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影の守り人 〜影は魑魅魍魎が支配する世界でした。力で全てアメ玉にして斃します〜  作者: 佐野松 友


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15 実験の終わりと提案

宜しくお願い致します・:*+.\(( °ω° ))/.:+


「ありがとう、このデータを上に送れば今日は終わりだよ」

「サハギンの玉も送るんですか?」

「…そうだね。本来は送るべきなんだけど、自分達のステージも上げたい…」

「兄さん…。私からもお願いしてもいい?」


「任せるにゃ〜」

「…おい。」


「どうせ、また潜るにゃ。それに、私は更に下のやつじゃにゃいとステージが上がらないにゃ…」

「…前人未到のステージ4に成りたいと?」

「にゃ。浚は経験値で上がれるタイプの化け物にゃ。付いて行くには私もいっぱい食べにゃいとにゃ〜」

「化け物呼ばわりかよ」

「ステージ3は既に人じゃ無いにゃ」

「酷い言われようだ…」

「そろそろ帰るにゃ〜。ハマチが待ってるにゃッ」


 浚水達が帰った。本部では今日のデータを見ながら、深山兄妹が対策を話していた。


 浚水は化け物を倒せば倒すほど、化け物になる。…それは、もう。


「恐ろしいね…。」

「私達が引いたカードはジョーカーよ。それも、とびきりの…」

「彼が敵にならないように僕達も動かないとね」

「ええ。他の支部にも連絡しておかないと」


 恐らく、彼は大切な家族に対して非道を行う輩を許さないだろう。


 特に、北と西の支部はかなり、やり方が酷い。


 仮にもし、その者達があの猫を人質に取ったなら、薄ピンクの玉がそこらに転がるだろう。


「頼むから、大人しくしていてくれよ…」



「ただいまにゃ〜」

「ふッ。おかえり」

「何にゃ?」

「おかえりなんていつ振りだろうってな」

「それなら、おかえりにゃ。浚〜」

「ああ…。ただいま」


 この生活を守らないと。どんな事をしてでも。



ーとある北支部


「素晴らしい素材だ…。腐らせるのは勿体無いな…」

「どうしますか?」

「いつも通り攫えばいい」

「了解しました」


ーとある西支部


「このデータを見てくれ。王が生まれた可能性がある」

「王がですか…」

「自国に引き込むにもデータ不足だ。だが、決して敵対するな」

「顔合わせも兼ねて、彼女を。」

「了解です」



ーとある東支部


「友好国はなんと?」

「サハギンを三体以上討伐。シーザーも一体は斃したと。」

「ワオッ。それは凄いッ」

「ステージ3が新たに2人増えたと。」

「へぇ…。僕が直接見に行こうかな」

「明日は会議が。明後日は視察がその次も」

「分かった。分かったよ。それじゃ、誰を送ろうか」

「そう言うと思って、アメリアを送りました」

「オウ…。よりにもよって、彼女かい?」

「適任では?」

「格下相手なら問題ないけどね〜…。どうなるかな…」


 浚水に超人達が会いに来る。


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