第3286話 新たなる化学兵器
戦艦ミリアリア艦橋・・・
「にゃ!
陛下!
ジョルジュ閣下の艦隊が・・・」
「艦隊が・・・?」
私は、ナキに報告の続きを促す。
「あの新型兵器を使用したにゃ!」
「なぬッ!?」
あの新型だとッ!?
トラルティール艦隊のライテスが別の艦隊の旗艦を攻略中になんということだ!
「ファクトリア~・・・
まーた変なモンをあのネズミに渡して~・・・」
ナキが予備の頭痛薬を渡してくる。
とりあえず礼を言い、飲み下ず。
「笑いインフルエンザの次は、トウガラシ弾頭!?」
「さすが、ミケランジェロ一族の血統にゃ・・・」
ミケランジェロ一族の小金持ちには、変な趣味を持つコレクターがけっこういる。
カラシを刀身に塗った斬られると辛い「マスタードソード」・・・
起床に使う「起床用棘付き鉄球」など・・・
そんな変なモノばっかりだ。
そんな気性の一族だ。
異世界にいった際、ナキが変なモノを買い込んだのも、彼女の趣味か一族の血か・・・
それだから、科学導師や錬金術師は得てして変なモノをつくる。
しかも、金や地位のあるヤツならなおのこと・・・
「あ・・・
また敵艦隊に命中にゃ。
さすがファクトリアが組んだプログラムにゃ。
変態的なキモい軌跡を描いて迎撃ミサイルをかわして命中してるにゃ・・・」
さすがアホがつくっただけある・・・
「あれを解除できるのは、老師だけでしょうね・・・」
私は、頭を突っ伏した。
ミケランジェロ一族って・・・




