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影の守り人 〜影に潜ると異能が目覚めました〜  作者: 佐野松 友


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6/9

6 異能

宜しくお願い致します・:*+.\(( °ω° ))/.:+


 いつの間にか人が増えている。


「早速、テストしてみよう。プールに入って、好きに泳いでくれ」


 言われた通り、着水する。…特に入った感じはいつも泳いでいるプールと何も変わらない。


「変質しない…と」

「やっぱりまだステージ1なのでは?」

「…いや、見てくれ」


 泳ぎから、潜水に変える。…泳ぎやすい?いつもより水の抵抗を感じない。


「水の加護…」

「ステージ3だと…」

 

 息苦しくならない…。それどころか気分が良い。まるで、水中が生きる場所とでも云うのか。


「鰓を確認。ステージ3です」

「異能がまだだ。水深を下げてチェックしよう」


 深く潜る。…普通のプールと思っていたが、奥に行くほど底が遠い。


[あ〜、テステス。聞こえたら親指でグッドサインをくれないか?]


 取り敢えずグッド。


[壁に立て掛けてある武器があるだろう。どれでもいいから扱ってみてくれ]


 武器…。見たところ、日本刀やら、槍、斧まで色々ある。


 取り敢えず、日本刀をチョイス。


ー重ッ


 重い。これを振ってあの半魚人を斃すイメージがつかない。


 軽そうな小太刀が持つには丁度いい。けど、しっくり来ない。


「武器タイプではない…と」

「特殊タイプでしょうか?」

「……ふむ」


[景盛君。サハギンに襲われた時、どんな事を考えたかな?」


 どんな?…必死になって足掻いた。必死に何とかしようとして、目に…。


 ーギュルンッ


「ひッ」

「爬虫類の目…か?」


 …更にクリアに見えるようになった?…何だ?目の奥が、熱い。


 武器…。


ギリギリ…。ミシッ、メキッ、バキンッ!


「小太刀が折れた…」

「…水圧だ。彼の見た先から水圧が増している…」

「そ、そんなの…」

「水の申し子よりも上の可能性か…」

「化け物レベル…」


[景盛君。最後に人形を沈める。どんな方法でもいいから壊してみてくれ]


 落ちて来たのはマネキン人形。恐らくは沈む材質なのだろう。


 壊す。…先程と同じ様に人形に向かって目に力を入れる。


ーメキメキッ、ベギッ、ボゴッ、ミシミシ…。


 凄い圧力により、圧縮された人形だった物。


ーコレが、深山が言っていた、異能…。


「恐ろしいな…」

「コレがステージ3…」

「侵海の水を飲んで生きた人間か…」


[景盛君。ありがとう、テストを終了するよ。上がって来てくれ]


「ふぅ…。どうでした?」

「素晴らしいよ。…そうだ、此処に真水が入ったペットボトルがある。コレに何か出来るかい?」


 普通の市販品の水。…目に力を入れてみる。


 メキメキッ!…バンッ!


「あ、すんません」

「いや、こちらこそ、すまないね。検査は終了だよ」

「…血とか、脳波とか取らないんすか?」

「影人はね、特殊なんだ。血も脳も変わらないよ。…君の場合は鰓が出来たけどね」

「…え?」

「水中にいる時だけ出来るみたいだね。実に興味深い」


 首周りを触っても、特にいつも通りだ。


「あと、目はあまり多様しない方が良いだろう。…シンプルに危険だし、珍獣扱いされるからね」

「…うっす」


 珍獣扱いはごめん被る。


ステージ1侵海に触っただけの人

ステージ2異能に目醒める。侵海を何度も触る必要有り

ステージ3早い話魚になる。侵海を飲むとなれる。

適合しないと死ぬ。ちびちび飲みましょう(゜∀゜)

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