第2262話 知ったことかッ!
「お・・・
おのれ・・・
ナキ・ミケランジェロ・・・!
愚弄しおって!」
床が変形し、ナキに襲い掛かった。
しかし、一心不乱に「本体」に連続火炎拳を叩きこむナキ。
床に、すかさず私は鉄拳をぶつける。
「知ったことかッ!
人間・・・
綺麗ごとを言わなくなると・・・
滅びるにゃ!
人間の言う全ての美徳と欲望・・・
それすなわち「綺麗ごと」にゃ!」
ぎっ!と、カタストロフを見るナキ。
「よく言った!」
アルナスは、刀を構える。
「真空波動剣ッ!」
いつの間にか壁や柱から生えた触腕を、彼女の放った剣撃が全て迎撃される。
「だよね。
気持ちはわかるけど、それは・・・
君とは、相容れない原理なんだよね。」
ジョルジュの両手に、光が生じた。
「混沌破壊光!」
ジョルジュは、周囲を破壊し始めた。
「バカめ!
あてずっぽうに攻撃してどうなると言うんだい!」
明らかに狼狽しながら、カタストロフが言う。
「そうでしょうか?」
私は、カタストロフを見た。
「今、あなたは急速に進化すると同時に・・・
この宮殿・・・
そして、惑星と一体化し始めている。
ナキが攻撃しているのは、「コア」・・・
すなわち、本体。
でも・・・
「この宮殿」自体も、やはりあなたなのでしょう!」
私は、呪文を唱え、悠久の図書館を床に突き立てる!
「光輝大燃焼!」
ドオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!
カタストロフの間の床の一角に、魔方陣が出現し、そこから炎の柱が上がり・・・
宮殿の屋根をブチ破った!
「ぐはあああああああああああッ!」
悶絶するカタストロフ。
「やはり、そうですか。」
私は、びしりとカタストロフの前に指を突き立てる。
「ナキの言ったことを、もう一度言いましょう。
「知ったことか」!
人間は・・・
綺麗ごとを言わなくなると・・・
滅ぶしかないのです!」
カタストロフの進化は続いています・・・




