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新婚夫婦ですが、チート冒険者始めました。  作者: ノヴァ
チートな冒険者夫婦の誕生~学生生活も謳歌します!~
14/34

町にて~購入完了~

 今回は短いですm(__)m



 道中で話を聞くと三人も冒険者らしく、この町を拠点に活動しているらしい。中でも黒髪の子は先日、1VS1(サシ)でビッグバイパーと呼ばれる巨大蛇モンスターを討伐したとのこと。どうやら三人の中では腕は一番のようだ。

 緑髪の子はそれなりに強いらしいが、ワーキャットの子は戦力としては心許ないので戦力強化の為の武器を探していたら、俺達に出会ったとの事。

 ここで出会ったのも、見えざる神の手か運命の歯車が関わったのだろう。何はともあれ家が見つかって良かった。

 その後も三人と会話をしながら案内されると、一件の家にたどり着いた。

 見掛けは煉瓦造りの綺麗な二階建て。ベランダと小さいながらバルコニーが備え付けられており、かなりの邸宅と見受けられる。

「ここがその空き家。で、隣が私達が住んでる家よ」

 緑髪少女の指差す方を眼で追うと、隣も同じような造りの家が建っている。唯一違う点を挙げるとするなら、二件の家が左右対称というところだろうか。

「なるほど……これは──良いものだっ!」

「確かにっ! 私、ファンタジー世界でこんな家に住むのが夢だったのっ♪」

「どうやらお気に召したようね。で、この家の売却価──」

「これで足りるか?」

 ごとごとんっ。

 価格を提示しようとする少女の足元に、金塊を2つほど投げる。

「──格ってはいっ!?」

 それを見た三人の眼が見開かれる。

「えっ、これって……金塊?」

「ああ、そうだけど?」

「これを……私達ニ?」

「なに、足りない?」

「────いいわ、取り引き成立よ。これ、家の鍵」

 驚く二人よりいち早く正気に戻ったのか、緑髪少女は金塊を抱えるとこちらに鍵を2つ投げる。

 それを受け取ると、三人に向けてサムズアップ。

「契約成立、感謝するぜ三人とも」

「ふんっ、あんな家持ってても使わなかったし宝の持ち腐れよりマシと思っただけよ。別にあんたらに親切にしてやったとか、そんなんじゃないからっ!」

 ツンデレご馳走さま。

 しかし典型的なツンデレ少女を生で見られるとは……ラグナノヴァ、恐るべし。

「ま、これから横の付き合いで仲良くやりましょうや」

「ふ、ふんっ!」

 そう言い残して緑髪少女は家の中に消えていった。あとの二人も別れの挨拶をすると、家の中に戻っていった。

「さて……っと。そんじゃ、早速内装確認を始めますか」

 早速、貰った鍵でドアのロックを外すと、中に入る。

「うわぁ……すっごいっ!」

 中に入ると、そこは美しい木の空間。

 綿密に計算されたであろう組み合わせで、一切の隙間を作っていない木製の壁に床。それに──嗚呼、凄すぎて言葉が見つからん……。

 イラストでも載っけられれば、この綺麗な内装を想像するのは容易いだろうにっ!!

 全くもって自分の語彙力の無さに腹が立つっ!!

「へー、何だかんだで家財道具揃ってんじゃん。ほんとにあの子この家要らなかったのか?」

「多分、三人で家2つなんて使いきれないだろうから、腐らせるよりはマシって考えたんでしょ。売れば金も手に入るし要らない家を手放せるし、一石二鳥ってところね」

「なるほど……。でもそのおかげで、家財道具の買い出しの手間が省けた。あとは食料の買い出しすれば普通に暮らせるな」

 実際、電気や水道も通っており、これから暮らすに居たって何ら不自由はない。

 というか、美咲にはハヤシライスを作って貰いたい。昨日食べてないので今夜こそ。


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