第2297話 リシテアール「最強」の人類
「がああああああああッ!」
ダキアは、その腕で殴りかかる!
だが・・・
「だからどうした?」
アルナスは、指一本で止めただけだった。
にもかかわらず、彼の腕が粉々になっている。
「つまり・・・
それだけお前の「力」と「速度」があるなワケだ。
が・・・」
アルナスは、刀で反対側の腕を斬る!
ぶしゃあああッ!
ダキアの鮮血がほとばしった!
「梨汁・・・」
人豹の少年黄金騎士が言う・・・
バキッ!
「それは、「ふな〇しー」だってば!」
アリスがハリセンではたく。
「すみません、アリス卿・・・」
見ると、両腕が再生しつつ増えていく・・・
「き・・・
キモい・・・」
アリスが、口元を覆う・・・
「ふッ・・・」
余裕の笑みを浮かべて、アルナスは何やら呪文を唱えた!
すると・・・
「って!」
ダキアの腕が無数に増えていくではないか!
「え!?」
アリスには意味がわからなかったが・・・
「今のこいつは、再生力のバケモノ。
ゆえに・・・
時間魔法をかけて、「50倍」再生にしてやった。」
「そ・・・
それって・・・」
アリスの顔が歪んだ。
「体力や神波動が、全部そっちに持っていかれるのと違います?」
「いかにも。
後は、ほおっておいても「カラ」になる。」
えげつない。
そうして・・・
やがて腕が再生しなくなった・・・
「奥義・覇王天竜剣!」
アルナスは、一刀のもとに憤怒の大魔王ダキアを斬り捨てた。
「理性を棄てるとは・・・
こういうことか・・・」
刀を納め、アルナスは呟いた・・・
間違いなく、「身体能力」ではアルナスが三賢人最強ですな・・・




