第3304話 アホトラップ資材
補給艦デイブランドから届いた物資の山・・・
それを検分するナキがいた。
「この変な仏像・・・
「罵倒観音」って書いてあるにゃ・・・」
「母ちゃん・・・
そんな仏様、いたかにゃ?」
ミラが聞く。
「いねーにゃ。」
「しかし・・・
さすがデイブランド・・・
一定確率で変なブツが混ざってるにゃ。」
ミラの足元に「ハック船長のハッキングツール」とラベルの入ったディスクが転がっている。
「なんに使うにゃコレ・・・」
現在、デウス宇宙艦隊は、腕利きのハッカーが人間・神族・電子機器ともにそろっている。
意味なし。
「タヌキ神・シガッラッキ像・・・
いたかにゃ?
そんな神様・・・」
ナキは、信楽焼のタヌキを抱えた。
「ん?」
見ると紙が貼ってある。
「どれどれ・・・
「我を爆薬の容器として使用せよ。さすれば、そなたに幸運が「おとずれ」よう・・・」?
怪しすぎるにゃ・・・」
ナキはこれまでも、くせ者の神、変な神と見てきたが・・・
「まあいいにゃ。
最凶の粉末爆薬を仕込むにゃ。」
好奇心にかられ、調合を始めるナキ。
何を隠そう、キティルハルムの民・・・
とりわけミケランジェロ一族は、爆薬調合のスペシャリストである。
さらに、「ろくでもないことを学ぶ」のが大好きな氏族でもあるのである。
「あーあ・・・
母ちゃんの悪い癖が・・・」
ミラも、「アシラ像」に爆薬を仕込み始めた。
ミケランジェロ一族って・・・




