第2290話 究極オナラ玉
怠惰の大魔王サイエ・・・
彼は、恐怖していた。
眼前の猫神に!
「ぜ・・・
全艦隊・・・
結界で封鎖されました!」
オペレーターの悲鳴!
「何をする気だ!?」
いつの間にか、リケ艦隊は・・・
包囲陣形になっている!
リケ・ミケランジェロ艦橋・・・
「あ・・・
あいかわらずえぐいんだし・・・」
エロサウルスの二つ名を持つ、「アロサウルス」のアロームが絶句する。
「ふーむ・・・
私は、あの「電柱」・・・
どうやって爆破するのかと思っていましたが・・・」
ステラが、うなずきながらモニター画面を観ていた。
「敵は・・・
一切の容赦は必要ありません。
なにせ、生きることに必死なだけの相手を惨たらしく殺せる者たちです。
いいですか?
ステラにアローム。
あのような者たちは、危険なだけです。」
テラが腕を組みながら言う。
「そうにゃ。
テラもだいぶ賢くなったにゃ。」
言うと、リケ神は両手を天に掲げた!
「戦場の・・・
いや・・・
宇宙のみんな!
あちしに・・・
ありったけのオナラをよこすにゃ!」
彼女の頭上の球体は、一気に膨れ上がる!
「にゃーッ!」
「リケ様のオナラ玉を転移!
目標座標・・・
敵旗艦の艦橋!」
テラが、命じる!
サイエ艦艦橋・・・
「ぐはッ!
なんだこれは!?」
サイエは、いきなり出現した「オナラ」に悶絶する。
「ごほッ!
リケ艦から・・・
神聖魔法級の爆裂魔法が転移されました!」
「なにッ!?」
サイエは、リケ神の狙いを看破した。
「ま・・・
まさか・・・
あの電柱は・・・
いわば「爆薬」・・・
そして、この「オナラ玉」を爆裂魔法は・・・
反応促進剤・・・
さらに・・・
全艦隊は、神波動閃熱砲のエネルギーが満載された状態・・・」
そう・・・
それだけではない。
事前に張られた結界・・・
それは、自分たちを「逃がさぬ」ためではなく・・・
爆発の威力を増幅するための結界なのだ!
悟った瞬間・・・
サイエ艦隊は、爆発に呑まれて消滅した・・・
リケ神殿の神官たちは・・・
この超絶極まる「オナラ玉」を・・・
「神技・究極オナラ玉」と記した・・・
なんのこっちゃ・・・
リケ:神技にゃ!
ミリアム:あれが!?




