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第2235話 天空と律する者

「ほほお・・・

さすが、ウォルストじゃな。」


天文台戦艦ハイペリオン艦橋で、「天空の大魔王」ハイペリオンこと通称「老師」が言う。


「しかし・・・

あの御仁は、あまり評価をせぬ方がよいでしょう。」


オペレーター席の娘・「正義の大魔王」テミス・リーブラがぼそりと言う。


「ほお・・・

なぜじゃ?

評価は大事じゃが・・・」


テミスは、首を横に振る。


「真の才覚なる者は、出世を望まぬモノです。

そもそも・・・

父上の盟友である「超魔王ガルアレート」・・・

ハルカ博士は、世のためだけに研究されていたでしょう。」


「ほほほ・・・

そうじゃな・・・

ときにテミスよ。

使えそうなヤツはおるかのお・・・」


「はい。

学士の大魔王ドルシェが、なかなかのモノかと・・・」



機動兵器テルナハル隊同士の乱戦・・・


「敵機確認!

って・・・

下か!?

うわああああああああああああッ!」


下から斬りかかってくる敵機をかわすまでもなく、敵機は爆散する。


「くくく・・・

この学士の大魔王ドルシェの開発した「同期更新学習シンクロエボリューション操縦システム」・・・

うまく起動しているようだな・・・」


ドルシェは、テミスの弟で、父を師としている。


時として「こんなこともあろうかと」ばかりに、変な新兵器を開発してみせる。


「さあ・・・

敵に対して、この俺の実験を思う存分にしてくれる!」


さらに、手ごろな敵に、バラ(のようなモノ)を投げつける。


そのまま敵は、爆発四散する。


「ツキの怒りは・・・

鮎のメッセージ・・・」


「んなワケあるかーッ!?」


テミスがツッコんだ。


「サムい!」


「文句を言わんでください姉上。」


ドルシェは、ニヤリと笑った。

「ツキの怒りは、鮎のメッセージ」・・・

元ネタは、「アレ」です。

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