第2268話 リシテアール連邦陸戦部隊
キティルハルム連邦最新型「洗車」・「ウォッシング」の指揮官用車両のコックピットの座席に座るミリアリア大公ライティアの家臣ショータ・ミケランジェロは、モニターを覗きつつぼやいた。
「まーったく・・・
今回の超魔王は、大魔王やら魔王やらをいつも以上に量産してくれるぜ。」
ショータは、操縦桿を引く。
すると、車体から脚が生え、機動兵器に変形する。
「総員・・・
変形!」
「洗車」が、一斉に「変形」するのは圧巻だ。
それを見ていたかのように、大魔王たちが炎の魔法を放ってくる!
「へッ!
こっちは、「洗車」部隊なんだぜ!
総員・・・
「水流防壁」!」
ウォッシング隊は、水魔法で防御した。
「くらえ!
水流機関砲!」
「洗車砲」から繰り出される水魔法のマシンガンは、大魔王・魔王を一掃する。
だが・・・
「ショータ閣下!
一人だけ、無傷の大魔王がくるにゃ!」
僚車に搭乗する、ミハイルの報告に、ショータは目を見張る。
「名のある将と見受ける。
我が名は、炎の大魔王フレイム!
「炎の大魔王」部隊の将!
貴君の名は?」
「オレは、ミリアリア大公ライティア殿下の家臣・・・
冒険者ギルドマスターのショータ・ミケランジェロだ!
敵地でなんだが・・・」
なるほど・・・
本来、火災・テロ鎮圧用兵器であるこいつに、ぴったりの敵じゃねえか・・・
そう考えつつ、ショータは、意地悪くニヤリと笑う。
「猫」さながらに。
「てめえらの眷属・・・
全部「消化」してやるぜ!」
「それ・・・
「消火」にゃ。」
とりあえず、ミハイルのツッコミは無視しておく・・・
ショータ:「消化」してやるぜ!
ミハイル:「消火」にゃ。




