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影の守り人 〜影は魑魅魍魎が支配する世界でした。力で全てアメ玉にして斃します〜  作者: 佐野松 友
始まりの影

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18/31

18 裏の裏

宜しくお願い致します・:*+.\(( °ω° ))/.:+


「それで、この機材共をどうしようか…」

「粗大ゴミにゃ?」

「勝手に人の家にゴミを置きやがって…」


ピンポーンッ。


「ッ」

「来客にゃ〜」


 このタイミングで?…まるで見ていたみたいじゃないか。粗大ゴミ群を横目に、来客ならば、応じなければ。


「ごめんください〜」

「はい」

「ワタクシ、粗大ゴミ回収の者でして〜」


 明らかに怪しさしかない、海外の男。180は越えていて、スタイリッシュな白いスーツ。


「…アイツらの仲間か?」


ギュルン…。


「ち、チガイマス。彼等は北の愚か者。私たちはお友達ですっ」

「浚。お客様にはお茶を出すにゃ〜」

「…お客様っすか?」

「お、お客様ですデスヨ?」


 もし、敵なら玉にすればいい。


「少し散らかされてますが、どうぞ」


 リビングに案内する。さっきの奴等のせいで、フローリングが傷だらけだ。殺意が湧き上がるな…。


 器用にお盆に4人前のお茶を乗せて持って歩いてくるあんこ。…おじいちゃん。あんこがお茶を持ってくる様になったよ…。


「…もう1人は出さないのにゃ?」

「ワオッ。鋭いネコチャンだねーッ」

「…ッ」


 いつの間にか背後を取られていた…。


「ハジメマシテ。景盛ドノ?」

「アリシア、コチラに」

「イエッサ〜」


 こちらに敵意が無いのか、特に何かする事も無く、白スーツの隣に立つ女性。…青少年には目に毒な体型の金髪そばかす美人。


「立ってないで椅子に座るにゃ」

「あ、コレはドウモーッ」

「ワタクシも座っても?」

「……どうぞ」


 4人用のテーブルに、俺、猫、向かいに白スーツと金髪の女性。…一体何があったらこんなメンツになるのか。


「先ずは謝罪を。侵海の守り人よ。この度は北の同胞が迷惑を、オカケシマシタ。申し訳ございません」

「モーシワケゴザリマセン?」

「…どうするにゃ?」

「……俺に聞くのか?」

「家主は、浚にゃ。弁償を請求するのも浚にゃ〜」

「…それも、そうか。…この、粗大ゴミを持って帰ってくれ。それと、北?の奴等に言っておいてくれ」

「…なんと?」

「ウチのあんこは鳥さんとお友達でな。来るなら来いよ。今度も玉にする。」


 合計12個のビー玉が入った缶を渡す。


「キャンディボール?」

「…ああ。持っていってくれ。アンタらの同胞らしいからな」

「…綺麗な黒なのは?」

「出血させないで圧縮すると装備の色が表面になるみたいだな」


 ビー玉を色々な角度からみる白スーツ。


「コレが、アレクセイか。愚か者が…」


 英語で聞き取れなかったけど、そうか、同胞だもんな。


「…申し遅れました、ワタクシ、東の支部担当のマッシュデス。よろしく!」

「アメリアデスヨーッ!」

「…景盛、浚水」

「あんこなのにゃ。お茶が冷めちゃうにゃ〜」

「ジャパンティーねっ」

「それでは、お言葉に甘えて」


 湯呑みに入ったお茶何故か両手で回しながら飲む2人。


「なんか違うのにゃ」

「…抹茶での作法だろ。それ」

「違うのかい?」

「飲みたい様に飲めばいいさ」


 普通に片手で飲む。…このお茶っ葉高いヤツじゃ…


「滅多に来ない来客にゃ。使わないともったいないにゃ〜」

「…それも、そうか」


 セールス以外だと本当に久しぶりなのか。…よほど、お気に召したのか、四杯もおかわりして帰っていった。後日、廃品回収に来るとの事。


「恐ろしかったね」

「そーですか?」

「君はあの目を見ていなかったからね…」

「目です?」

「龍の眼ってヤツだね。…あ〜あ、嫌だねぇ。龍の伝説が沢山ある国なんて、西もだけど、厄介なヤツばっかりだよ…」

「素敵な男の子でしたーっ」

「一応君の一個下だからね?」

「ワオッ。童顔なのねー…。ムフフ」


「そうだ、キャンディ食べるかい?」

「魔人のワザの食べ物怖いです」

「…日本のカルチャーかい?」

「イエスッ。ピンクの太っちょがバリバリするとチョコやキャンディになりまーすッ!」

「まるで悪魔の所業じゃないかッ」

「食べられて養分にされますヨー…」

「ひぇーっ」


 東の支部。陽の者の集まりでもあった。


「所で、おトイレは何処ですか?」

「…奇遇だね。僕も探してるんだ」

緑茶の利尿作用ってかなり強いんですよね(゜∀゜)

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