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影の守り人 〜影に潜ると異能が目覚めました〜  作者: 佐野松 友


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10/14

10 深山美冬

宜しくお願い致します・:*+.\(( °ω° ))/.:+


「もう。驚かせないでよ…」

「すんません」

「でも、猫ちゃんが元気になって良かったわね」

「ええ。大切な家族なんで」

「寿命も伸びたのかしら?」

「多分?」

「モチロン伸びたにゃ」

「…そうだ。1つ聞きたい事があったの」

「何にゃ?」

「ステージ1か、2の人間がその飴玉を食べたら、どうなりますか?」


「にゃ?進んで人から外れたいのにゃ?」

「…どう言う意味です?」

「ステージなんて言ってるけれど、人が水を操れるかにゃ?」

「いえ、…それでは、ステージ3とは……」

「私を見てみるにゃ。普通の猫かにゃ?」

「いえ、猫又です…」

「ステージ3の人間が普通の筈が無いのにゃ」

「おい、俺は人間だぞ」

「爬虫類の王の目をして何が人間にゃ…」

「うぐ…」

「爬虫類の王ですか?」

「何でもないにゃ」


 そう言ってあんこはスタスタと外に行ってしまった。


「飴玉欲しいっすか?」

「そうね…。研究するにも現物は欲しいわ」

「了解」

「無茶しないでね」

「大丈夫っす。楽勝なんで」

「油断厳禁ッ」

「…うっす」

「それと、コレと、コレ。渡しておきます」

「…?カード?」

「私の番号と本部へ行く為のパス」

「良いんすか?」

「悪用しないでしょ?」

「それは勿論」

「それと、敬語も要らないわ。苦手でしょ?」

「…助かるよ」

「改めまして、深山美冬よ。宜しくね?」

「景盛浚水。浚でいい。宜しく」


 握手して、番号の書かれた名刺とIDカードを貰った。


「硬いにゃ〜…」


 屋根の上から2人を眺めて一言。


チュンッ…。


「オスが着飾ってアピールするのは、お前達鳥の方が上手だにゃ〜」


 ほのぼの日向ぼっこしていた。



「戻りました」

「お帰り。彼女は何か言っていたかい?」

「ええ…。私達も更に上に行けるかと」

「人の道を外れてかい?」

「…はぁ。性格が悪いわよ、兄さん」

「仕方ないだろう?彼は金の卵を産むガチョウだ」

「間違っていないだけにタチが悪いわね…」

「良き隣人でいる必要が有るし、取り込まれる訳にもいかない。直ぐにバレるよ。彼の特異性は。…美冬がもう少し年下だったら良かったんだけどねぇ…」

「セクハラで訴えるわよ」

「ごめん、ごめん」


「あの子はどうなの?」

「…彼女かい?…衝突しそうでねぇ…」

「あ〜。ステージ3の誇りね」

「彼が勝ってしまうと色々面倒だしね…」

「陰陽院…」

「肝入りだからね。把握してる一部の者達も騒ぐだろう」

「台風の目になるのね…」

「爬虫類の王…」

「そう言ってたわね、彼女」

「…咄嗟に思い浮かぶモノは?」

「……ドラゴン?」

「海の有名な龍さ」



  リヴァイアサン…




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