第3302話 罠三昧!
パルテノス艦橋・・・
「にゃーははは!
たいがい、ミリアム陛下の戦略もアホだけど、ナキ閣下のしかけるトラップはもっとアホにゃ!」
鉄子がバカ笑いしている。
「アテナ様。
アレス様が地球方面の艦隊を打ち破ったとの報告をされました!」
オウルが報告する。
「では・・・
キティルハルム艦隊は?」
「はい。」
キティルハルム旗艦に繋がる。
「目下、第二次間抜け罠敷設準備中です。」
ミリアム女王が、コワい笑みを浮かべた。
「楽しそうですね・・・」
「ええ。
我々は・・・
「猫」ですから。」
ミリアム女王の傍らでは、ナキがなにやらバナナ状の入れ物に「そんなバナナ」と書いている。
「あ。
アテナ様。
トラップの文句書くの楽しいにゃ!」
凶悪だ。
戦艦ミリアリア艦橋・・・
「では、さっそく準備が終わり次第、第二陣の敷設をなさい。」
「はい。」
通信が切れる。
「ユニィ!
まずは、あの戦艦に接舷。」
「はいなの!」
手頃な戦艦に、ミリアリアの接続空母を接舷する。
そして・・・
「ん。
これでトラップ用ニトロが切れたにゃ。」
最後の手持ち爆薬を敷設し終えたナキが言う。
「ええ。
こちらも。
補給艦デイブランドから受け取らないとですね。」
私が言うと・・・
「各艦、敷設終了です。」
アビニシアンのニーティスが報告してくる。
ジョルジュ艦隊・・・
「ありゃあ・・・
陛下たちってば・・・
完全に楽しくなってるなこりゃ・・・」
呆れた声で、ジョルジュがふんぞり返った。
「どうします?
先輩。」
ニコが聞く。
「決まってるさ。
アテナ様が方針を変えん以上、そのまんま続けるだけだよ。」
「猫」ってのは、作業が楽しくなるとハマります。




