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【10/22連載開始】王女殿下、まずは拳をお下げください ~平民出身の転生執事、最強王女を育成する~  作者: アカメノコバチ


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第8話① お祭りの準備は大変でございます

 ハルゼン伯爵は、失脚した。


 その後の調査で、軍用飼料の不正売却だけでなく、調達費の水増し請求や架空の輸送費の計上など、ほかにも複数の不正が明らかになったのだ。


 伯爵はすべての公職を解任され、王国の物資管理に関わる権限も失った。


 もっとも、軍への飼料供給が止まったわけではない。


 王国が新しい管理体制を整え、商人や御者たちは引き続き物資を運んでいる。


 ……ひとまず、一件落着といったところか。


 そんな騒動から、しばらく経った頃。


 王都は、いつも以上の賑わいを見せていた。


 建国祭が近づいていたのだ。


 ◇


「ねえ、トルーキン!」


「はい」


「あと二日だね!」


 朝の王宮。


 エクレシア王女殿下が、嬉しそうに僕を見上げていた。


「何がでございますか?」


「建国祭!」


「ああ。そうでございますね」


「楽しみだなぁ!」


 殿下がくるりと回る。


 ……朝から元気なお方だ。


「殿下は、建国祭がお好きなのですね」


「うん! 大好き!」


「何が一番楽しみなのでございますか?」


「えっと!」


 殿下が指を折り始めた。


「おいしいものがいっぱいあるでしょ!」


「はい」


「歌ったり踊ったりする人もいるでしょ!」


「そうでございますね」


「あとね、街がきれいになるの!」


「飾りつけでございますね」


「うん! それに、お店もいっぱい!」


 ……随分と多いな。


「それで、一番はどちらなのでございますか?」


「全部!」


 ……。


 質問の意味がなかった。


「でもね!」


「はい」


「一番好きなのは、みんなが笑ってること!」


 ……おや。


「建国祭って、みんな楽しそうでしょ?」


「そうでございますね」


「だから、私も嬉しくなるんだ!」


 殿下が満面の笑みを浮かべた。


 この方らしい答えだ。


 食べ物にばかり興味があるのかと思っていたが、どうやら違うらしい。


「それは結構なことでございます」


「うんっ!」


「ちなみに、本日は王都へ出かける予定でございます」


「えっ!?」


 殿下の目が輝いた。


「準備の様子を見学いたします」


「ほんと!?」


「はい。王都の商業と行政について学んでいただく予定でございます」


「やったぁ!」


 殿下が両手を上げた。


「早く行こう!」


「殿下。まだご説明の途中でございます」


「ええーっ!」


「本日は授業でございます。遊びに出かけるわけではございませんよ」


「トルーキンは真面目だなー!」


 ……。


「それでは、何を学んでいただくか、もう一度申し上げますね」


「うん!」


「建国祭のために、どのような方々が働いているのか。そして、街がどのように管理されているのか、でございます」


「わかった!」


「覚えられましたか?」


「うん!」


「では、何を学ぶのでございますか?」


「お祭りのお勉強!」


 ……。


 まあ、間違ってはいない。


 ◇


「わああっ!」


 王都の商業地区へ到着すると、殿下が歓声を上げた。


 大通りには色とりどりの布が飾られ、建物の窓からは小さな旗が下がっている。


 屋台を組み立てる職人たち。


 商品を運び込む商人たち。


 通りの向こうでは、子供たちが飾りつけを手伝っていた。


 王都は普段から賑やかだが、今日はそれ以上だった。


「ねえ、トルーキン! 見て!」


「はい」


「あっちにもお店があるよ!」


「建国祭に向けた準備でございますね」


「こっちにも!」


「そうでございますね」


「あっ! あれ、おいしそう!」


 ……。


 やはり、そうなるか。


 殿下が指さした先には、焼き菓子の屋台があった。


 店先には木箱が積まれ、甘い香りが漂っている。


「ねえ、トルーキン!」


「はい」


「ちょっとだけ見てきていい!?」


「見学であれば構いません」


「やったぁ!」


 殿下が駆け出した。


 護衛の騎士たちも、慌てて後を追う。


 ……まったく。


 この方の護衛は、なかなか大変だろうな。


 もっとも、僕も人のことは言えないのだが。


 ◇


「ねえ!」


 屋台へ駆け寄った殿下が、元気よく声をかけた。


「何のお店!?」


 店先にいた少女が振り返る。


 十歳くらいだろうか。


 茶色い髪を後ろで結び、前掛けを着けている。


「焼き菓子だよ」


「わあっ! おいしそう!」


「まだ売ってないけど……」


「ええーっ!」


 殿下が残念そうな顔をした。


 その様子がおかしかったのか、少女が笑う。


「建国祭が始まったら売るんだよ」


「ほんと!?」


「うん!」


「じゃあ、買いに来る!」


 ……殿下。


 まだ値段も確認しておりませんよ。


 すると、屋台の奥から一人の女性が現れた。


 少女の母親らしい。


「あら、お客様ですか?」


 女性は殿下を見ると、僕たちの後ろに立つ護衛の騎士たちへ目を向けた。


 そして、慌てて頭を下げる。


「も、もしかして、王女殿下でいらっしゃいますか!?」


「うん!」


 殿下が笑顔で答えた。


「エクレシアだよ!」


「お、お姫様!?」


 少女が目を丸くする。


「すごい……」


「そうなの?」


「うん! 私、お姫様とお話しするの初めて!」


「じゃあ、いっぱいお話ししよう!」


 ……。


 実に殿下らしい。


「お名前は?」


 僕が尋ねると、少女が少し緊張した様子で答えた。


「リナです」


「リナ!」


 殿下が嬉しそうに呼びかける。


「建国祭、楽しみ?」


「うん! すっごく!」


「私も!」


 二人が顔を見合わせて笑う。


 ……随分と気が合うようだ。


「今年はね、お母さんのお店も出せるんだ!」


 リナが屋台を指さした。


「去年は出せなかったの?」


「うん。場所が取れなかったんだ」


「そうなんだ!」


「でも、今年はちゃんと許可がもらえたの!」


 リナが誇らしそうに胸を張った。


 母親も嬉しそうに頷く。


「この日のために、親子で準備してきたんです」


「普段も焼き菓子を売っておられるのですか?」


 僕が尋ねる。


「はい。ただ、普段の店は小さいものですから。建国祭なら、たくさんのお客様に食べていただけると思いまして」


 ……そういうことか。


 建国祭は、商人たちにとって大きな商機でもある。


 大勢の人が訪れれば、普段より売上も増えるだろう。


「たくさん売れるとよいですね」


「ありがとうございます」


 母親が微笑んだ。


「ねえ、リナ!」


 殿下が身を乗り出す。


「私も応援する!」


「ほんと!?」


「うん! いっぱい売れるといいね!」


「ありがとう!」


 リナが満面の笑みを浮かべた。


 ……ふむ。


 こうして見ると、殿下は随分と人懐っこい。


 王族だからといって、特別扱いされたいわけではないのだろう。


 誰とでも、すぐに仲良くなってしまう。


「殿下。そろそろ参りましょうか」


「ええーっ!」


「まだ見学するところがございますので」


「……わかった!」


 殿下は名残惜しそうにしたが、素直に頷いた。


「リナ、またね!」


「うん! またね!」


 二人が大きく手を振り合う。


 僕も母親に挨拶し、その場を離れた。


 ……さて。


 そろそろ、授業らしいこともしていただかなければ。


 ◇


「ねえ、トルーキン!」


「はい」


「お店って、好きなところに出していいの?」


 ……よい質問だ。


「いいえ。建国祭では、あらかじめ許可された場所に出すことになっております」


「どうして?」


「誰もが好きなところに店を出してしまうと、道を通れなくなるからでございます」


「そっか!」


「それに、建国祭では大勢の人々が集まりますからね。警備や荷物の運搬も考えなければなりません」


「へえーっ!」


 殿下が感心したように頷いた。


 ……よし。


 今日は、なかなかよい授業になっている。


 そう思った、そのときだった。


「そんなこと、今さら言われても困る!」


「こちらも仕事なのです!」


 少し先から、大きな声が聞こえてきた。


「ねえ、トルーキン!」


「はい」


「何か揉めてるよ!」


「そのようでございますね」


 声のする方へ向かう。


 そこには、十人ほどの商人と数人の警備兵が集まっていた。


 商人たちは怒った様子で、警備兵に詰め寄っている。


「こちらは許可をもらっているんですよ!」


「それは承知しております!」


「だったら、どうして移動しなきゃいけないんだ!」


 ……ん?


 屋台の場所を巡る問題らしい。


 僕は警備兵に声をかけた。


「失礼いたします」


「何だ? 今は取り込み中で……」


 警備兵が振り返る。


 そして、殿下の姿を見た途端、姿勢を正した。


「お、王女殿下!?」


「こんにちは!」


 殿下が元気よく挨拶する。


「どうしたの? 何か困ってるの?」


「そ、それが……」


 警備兵は少し迷ってから、事情を説明し始めた。


 建国祭では、王都に大勢の人々が集まる。


 今年は特に人出が多くなる見込みらしい。


 そのため、役所から警備計画の見直しが指示されたという。


「この通りも、もっと広く空けておく必要があるのです」


 警備兵が屋台の並びを指さした。


 確かに、両側には屋台がずらりと並んでいる。


 その間を、一台の荷車が通ろうとしていた。


「おーい! もう少し下がってくれ!」


 御者が声を上げる。


 商人たちが、慌てて荷物を動かす。


 荷車は、ようやく通り抜けた。


 ……これは確かに狭い。


「今でも荷車が通るのがやっとです」


 警備兵が言った。


「祭りが始まれば、もっと人が増えます。火事などが起きたとき、救助の荷車が通れなくなってしまいますので」


「それは困りますね」


「はい。ですから、屋台の一部を移動していただきたいのです」


 理由は理解できた。


 しかし、商人たちにも事情がある。


「王女殿下、聞いてください!」


 一人の商人が、僕たちへ書類を差し出した。


「ここで商売してよいと、役所から許可をいただいているんです!」


「場所代だって払ったんですよ!」


「今さら動けと言われても、どうすればいいんですか!」


 ……そうか。


 当初は、この配置で許可が下りていたのか。


 それなら、商人たちが怒るのも無理はない。


 警備兵は頭を下げた。


「本当に申し訳ありません。しかし、安全のためなのです」


「その安全を考えるのは、許可を出す前じゃないのか!」


「……おっしゃるとおりです」


 警備兵が苦い顔をした。


 ……ふむ。


 これは、なかなか厄介だな。


 商人たちは、許可された場所で準備を進めていた。


 警備兵たちは、大勢の人々の安全を守ろうとしている。


 どちらにも、もっともな理由がある。


「ねえ、トルーキン」


「はい」


「お店の人たち、悪いことしてないよね?」


「はい」


「じゃあ、警備兵さんたちが悪いの?」


「いいえ。皆を危険から守ろうとしておられます」


「……そうなの?」


「はい」


 殿下は両者を交互に見た。


「……じゃあ、どっちも悪くないんだ」


「そのとおりでございます」


「なのに、喧嘩してるの?」


 ……。


 まさに、そのとおりだ。


 どちらも正しいと思っている。


 しかし、それぞれに譲れない事情がある。


 殿下にとっては、少し難しい問題かもしれない。


 ◇


「皆さん、聞いてください!」


 警備兵の責任者らしい男が、声を張り上げた。


 商人たちが振り返る。


「明日の朝には、建国祭の飾りを運ぶ大きな荷車が、この道を通る予定です!」


 ……ほう。


「それまでに通路を確保しなければなりません。日没までに屋台の移動が決まらなければ、役所へ出店の中止を求めることになります!」


「日没まで!?」


「そんな無茶な!」


「あと何時間しかないと思ってるんだ!」


 商人たちが騒ぎ始めた。


 ……まずいな。


 話し合いの時間が、ほとんど残されていない。


「どうして、もっと早く言ってくれなかったんだ!」


「今朝、正式な指示が届いたのです!」


「だったら、代わりの場所を用意してくれ!」


「それは、役所の担当者に許可をいただかなければ……」


「じゃあ、今すぐ呼んできてくれ!」


 ……。


 まったく、そのとおりだ。


 警備兵には通路を確保する責任がある。


 しかし、新しい出店場所を決める権限はない。


 そして、役所の担当者が来たところで、移動先が見つからなければ解決しない。


 商人たちも、そのことはわかっているのだろう。


 声を荒らげながらも、不安そうな顔をしていた。


 そのとき。


「お姫様!」


 聞き覚えのある声がした。


 振り返ると、先ほどのリナが立っていた。


「あっ、リナ!」


 殿下が笑顔になる。


 しかし、リナは笑っていなかった。


「……お店、出せなくなっちゃうかもしれないんだ」


「えっ!?」


 殿下が驚く。


 その後ろには、リナの母親もいた。


 どうやら、あの焼き菓子屋も移動の対象になっているらしい。


「別の場所に行けばいいんじゃない?」


 殿下が尋ねる。


 母親は、困ったように首を振った。


「それが、よい場所はもう埋まっておりまして……」


「そうなの?」


「はい。ここで商売できると思って、材料もたくさん仕入れてしまいました」


 母親が屋台を見つめる。


「今年こそは、と思っていたのですが……」


 ……。


 リナが母親の服を握った。


「お母さん……」


「大丈夫よ、リナ」


「でも……」


 少女の目に、涙が浮かんでいた。


「ずっと頑張ってたのに……」


 その声を聞いて、殿下の表情が変わった。


 少し前まで、二人はあれほど嬉しそうに笑っていた。


 建国祭を心待ちにしていた。


 それが、今はすっかり元気をなくしている。


「……ねえ、トルーキン」


「はい」


「どうにかならないの?」


 ……。


 僕は改めて、周囲を見渡した。


 通りの幅。


 屋台の大きさ。


 荷車の通り道。


 そして、少し先にある横道。


 その向こうには、小さな広場も見える。


 ……あそこは、まだ十分に使われていないようだな。


 僕は《算神》を発動した。


 頭の中で、屋台の配置を少しずつ動かしてみる。


 現在の通りから、何軒かを移す。


 横道にも人が流れるようにする。


 小広場の空いている場所を利用する。


 ……うん。


 可能性はありそうだ。


 もちろん、単純に屋台を動かせばよいわけではない。


 新しい場所での営業許可が必要だ。


 商人たちにも納得してもらわなければならない。


 しかも、日没までに移動を終える必要がある。


 ……簡単な話ではないな。


「ねえ、トルーキン!」


 殿下が僕の袖を引いた。


「はい」


「お店も、道も、どっちも残せないの!?」


 ……おや。


 殿下は、真剣な顔をしていた。


「どっちかが我慢しなきゃ駄目なの?」


「必ずしも、そうとは限りません」


「ほんと!?」


「はい。ただ、皆様のご協力が必要でございます」


「じゃあ、お願いしよう!」


 ……。


 実に殿下らしい。


「殿下。お願いするだけでは解決しないこともございます」


「そうなの?」


「はい。皆様には、それぞれのご事情がございますので」


「……そっか」


 殿下は、少し考え込んだ。


 そして、リナを見た。


「リナ!」


「……なあに?」


「お祭り、楽しみにしてたんだよね?」


「……うん」


「私も!」


 殿下が笑顔になる。


「だから、一緒に楽しもうよ!」


「……えっ?」


「まだ、お店出せなくなったって決まってないでしょ?」


 リナが顔を上げた。


 殿下は、その頭をそっと撫でる。


「私、頑張るから!」


 ……。


 その言葉を聞いて、僕は少し驚いた。


 殿下が誰かを助けたいと思うことは、珍しくない。


 だが、今回は誰かを倒せば済む話ではない。


 相手にも事情がある。


 それでも、殿下は諦めるつもりがないらしい。


 ……さて。


 こうなれば、僕も頑張るしかないか。


「殿下」


「なあに?」


「一つ、方法があるかもしれません」


「ほんと!?」


「はい。ただし、まだ確認しなければならないことがございます」


「何を?」


「屋台を移す場所の許可と、皆様のご意思でございます」


「……?」


 殿下が首を傾げた。


「難しい?」


「少々」


「でも、できるかもしれないんだよね?」


「はい」


「じゃあ、大丈夫!」


 ……。


 随分と簡単におっしゃるな。


 僕が苦笑した、そのときだった。


「もういい! こんなところで商売なんかできるか!」


 一人の商人が怒鳴った。


「俺は帰るぞ!」


「ちょっと待ってくれ!」


「待ってどうなるんだ!」


 周囲が再び騒がしくなる。


 警備兵も、必死になって商人たちをなだめていた。


 ……まずい。


 このままでは、話し合いそのものができなくなる。


「殿下。少々、お待ちください」


 僕は警備責任者に声をかけようとした。


 しかし。


「ねえ、トルーキン!」


「はい」


「私、みんなにお話ししてくる!」


「……殿下?」


 言い終わる前に、殿下が駆け出した。


 商人たちの前へ向かっていく。


「ちょっと待ってー!」


 大きな声が響いた。


 騒いでいた人々が、思わず振り返る。


「あれ……王女殿下じゃないか?」


「エクレシア殿下?」


 殿下は、大勢の大人たちの前に立った。


「ねえ、みんな!」


 そして、元気よく声を上げる。


「私、建国祭が大好きなの!」


 ……。


 商人たちが顔を見合わせた。


「だって、みんな楽しそうなんだもん!」


 殿下が笑顔で続けた。


「だから、お店の人たちにも、警備兵さんたちにも、笑っててほしい!」


 ……殿下。


 僕は、その姿を見つめていた。


「お店もなくしたくないし、道もちゃんと空けたい!」


 殿下が両手を広げる。


「だから、みんなでお祭りできるようにしようよ!」


 しばらく、誰も何も言わなかった。


 すると、一人の商人が口を開いた。


「……王女殿下。お気持ちはありがたいんですが」


「うん!」


「どうやって店を移すんです? 重い屋台もあるんですよ」


 ……ああ。


 確かに、そこも問題だ。


 僕も移動に必要な人手を考えていたところだった。


 しかし。


「それなら大丈夫!」


 殿下が、満面の笑みを浮かべた。


「私が運ぶから!」


 ……。


 …………。


 商人たちが固まった。


 警備兵たちも、目を丸くしている。


「……王女殿下が?」


「うん!」


 殿下が元気よく頷いた。


「私、力持ちなんだ!」


 ……殿下。


 確かに、そのとおりでございます。


 ですが。


 まだ、移動先の許可も取れておりませんよ。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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