第2237話 剛の獣VS獣の獣
ハイペリオン艦橋・・・
「ふぉふぉふぉ・・・
あやつは、ジョルジュの一族にしては、剛力じゃからのお・・・」
提督席で、老師が笑った。
「え~?
ジョルジュ様の一族と言えば、知的な印象がありますが・・・」
テミスがげんなりとした顔をして言う・・・
グランシス・・・
「うおらッ!」
ビート機の剣を、グランシス機が両手で挟み込んで受ける。
「真剣白刃取りってヤツだ。」
「ふッ・・・
リシテアールの連中は、「できない」と聞いたが・・・」
「違うな。」
びきッ!
何やら、ビート機の剣に軋みが・・・
「方々・・・
リケ神や他の方々は、やらんのだよッ!」
グランシスは、なにやらおかんむりだ。
「それより・・・
お前の剣は、それでいいのか?
俺の計算だと・・・
俺自身と俺の機体の剛力で、あと少しで粉微塵になるが?」
言っている間に、剣は亀裂だらけになる。
ばこおおおおおおおおおおおおおおおんッ!
ビート機の剣は、粉々に砕け散る!
「くそおおおおおおおおッ!」
すばやく、神波動剣で斬りかかる、ビート。
だが・・・
グランシス機は、紙一重で躱し続け・・・
がすッ!
べきッ!
「ス・・・
スラスターを破壊された!?」
グランシス機は、ビート機のスラスターをその「剛力」で砕いたのだ。
「ま・・・
まさか・・・」
地味にコワい・・・
頭の回るパワーファイターは・・・
がしッ!
グランシス機は、ビート機を抱え込んだ!
「グランシスエクストリーム!」
馬鹿力と共に、強力な破壊神波動を送り込んだのだ!
「ぐはああああああああああッ!」
獣の魔王ビートは、その機体と共に爆散した・・・
おっふ・・・
パワーファイト・・・




