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傍若無人なる至高の聖女  作者: 抹茶な紅茶
南海リゾート泡沫事件
22/93

ミレイユ式ダイエット戦法 



ついに決戦の時が来た!!

人間・ゴーレム連合 VS オーク

この戦いの勝者が、このダンジョンの覇権をにぎるww


しかし人間側には 大変なペナルティーが存在していた。


前世では、常勝の魔術師と呼ばれていたと、真偽が分からない世迷言を言い放っていたサラが、

地面とキスをしてHP0の状態である!!


これでは 小梅コウメーの知謀に対抗できない!?


敵の天才軍師ぽい小梅の罠に あっさりひっかかり地面とキスをした常勝の魔術師とは これいかに!?



こんなものでも・・・ いやいや!! たいへん役に立つ重要な人材である。

腰がすぐ抜けるミレイユを補佐できるのはサラしかいないww 


それに、サラはミレイユにとっての唯一の友人

いないとたいへん 寂しいのである。

そんなサラをミレイユは抱きかかえ心配するのである!?


「ちょっと、 はやく起きてくれないかな~ 敵に囲まれて たいへんなのよ!! 」

サラは、ミレイユの胸の中で気持ちよく寝ていた。 (サラの前世は男の子だったそうですw) 

ZZZZzzzzzz




もはやメアたちの働きが、勝負の勝敗を決める!!

メイド服を たなびかせながら? 背中に背負ったハルバートの刃が 日差しもないのにキラリと光る。


『 とうとう我らメアに ハルバートの鞘を抜かしましたね。 

抜いた以上 血を見なければ このハルバートは鞘にはもどれない! 』


ちなみに ハルバートに 元々鞘はありません!!


この発言に 言語を理解しないオークも、メアたちの凄味に後ずさりしてしまう。


オークのリーダーの軍師・小梅コウメーは 車輪つき椅子から立ち上がり 羽毛扇を大きく振る。



ウォォォォォォォルル

オークたちの雄叫びが、地を震わす。


ミレイユは、迫り来る危機に対して、ついに、覚悟を決めた!

メアたちは、ニヤリと笑い、ハルバートを一振りして体をほぐす!?!?




オーク軍団、およそ千匹が、ミレイユの全周360度 すべての位置から襲い掛かった。


そのとき、ミレイユの持てる最大魔法攻撃が炸裂する!

これは、ミレイユにとっては 人生初めての実戦攻撃魔法でもある。


百発もの魔弾を同時詠唱!

これほどの同時詠唱は、彼女だからこそできる荒業である。

ミレイユの頭上に 百の魔方陣の花が咲き、そして、その花から魔弾が飛び出す。

まるで花火のように・・・ 

一旦上空へ打ち上げられたのち、 ホーミング搭載!!の魔弾はターゲットロックされたオークへと、

確実に迫っていく。


ズドドドドドドドドーン


富士演習場の火力演習もびっくりな炎の壁が ミレイユを中心に巻きおきた。

オークに命中した魔弾は、付近のオークを巻き込むように、爆発したのである。


吹き飛び、空に舞い上がるオークの肉片・・・

しかし、白い煙が立ちのぼったため ミレイユは、そんなR15を見ないで済んだ。


初の実戦魔法の発動に感動をする余裕がないミレイユ!!

魔弾による轟音とオークの雄叫び、白い煙で視界が効かないことでパニック寸前であった。

「えっええ!? うっううう」


広いドームに煙がたちこめ、先が見えない真っ白な世界となったが、オークはそれでも! 怯まなかった。

恐れをしらないオークが、白い煙を突き抜け、ミレイユめがけて突撃を開始したのである。


そこには 鉄壁のメアたちが ハルバートを持ち、待ち構えていた。




メアたち8名はハルバートを、片手に持ちながら、

ミレイユと倒れて抱かれているサラの周りを 円を描くようにグルグル走りだした。

それも ものすごい速さで・・・・


へたにオークが ミレイユたちに近づこうというのなら、グルグル走るメアたちの持つハルバートで、

切り裂かれる!!


いわゆる車懸かりの陣である!!!! たぶん嘘!!

ミレイユを軸とした ハルバートという名の刃物を振り回した大車輪!?状態である。



それでも・・・ドーム状になった巨大な洞窟に集まったオークは、数にものを言わせ、

周囲360度、全面攻撃をしかけてきた。



ミレイユ、サラのまわりを 目にも止まらぬ速さで走るメアたちが、近づくオークを、

ハルバードで切り裂いていく。


体が真っ二つは当たり前、血しぶきが上がり、内臓が吹き飛ぶ・・・


「ぎゃあああああああああああああ」

ミレイユの 悲痛な叫び声がドームにこだまする。

敵のオークでさえ、なにごとかと怯んでしまった。


メアたちは、完全に気にも止めていない。 AIプログラムにより最優先設定をオーク撃滅にしてるからである。


この悲鳴には、さすがのサラも目が覚めた。

耳の近くで、気が狂わんばかりの悲鳴をさらされたら、誰だって起きます!!


あまりのR15の悲惨さに、ミレイユの腰がぬけて動けない状態!!

オークの首が・・・

お腹が・・・・

手足が・・・・

「いや~~~」


泣きじゃくるミレイユに対して、


平然として

「おはよう! おねーさま」

の挨拶をするサラ。

血しぶきが舞い散る中で!!



ミレイユ、サラ両者の精神には、大きな壁が存在していた。


あたかも、万里の長城のように・・・・・・・・   

・・・・・・・・・・・・・万里の長城は長大であるがゆえに、

すべてを石作りの壁になってるわけではなく 

場所によっては土壁作りで、崩壊してるところもあります。



「私たちは、長城の弱点である土壁を突破して、信じあうのよ!!  

僕の前世はジンギス義経! 長城突破は僕のライフワーク!」



もはやサラの独り言に ついていけないミレイユであった。


そんな中でも メアたちはオークに対して、車懸かりの陣(仮名)で 殺戮と血しぶきをあげている。


ハルバートに切り裂かれた肉片と流血は 空中に巻き上げられ 葉っぱのようにひらひら舞い降りてくる。

メアたちの華麗なる踊りの輪を中心に床はR15になりはてていた。

あっちこっちでモザイク処理!!!



わけの分からない回転する敵陣形に オーク海戦術は通用しないことをさとるオークリーダー小梅コウメー


彼は 戦力の無駄な消費と判断し、羽毛扇を大きく振ると、

戦闘は停止し、オークたちは撤収していく。


オークリーダ軍師・小梅コウメーは、あきらめたわけではない!

奥の手を使うつもりである。

この巨大なドームの奥にある、どこかに通じる通路。   

この通路もかなり巨大であるのだが、

その巨大な通路を狭いと言わんばかりの巨大な何かが黒い影をともないドームに入ってきた。


グゥォォォォォォォ ォォォォォォ!!!


巨大な何かが 雄叫びを上げた。

なにか 八つの頭にそれぞれ長い首を持つ巨大な蛇!!

15mの高さがあると予想されるこのドーム天井でさえ狭く感じ、動きづらそうなほど巨大な怪物である。



「ヤマタノオロチ!!!  我に逆らう人間どもに 目にものを見せてやれ」


オークリーダ軍師・小梅コウメーの 声がドーム全体に反響した。

最終決戦宣言か!?  ミレイユは顔が引きつっているが、

サラは楽しそうである。



小梅コウメーは ミレイユに向かって、羽毛扇を大きく振る下ろすと、合図であるかのように

ヤマタノオロチの巨大なしっぽが地面をたたく。


ズド―――ン

地響きがドームを揺るがす。


メアたちも、あらたなる強敵にたいして、ハルバートを持ち直し、決戦体制に移る。


オークリーダ軍師・小梅コウメーは、圧倒的戦力の優位を感じた。

いける!  勝てる!

ヤマタノオロチを突撃させ、敵の陣形が崩れたところを 数百のオークたちでとどめを刺す。


グゥヘへへへへ  


オークリーダ軍師・小梅コウメーは 羽毛扇で口元をかくしたまま 下卑た笑いをするのであった。


その時!!!

小梅コウメーは 巨大な赤い炎を見た!

熱い!!

一瞬、そんな感覚を感じたのを最後に その意識を永遠に失われた。



巨大な炎と衝撃波が襲い掛かり、地面や壁の岩がドロドロに溶け、溶岩状にかわりはてた。

そして 溶岩は赤く、恐ろし気な泡を無数に作り上げ、かつて生きていた者を全て溶かしていく。


ヤマタノオロチとオークリーダ軍師・小梅コウメー、そして その周辺のオークたちも、もう存在しない。

黒いなにかに変わってしまったのだ。



なにがおこったのか!?




----------------------------------------------



時系列は少し戻る。


「おねーさまの特性小刀を使ってみてわ!?」

サラが一言、ミレイユの耳元で囁いた。


しばらくして・・・

・・・・・・うん

小さくうなずく・・・・


ミレイユは、ヤマタノオロチを見ると、あまりの巨大さ恐ろしさに 小さい体を震わせたが、

力を振り絞り声にだした。

「特性小刀の魔法攻撃をおこないます」


それを聞いたサラは、すかさずメアたちに指示して、ミレイユの後方にさがらせ、バックアップさせた。

おそらく、46cm大艦巨砲の衝撃波でミレイユが吹き飛ばされかねないので、その支えとなってもらうのだ。


ミレイユは目を閉じ、魔力をまとわりつかせた小刀を・・・・

すこし躊躇したが、決心したかのようにヤマタノオロチに目を向け、おもっきり振り放った!!


ズドド―----――---ン


巨大な炎がミレイユの前で生成され、凄まじい衝撃波をともない、ヤマタノオロチへと突き進む。

そして、ミレイユは反動により後方へと吹き飛ばされかけたのを、メアたちによって支えられた。

さすがメアたちである。


・・・と同時にサラは詠唱をおこない魔法防御幕を発動した。

この魔法防御幕で ミレイユ、サラ、そしてメアたちを包み込み凄まじい衝撃波から守ろうというのである。



突き進む炎と衝撃波!! 赤く燃え上がる世界へと変えていく

ドッドドドトド―


ヤマタノオロチは なんらかの対処する暇もなく、無言のまま 巨大な炎に包み込まれた。

そして、それだけでは飽き足らず、炎と衝撃波は轟音をともないドーム全体へと広がっていく。

 

ゴゴゴゴゴゴゴー


サラが生成した魔法防御幕は、衝撃波により激しく震え、ところどころに亀裂が走りだす。

その防御幕内であるはずなのに、幕から漏れ出す余熱が肌を焦がす。 



防御幕内でさえ、この熱さ、衝撃、轟音である。 

外部ではいったいどうなっているのか!?

サラはあまりのことに恐怖した。



ダンジョン全体を揺らす強震。凄まじい轟音と炎がホール全体を覆い、爆風が荒れ狂う。 

固い岩が溶岩状となり、生き物全てが燃え上がらせて、溶かしていく。

ヤマタノオロチやオークたちは、一瞬にして黒焦げとなり、黒いなにかへと変わり果てた。

おそらく一瞬のことで痛みも感じなかったであろう。

まさに、狂気な世界を作り出したのであった。




余談であるが・・・

今回の小刀砲の破壊力は、前回、牢屋でためしうちした破壊力以上のものを放出した。

これは ミレイユの魔力の質が 成長とともにパワーアップしてきているという証拠であり、

いよいよ、気軽につかえない広範囲戦略兵器になりつつあるということである。







ミレイユは ヤマタノオロチ、オークたちの凄まじい最後の様子を見たショックで、

座り込んでしまい動けずにいる!!   

放心してるようで、口の震えも止まらない。



「大丈夫!? おねーさま!!」

サラはミレイユを抱きしめると ミレイユはサラの胸の中で大泣きを始めた。

「帰る! 帰る! こんな怖いとこから出る!」


「うん、おねーさま。  すぐに出ましょう」

サラは 魔具端末で飛空船に連絡をいれ  GM-キシたち20体ほどと はしごを持ってくるようにと救助の連絡をしたのである。


「でも おねーさま! さすがです。 あれだけのオークたちや ヤマタノオロチを倒すなんて!!」


「でも! 怖かったよ~」


サラはミレイユの頭をやさしくなでるのであった。



・・・・でサラは考える。

かわいそうな おねーさまと・・・・

と少しは思ったが、すぐに利益に目が向くのだった。


真っ黒になったヤマタノオロチから魔石ぐらい取れるのかなっと・・・



メアたちは、ドームの床に散らばる元死体の黒い何か・・・・・死体漁りをしている。

こんがり焼け過ぎて、見つからないようだが、ひとりのメアが何かを見つけたようだ。




『 サラ様。 ヤマタノオロチの死体から こんな石が取れました! 』

「ありがとう!」

メアから手渡してもらった石を サラは眺める。

片手でなんとか持てる細長い石のようなもの。


黒い! 46cm砲でこんがり焼かれてしまっている。

飛空船に持ち帰って 調べてみることにした。




・・・・・でも、 あれだけ とっておきの秘密兵器的に出現したヤマタノオロチが、

役立たずであるかのように、退場していったのは・・・・

・・・・・ミレイユ特性小刀砲のかませ犬だったのか!?

            




・・・・・追伸

あまりの精神ショックのため ミレイユは、げっそりと痩せてしまった。

精神だけで 痩せることができるなんて 世の女性に恨みをかいそうな体質である。

サラは、ミレイユの急激な痩せ細りにあせり、

飛空船のまわりをランニングをして体重を減らすのだった。











--------------------  To Be Continued ヾ(^Д^ヾ) なんやかやで オークたちの生き血(犠牲)で痩せることができた!!!



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