第3287話 凶悪兵器
ジョルジュに対するグラゴデス艦隊・・・
「な・・・
なんだ!?
この赤い粉は!?」
「と・・・
トウガラシだ!」
「な・・・
なんだと!?
ぶははは!!!」
「笑いごとかッ!?」
「し・・・
しかし・・・」
そう。
これは、人類が知った「全てのトウガラシ」を、ファクトリア謹製の「ワライダケ」粉末と合成した恐ろしいモノだ。
ひとたび吸い込むと、無理やり笑わされ・・・
さらに吸い込む。
「う・・・
うぐッ!?」
そうやって、艦内の人員を絶命に追い込む。
ある意味、「笑いインフルエンザ」や「笑いペスト」より恐ろしい。
艦隊旗艦・・・
「な・・・
なんだ!?
この奇妙な弾頭は!?
化学兵器か!?」
艦隊司令ヒル将軍が目を剥いた。
「いかにも。」
突然、艦橋のモニター画面にジョルジュの顔が映る。
「僕はデウス宇宙宇宙艦隊の・・・
リシテアール連邦宇宙艦隊大魔王艦隊司令・・・
聖大魔王ジョルジュ。
これが新しい僕のおもちゃ・・・
名付けて「トウガラシ弾頭」さ。
昔の僕のおもちゃには凶悪なものが多くてねえ・・・
こういう場では、人道的に使いようがないのさ。」
「聖大魔王ジョルジュ・・・
リシテアール三賢人の一人かッ!」
ヒル将軍は、すぐに言い返す。
「この兵器のどこが人道的だ!?
こんなとんでもない兵器を!」
「くくく・・・
銃弾型原子爆弾に比べれば、まだ人道的なおもちゃだと思うんだけどねえ。」
凶悪な笑みを浮かべるジョルジュ。
凶悪だ!




