第2296話 アルナス強襲
ぎゅるるるる・・・ッ!
ばこおおおおおおおおおおおおおおおおおんッ!
艦橋の隔壁が、破られる!っていうか・・・
ぶち抜かれる!
「さあ・・・
憤怒の大魔王の分際で弱かったなあ・・・
多くの民の命をゴミのように始末した代金・・・
貴様の命で支払ってもらおうか?」
「ひッ!」
アルナスは、両手の指をぽきぽきと鳴らし・・・
ぼきッ!
「うぐッ!
お・・・
折ってしまった!」
アルナスは、指を何本か折ってしまったようだ・・・
「これも貴様のせいだッ!」
回復魔法で骨折を治しつつ、ダキアに怒鳴りつける。
「ちょっと待て!
今のは、自分のミス・・・」
単なる逆ギレである。
「そのミスも貴様がいなければ、生じなかった!」
アルナスは、「ナカソネ・コタツ」を抜いた。
「おらあああああッ!」
人熊の黄金騎士が、敵兵をハンマーで叩きつぶし・・・
「はッ!」
アリスが、数人まとめて敵兵を斬り伏せる。
「やってられっかああああああッ!」
ついに、ダキアはブチ切れ・・・
理性を喪い竜のような怪物に変身・暴走を開始する。
しかし・・・
アルナスは、表情を変えない。
「なんだ・・・
この程度か。」
刀を持たないほうの手で、軽く手を触れる。
「天帝浄化光!」
手が光り、触れた場所をごっそりとえぐる。
「これなるは・・・
創造神王・創造神帝様の力を借りた術。
人間や善の大魔王・魔王ならば、穢れた部分を浄化し、心身ともに活性化するが・・・
貴様らのような「闇の化身」にならば、このように「毒」となる。」
じゃきッ!
アルナスは、構える。
「さあ・・・
この程度の実力であっても、この私は容赦せんぞ・・・」
手を鳴らしていて、折れるというのは、鉄板のネタです。




