艦ビックマウスに乗り込むエルノスティ国王、ルナーリア王妃(仮) そして続いて

 聖女帝国皇帝ミレイユ、サラ、エレオノーラ王女、パウネリア侍女大臣が続き・・・

おまけのような特別ゲストとして・・・

手錠をかけられたユリティーナ姫が 監視役のメアにひっぱられビックマウスに乗り込んでいく。


もちろん、戦争に連れていかれるってことは 弾除けにされるとか 人質、なにかの取引材料!?

いろいろ悪いことを想像してしまうユリティーナ姫であった。


「妾もいくのか!?  えっ!? えっ!?  人権侵害だ!!」

この世界に人権があるのか疑問である!!!


「たまには姉妹仲良く遠足も いいんじゃないの!!」

ミレイユとサラは ハモったように答えるのであった。





ビックマウスの指揮室は広く、壁面がディスプレイで覆われており、

状況の変化を即座に表示できる仕組みとなっていた。

そして 体に負担を かけないゆったりとした座席と 食事も可能なテーブルも完備している。

ちょっとした高級ラウンジといったところだ。


すでに エレオノーラ王女は、ゆったりとした座席に腰をおろし、あまりの気持ちよさに、

即座に寝入ってしまった。

ZZzzzzz


「エレオノーラ様! これから戦というのに! 呑気に寝ないでください」

パウネリア侍女大臣はつい、叫んでしまった。



「ほう!  そんなに気持ちがいいのか  どれどれ」

エルノスティ国王とルナーリア王妃(仮)も さっそく腰をおろす。

「これは! 気持ちが良すぎる!!   なんという弾力性!!  」  


エルノスティ国王が横を向くと、ルナーリア王妃(仮)がすでに Zzzzzz

「うむ! もう寝てしまったのか  おそるべし」



あまりの睡眠効果のため、サラはメアに指示して、座席の上に座布団を敷かせるのであった。

これで、気持ちよさを軽減し すこしは睡眠しなくなったようである。



「えっと・・・ 出陣ですね!」

遠慮しがちなミレイユの発言により、陸上戦艦ビックマウスのアルコールエンジンが稼働を始め戦いの地へと向かう。

その後ろからは レオティーガー戦車40台ほか、柄の悪そうなバイク隊、補給輸送隊が続くのであった。




ブルジュの市民たちは、聖女・セルーカ同盟軍の出撃に歓声をあげている。

この新兵器の数々に市民たちは 勝利を確信してるのかもしれない。


「聖女! 聖女! 聖女!」

そんな叫びをしてる市民が一部にいた。

元海賊の聖女親衛隊の人たちが、なにか踊っている様子が見れたのであった。



今! 市民の見送りに答え、連合軍は旅発つ!!



ビックマウスに乗り込んだ聖女・セルーカ連合軍のメンバーたちの心は一つ! 意気揚々と・・・・・ Zzzzzz

このエンジン可動の振動が何とも言えない安らぎを与え、睡眠に誘ってしまう。

ZZzzzzzzz

サラ以外全員が 眠りに落ちたのであった。

「・・・・・・僕が寝たら、誰がこの陸上戦艦の操縦をするんだよ~」



陸上戦艦ビックマウスに率いられた ロンメア戦車隊40台、バイクキシ100名、水陸両用輸送車40台。

総兵力400名、全てが聖女帝国配下の兵力であった。

結局、セルーカ王国配下の官僚も貴族も兵隊も帰ってこなかったのである。




----------------------------------------------------


全員がそれなりに 昼寝を堪能した後・・・・・

「おはよう!」

まさに 遠足気分での出撃である!! 痛い目に合わなければいいが・・・




手錠をかけられ ビックマウスの指揮室に 監視役のメアに連れられ入室するユリティーナ姫。

指揮室の一同がユリティーナ姫に注目する。

「私の姉であり 栄えある捕虜となったユリティーナ姫です」

ミレイユの紹介に・・・とりあえず拍手をする面々。


パチパチパチ


「栄えある捕虜って・・・妾を笑いものにする気ね!」


「姉上! そんな気はありませんよ。  今日から姉上は私たちの仲間なんですから!」

「仲間ですよ」

サラも同意する。


「ユリティーナ姫! 仲間として歓迎します」

エルノスティ国王他、全員が打ち合わせ通りにハモったように発言した。

あまりにもハモりすぎて 打ち合わせしてるのがバレバレである。



「・・・・・・そこまでして 妾に何をさせる気じゃ!? なにを企んでいる!!」


「姉上! 私たち姉妹でしょ  仲間でしょ 仲良くしたいだけよ!!」


サラは猫耳をぴょんぴょんしながら、座席に座るユリティーナ姫の太ももにターゲットを合わす。

そして・・・サラは直進し 太ももの上に顔をあてて スリスリを始める。

サラは かわいい小動物的雰囲気で 姫の説得をこころみるのであった。

女の子特有の かわいい動物に弱い作戦である。  


サラ本人の主観では自分は かわいいと思ってるらしい。

だが 心の中の深層心理では・・・・

サラの前世である男の子の頃の欲望により・・・・

       ・・・ただ単に 太ももを触りたいだけだったかもしれない!!


「ぎゃ~ぎゅ~  やめて~」

ものすごい悪寒が走るユリティーナ姫。  

これは・・・スケベオヤジ的なあれな予感によるものかもしれないww


でも、手錠をしてるため、サラの太もも攻撃に対処できない!!

立とうと思っても 監視役のメアに押し込まれる。

ある種の拷問か!?

思う存分 太ももを触りたくられるのであった。


遠目には姉妹で じゃれてるようにしか見えないのである。


「昨日まで敵同士だったのに、もう あんなに仲良くなっている!! やっぱし姉妹の絆はかたいのね」

エレオノーラ王女は感心するのであった。



にこやかな顔をしながら・・ユリティーナ姫の隣の席に 何気に座るミレイユ。

サラに続き、ミレイユの攻撃!?が始まる!!


「サラちゃんと こんなに仲良くなったのだから 私にも、仲良くしてよ!」

ミレイユはユリティーナ姫の手を握りながら迫る。


そして・・姫の太ももではサラが・・・もはやどこかの スケベオヤジのように触りまくっている。喜んでいる!!

「サラちゃん・・・・本性がでてるよ」


太もものサラ、 横から迫るミレイユ!!

二方面からせまる姉妹圧力。   一部太ももの姉妹はオヤジ化してる可能性あり。


もはや逃げることができず追い込まれるユリティーナ姫!


徐々に冷静な判断を無くしていく。

特に 太ももに張り付くスケベオヤジ攻撃のため 精神がゴリゴリと削られるのであった。


迫るタイムリミット! どうするユリティーナ姫!

ファイナルアンサー!?


「妾たち三姉妹!! どこまでも、いつまでも 仲良し三姉妹よ!!  」

ついにユリティーナ姫が決定的な発言をした。  

完全に心は折られ・・・

ユリティーナ城が落城した瞬間であった。


「仲良しよね! 仲良し三姉妹」

ミレイユとサラはハモったように強調する。



静かに、三人の少女は互いに手を取り合う。

一名だけ手錠をされてるけど・・


「一姉妹は三姉妹のために 三姉妹は一姉妹のために・・」

どこかの三××のようなセリフを放つのであった。


ルナーリア王妃(仮)は 目をキラキラしながら三姉妹を見ている。

こういうのが好きらしい!




「とにかく・・ここで 姉妹・水いらずに話しましょ」

「姉妹・水入らず・・って   妾は手錠されてるのだが・・・」


「一応、捕虜ですので 我慢してくださいよ 姉上!!」

「それでも・・・妾は捕虜なのか・・・」


「・・・・・・・ 」



-----------------------------------------------------------


とりあえず!? 三姉妹は心がうちとけて!? 仲良く女子会もどきの会話ができるようになったのであるwww


「ごめんね セシリアンナ! 妹がこんな過酷な状況だったなんて~」

ユリティーナ姫はミレイユに話しかける。


「セシリアンナ!?って  わたしの名前なの!?」

ミレイユにとっては 驚くべき事実! あまり気にしてなかったけど  初めて自分の名前を知った瞬間であった。


「なんて事なの!  名前すら教えてなかったなんて あのお父様は!!  いままで大変な生活だったのでしょうね」


「あ~ 地下牢で・・魔術研究ばかりしてたわね」


「牢屋生活の過酷さと 狂気の魔術研究・・それで・・・ こんなに性格がゆがんで・・ゴーレムを使い略奪や強盗などを・・・」


「ちょっと 略奪 強盗 なんてしてないわよ!!」


「いいのよ セシリアンナは悪くない!!   みんな、お父様のせいよ!! 」



「略奪 強盗!? 」

エルノスティ国王がミレイユを うらやましそうな目で見る!


「ヴィジャナル王国中を地獄に叩き落としたゴーレム略奪破壊事件!! 妾は何度も痛い目にあった!! 腹パンよ! 腹パン」


「ちょっと・・・・」

慌てるミレイユ!!!   思わずサラに目配せをした。


サラはユリティーナ姫監視役のメアに指示すると、ユリティーナ姫の口にさるぐつわを、くわえさせ喋れなくした。

「うっくぐぐぐぐ」


もう はやくも・・三姉妹の絆がほどけだした。


 


「私は略奪 強盗なんてしてませんよ。  私はいい子です!!」

ミレイユは手をフリフリして 否定するが、100%怪しさ満点である。


サラはユリティーナ姫を睨みつつ ミレイユに声をかける。

「さてさて、これでユリティーナ姫は我らの仲良し三姉妹となりました。

おねーさま、ユリティーナ姫になにか称号をあたえましょうか!!」


「うっううううう」

ユリティーナ姫はさるぐつわで喋れない。


ミレイユもある程度理解した。

「ミレイユ聖女帝国は ユリティーナ姫にユスティネス上級公爵の称号をあたえることとする」


「お~   おめでとう!」

エルノスティ国王を始め全員の拍手がなりひびく。


「うっううううう」

ユリティーナ姫はさるぐつわで喋れない。  


「では 俺からも称号を与えよう!!

セルーカ王国はユリティーナ姫に・・・・西方征討将軍の称号を与える。

我が領土に居座る悪逆非道なヴィジャナル王国軍を撃破するのだ!!」



「うっううううう」

ユリティーナ姫はさるぐつわで喋れない。  

妾を西方征討将軍に・・・・・

まずい!  妾を裏切り者にさせようというつもりね!!

 

それだけではない!! このことが・・真実として王国に伝わると ユスティネス公爵家が終わってしまう!!



「ユリティーナ姫姉さん! 安心して! ヴィジャナル王国を追放されても

私の国で上級公爵の地位を保証するから 」

ミレイユは、すばらしい笑顔で さるぐつわされたユリティーナ姫をなぐさめた。


「でわ! 俺からも 国が完全復興したら ユリティーナ姫を名誉公爵として叙爵します」

エルノスティ国王は、両手を広げ喜びを表現する。


「うっふふふ   ユリティーナ姫! これでユスティネス公爵家は安泰が決定ですね!!」

サラは笑いながら、さるぐつわされたユリティーナ姫の太ももを触りつつ勇気づける発言をした!?



全然うれしくない! どうして大国であるヴィジャナル王国を裏切らないといけないの!!

もはや涙が出てへたりこむユリティーナ姫だった。

「うっうううう」




-----------------------------------------------------



王都ブルジュ西方に広がる平原地帯に 地面を響かせるほどの巨大人型兵器が進撃している。

その後からは 完全武装の兵士、そして騎馬。


その集団を遠くの岩陰から、遠眼鏡で観察している者がいた。

『 聖女陛下に連絡だ! ゴーレム巨人を数体を引き連れた敵ヴィジャナル王国軍を発見 』


この連絡を受けた聖女帝国・セルーカ同盟軍は、接敵すべく現地へと急行するのであった。




鉄鋼鎧で身を固めた身長10mの巨人ゴーレム人型兵器!?20体を前方に押し出し、

歩兵隊が後ろに続く、隊列の左右には機動力あふれた重騎馬隊が周囲警戒していた。

ヴィジャナル王国西方大陸派遣軍、総勢3万がポワティエ平原を進み 

敵本拠地である王都ブルジュへと向かうのである。





このポワティエ平原は、王都ブルジュから西方50km離れた地点であり、見渡す限りの平原である。

戦車戦には好都合の戦場であるが、  

数にものを言わせるヴィジャナル王国軍にとっても、好都合と思える場所であった。


そのポワティエ平原に到達した聖女・セルーカ軍。先頭は陸上戦艦ビックマウス、

その後ろに、ロンメア戦車隊40台、バイクキシ100名、水陸両用輸送車40台がつづく。


ヴィジャナル王国軍との接敵も間近に迫っていた。


両軍はどちらも視界に確認できる程度の距離である。

サラは奇襲攻撃をするという発言をしていたが、完全な正面対決となってしまった。


「・・・・・あっ  奇襲するんだった!!」

「さすが前世で、常勝の魔術師と言われてただけのことがありますね! 作戦が穴だらけというか 出たとこ勝負ですか!?」と

ミレイユは心の中で思ったが口には出さなかった。


「おねーさま! 声に出てるよ・・・  これは・・敵を欺くなら味方からと・・」

「さ・・・さすがです! サラちゃん」

とりあえず納得してみるミレイユ・・・・しかし


ミレイユとサラ以外の人たちは なにやら白い目で見られてるような気がしている!?

とりあえず 急遽立案した作戦を実行することになった。




-------------------------------------------------------------


ここは地平線まで続く大平原。

ただし、草原というよりは、砂漠に近い風景である。

両軍の移動により砂埃が舞い上がっていたが、両軍は互いに視認したことから、

行軍を停止し睨み合いをしている。



まるで 時が止まったかのように静かである。 

鳥も飛んでおらず、砂埃も舞っていない。   ただ風だけが吹いている。



陸上戦艦ビックマウスの露天展望台に、煌びやかな軍服をまとった金髪の少女が姿を表した。

それはヴィジャナル王国軍司令官の遠眼鏡でも確認することができた。


その少女の見た目はまさしくユリティーナ姫・・・に化けたミレイユだった。

黒髪を金色に染めただけで、顔かたちが似ているためユリティーナ姫に見えるのである。


そして拡声器をつかい ヴィジャナル王国兵士にも聞こえるように演説した



「私はユスティネス公爵の娘であるユリティーナ姫!

そして現在は 聖女・セルーカ同盟軍を率いるユリティーナ大将軍であります。  

悪逆非道のヴィジャナル王国を見限り あなたたちを討伐しに来ました!!

今! 降伏すれば、あなたたちの命だけは助けて上げます!! 降伏をおすすめします!!

さもなくば・・・・・  あなたたちは 地獄を見ることになるでしょう

よろしくて!? お覚悟あそばせ」


演説が終わると同時に、礼砲のようなものが、青空に一発だけ放たれ 花火のようなものが天に花咲いた。


「みごとです おねーさま!」

傍らのサラは拍手喝采。

「サラちゃんの作戦通りの演説をしたけど・・・姉上が可哀そうかも・・・」




そして・・・ 指揮室でさるぐつわされメアに監視されている本物のユリティーナ姫は

この演説を聞いて、目を血走らせ、手足をばたつかせ、暴れるのだった。

「うっううう~ うううう」

不味い! 不味い! このままでは・・裏切り者になってしまう!!

ユリティーナ姫の精神は黒く染まり、影黒面に落ちていく。

ついに 黒い瘴気を吐き出し霧が漂いだした。



・・・・すると、ルナーリア王妃(仮)はミレイユから渡されていた消臭剤を黒い霧に吹きつけ、

すかさず消してしまったのである。


「清潔にしないと・・・・!!」

ルナーリア王妃(仮)はユリティーナ姫にむかって 笑い掛けました。





--------------------  To Be Continued ヾ(^Д^ヾ)  よろしくて!? お覚悟あそばせ





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