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影の守り人 〜影は魑魅魍魎が支配する世界でした。力で全てアメ玉にして斃します〜  作者: 佐野松 友
始まりの影

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21/31

21 スーパー

宜しくお願い致します・:*+.\(( °ω° ))/.:+


 労働?を終えたので、買い物にスーパーへ出掛ける。ついでにリュックにそれなりに斃した、玉を渡しに行かないと。


「リュックなら私も入れるにゃ」

「若干狭いぞ?」

「お魚の良い香りにゃ〜」


 確かに、サハギンの玉しか入ってないが。…磯臭い。侵海用にしか使えないじゃないか…。


「いらっしゃいませ〜」


「取り敢えず、今日の夕飯を買わないといけないからな。なんかリクエストあるか?」

「深山に持ってかなくて良いのにゃ?」

「佐野さんを探してるんだけど、いないんだよ」

「IDを貰ってるから堂々と行くにゃ〜。それか、バックヤードから入れにゃ」

「…バックヤードは何故か罪悪感がなぁ…」


「お得意様だから気にせず入ったらどう?」

「関係者以外立ち入り禁止だろ」

「ガッツリ関係者じゃない…」

「美冬にゃ〜。サハギンたくさん持って来たにゃ〜」


 いつの間にか、スーパーの制服を着た、深山妹がいた。…そうだ。背中のリュックを渡す。


「後で返してくれれば良いから持っていってくれ」

「にゃ!?」

「あら、いいの?」

「聞きたい事とかあるんだろ?それなら、玉の納品ついでにあんこから色々聞いたら良い」

「にゃ〜!」

「鮮魚から今日は脂が乗った鰤を下ろしたって言ってたわ」

「にゃ〜ん…ジュルリ。」

「俺は夕飯の買い出しと料理で忙しくなるから。…鰤か…しゃぶしゃぶでもするか?」

「大賛成にゃ〜ッ」

「ちょ、声がデカいぞ…」


 俺と言うより、深山妹に視線が集まる。…美人がニャーニャー言ってたら、そりゃ注目するよな。


「コレは預かるからごゆっくりどうぞ〜」

「あ、ああ」


 そそくさとあんこいりリュックを持って消えていった。


「…臨時収入があるからな。偶にはお菓子でも買うか。…あずきビスケットも買ってやるかな」


 幾らになるか分からないが、少し贅沢しても大丈夫だろう…。振り込みでお願いしたから、明日記帳しに行かねば。


 何やら殺気に近い雰囲気が精肉コーナーにあるな。


ガランガランッ


「タイムセールの時間デスヨーッ!今から数量限定、豚ロースが安いヨーッ!」


わーッ


「豚ロースか…。今回はパスだな」


 以前だったら、あの人の波に入って行ったけど、コチラには臨時収入がある。しかも、あんこ付きだがリュックはぎっしりだ。


 そう考えると、流石に今日食べる予定じゃ無いものは除外して良いと思う。買い溜めはついつい色々買ってしまって損だからな…。


 鮮魚コーナー。それは、魚好きには堪らない、夢の場所。…今日は鰤しゃぶの口なので、2パック行こう。

値段を見て、少し竦んだが、お金ならある。あんこも食べたいだろうからな。…ついでにツミレも。…鰤カマか。お手頃値段。…塩焼きで行くか。あんこも食べたがりそうだしな。


 明日の朝は子持ち昆布パックで、サラサラ行くか。



「こんなに貰って良いのかい?」

「私はシーザーを貰ったから構わないにゃ〜」

「そうか。個数に応じて振り込んでおくよ。…うん?この豆は?」

「それもシーザーにゃ。浚が何かやったら出来たにゃ」

「何処らかどう見ても青いグリーンピースだね…」

「食べるなら7日置くにゃ。そのなりで凄まじいエネルギーにゃ〜」

「そ、そうなんだね。」


「育ち盛りだから、もっと食べても良いのに、節制を自分に課してるのにゃ〜」

「節制かい?…確かに、細いよね、彼」


「理想的な体型じゃない」

「そう言う意見もあるね。…何個だった?」

「67個よ」

「…ごめん、もう一回言ってくれるかい?」

「だから、67個よ」

「本当はもっとあったんだけど、狭かったから少し食べたにゃ〜」

「…君達と出会えて本当に良かったと心から思うよ」





オヤツが沢山あったら食べる。猫だもの(*^ω^*)

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