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第2288話 型破り・・・これのどこが普通?

「サ・・・

サイエ様!」


驚愕のオペレーター。


「どうしたの!?」


「天使のような機械兵が、我が方の機動兵器テルナハルを捕獲・・・

機動兵器テルナハル部隊が「分解」し、こちらに投擲しています!」



リケ艦隊・・・


「おらッ!」


機械天使が、敵機を捕獲。


これを、機動兵器テルナハル部隊がパーツごとに「解体」。


「そりゃッ!」


ちなみに・・・


宇宙空間は、空気の摩擦がない。


ゆえに・・・


ドゴオオオオオオオオオオオオオンッ!


手お手軽質量弾である。


だが・・・


当然、機体に乗っているのは、超魔王側の魔族とはいえ「普通のパイロット」である。


「ぎゃああああああああああああああああああッ!」


悲鳴と共に、自機と命が敵の武器として使用される・・・


これほど怖ろしいことがあろうか・・・



「なんてことしやがるッ!」


モニター画面に向かって、サイエが怒鳴る。


「どこが普通だ!」


「あちしの戦い方では普通にゃ。」


ただ・・・


ケチっているのか、いつもの「電柱」すら撃たない。


「地球の神様の一柱ひとりは、言ったにゃ。

「カエサルの物はカエサルに」と・・・」


意味が違う。


そうして、ついに・・・


「サイエ様!

駆逐艦、全滅です!」


オペレーターの悲鳴。


「その気なら・・・

もっとど派手にいくにゃ・・・」


ニヤリと笑うリケ神。


はっきり言ってコワい。


「ええいッ!

神波動閃熱砲オーラエクストラキャノン・・・」


「いいのかにゃ~?」


リケ神が、猫撫で声で言う。


「猫」だけに。


「ぜ・・・

全艦・・・

二つに分かれてきれいに「正面」を向き合っています!」


「な・・・

なんだと!?」


それを聞いて、鼻クソをほじるリケ神。


「撃ってもいいのかにゃ~?

撃ったら、同士討ちするにゃ・・・

どうしようかにゃ~?」


悪辣だ・・・

リケ:悪辣?

褒め言葉にゃ!

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