第2236話 獣の魔王と獣の魔王
天文台戦艦ハイペリオン・・・
その右タラップ内のドック・・・
「神波動充填・・・
獣の魔王グランシス・・・
いきます!」
グランシス機が、翼を広げて宇宙に舞う・・・
「うむ・・・
さすが、最新鋭だ。
皆は、女王陛下やエースの専用機ばかりをほめちぎるが・・・
量産機もいいもんだな。
おっと!」
グランシスは、襲ってくる敵機を捕まえた。
「この俺に捕まったことを不運に思うんだな!」
そのまま、両腕で締め上げる。
バキバキ・・・
機動兵器の装甲は、普通は締め上げて砕けるものではない。
が・・・
グランシス機は、いとも簡単に砕いて見せた。
学士の大魔王ドルシェ・・・
「あいつ・・・
また敵機を、粉々にしたな・・・」
ドルシェは、頭を抱えた。
彼の機体は、量産機をカスタム化したものだ。
やたら腕力が強い。
「まあ・・・
あいつは、ジョルジュ様の一族きっての突然変異種・・・
「獣の魔王」と言われるだけのことはある。」
ただ・・・
軍人気質の人員が多い、ジョルジュの一族の中では、最も「マッチョ」で・・・
そのため、「獣の魔王」と呼ばれる。
「元が「ネズミ」なのに・・・」
グランシス・・・
そうやって、敵機を撃破していくうちに・・・
彼は、「強敵」に遭遇する・・・
「できるな・・・
こいつ・・・」
グランシス機は、専用武器「神波動拳」を両腕に装備する。
ガントレッドや、フストガードのような武器だ。
「我が名は「獣の魔王」ビート!
貴様は?」
ビートの機体は、大剣を抜き放ち、グランシス機に向けた。
「宇宙連合・リシテアール所属・・・
聖大魔王ジョルジュ様の一族が一子・・・
老師こと「天空の大魔王」ハイペリオン様の麾下・グランシス!
「善の魔王」の力・・・
見せてくれる!」
主に「腕力」だが・・・
うーん・・・
どうなんだろ・・・




