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第3288話 恐怖の科学導師

ミリアリア艦橋・・・


「にゃーははは!

さっそく、ジョルジュ閣下、使ったにゃ!

そのうち、大魔王軍で量産がはじまるにゃ!」


ファクトリアがバカ笑いをする。


「さすが神をも恐れぬマッドサイエンティストにゃ・・・

よくもここまでイカれた化学兵器・細菌兵器をつくれるにゃ・・・」


ナキが言う。


「にゃーははは!

あんなの、陛下でもつくれるにゃ!

陛下はあちし以上の科学導師だからにゃ!」


「できないわよ・・・」


私は、ファクトリアを見た。


「おっかなすぎて。」


私は腐っても女王だ。


あんなアホでぶっとんだ兵器つくれるかい!?


「甘いにゃ。

ヤン提督の紅茶よりも。」


ファクトリアはニヤリと笑う。


「猫」さながらに。


「兵器ってのは・・・

攻めるほうが、「攻めてくる」のをおっかながるほうがいいにゃ。

さらに!

使うにふさわしいヤツに託すのが筋にゃ!」


物騒なこと言ってる・・・


「あなたの言い分もわかります。

が、地球の科学導師もまったく同じことを言って強力な爆薬を開発し・・・

ついには「粉末爆薬ダイナマイト」を開発。

後に、その思想を反省し、人類に対する業績を残した者に勲章と賞金を渡す賞を設立した科学導師もいたというのに・・・

あなたは・・・」


「それ・・・

王立図書館の技術から開発されたのと違うにゃ?」


ナキが聞いてくる。


「似た経緯ですね。

この科学導師・・・

アルフレッド・ノーベルと言います。」


「崇高にゃ・・・」


ナキは感心するが・・・


「まあ・・・

理想は理想でけっこうにゃ。

けど、そうでない場合もあるにゃ。」


ファクトリアは腕を組んだ。

これが悲しいところよ・・・

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