3 一晩空けて
宜しくお願い致します・:*+.\(( °ω° ))/.:+
凄く怠い、結構寝た筈なのに。
部活は休む事にする。変な所で溺れかけたからか、泳ぎたいとは思わなかったからだ。
「ごめん、あんこ。まだ、寝る…」
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「はい、探知に反応が有りました。…はい、恐らく、死んでいる可能性が高いかと。」
昨日、浚水が襲われた場所で、ビジネススーツを着た女性がスマホで相手に報告をしていた。
「…少し、争ったみたいです。…ええ。あ、落とし物が有ります。…生徒手帳です。…名前は、景盛、浚水。…恐らく被害者です。」
それは、引き摺り込まれた時に落とした物だった。
「…え?…はい、景盛です。…お知り合いですか?」
「…分かりました。…確認の為、住所に行ってみます」
ビジネススーツの女性は生徒手帳に記された、住所に向かう。
「…結構好みの顔なのに、残念ね…」
着いたのは、少し古めの一軒家。生活の気配はある。…親族になんて報告をしたら良いのか。
「ごめんください」
インターホンを鳴らしてみるが、反応無し。
もう一度。
「ごめんくださいッ」
少し大きめの声で尋ねる女性。
すると、玄関をかりかり引っ掻いた音がして、
ガラ…。
「あ、猫ちゃん」
「にゃふ」
出るのかと思いきや、また踵を返して家の中へと猫はいく。それも、かなりゆっくりめに。
「入って良いの?」
「にゃ」
独り言のつもりが、返事が返って来た。しかも、コチラをジッと見ている。
「お、お邪魔しますぅ…」
「にゃふぅ」
またもや、返事?が帰り、靴を脱いで後を付ける。
綺麗に掃除が行き届いているので、この家の主人はしっかり者なのだろう。
「猫ちゃんどこに案内してくれるの?」
聞いているのか、こちらを目配せした後、ずんずん進む。
「にゃ」
「…ここ?」
玄関から真っ直ぐ進んで右の部屋。襖を少し空けて見てみる。
「…ッ、そんな、生きてる…」
グッショリと汗をかきながらも、苦しそうに寝ている。
「生きて帰って来れたのは奇跡ね…」
「にゃふ」
「案内ありがとう、猫ちゃん」
生存を確認した事を連絡しなければ、、
「侵海で生き残ったのなら、今は第二の試練のハズ。…暴走も考えて応援を呼ばないと…」
スマホから上司に連絡をする。
「深山です。景盛君の生存を確認しました。
…はい。…今は第二の試練だと思います。…はい。…お願いします。……ふぅ。」
後は、試練を乗り越えるか。深山はバックから、ナイフを取り出し、構える。
「お願いだから、乗り越えてね…」
「にゃふ」
老猫と見守る中、浚水の試練が始まる。




