表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2066/3400

第2060話 神殿にて

ずらりと並ぶ、神官たち。


「ようこそお出で下さいました、我らが主より、既に神託が出ております。

どうぞ中へお進み下さいませ。」


我々は、丁寧に出迎えられ、神殿の奥へ奥へと案内されていく。


通路は質素だが、それがまた、神殿の威信を表しているようである。


リシテアール圏の神殿は、質実剛健。


リケ神殿のようなエンターテインメントな施設もあるが、そういった神殿でも礼拝堂は質素だ。


科学文明が発展した後の、宗教様式だからなんだろう。


「此方が礼拝堂です。

月が登りましたら、神より神聖陣が来るそうです。

どうぞ、それまではおくつろぎ下さいませ。」



粛々と、神官長は説明してくれた。


更には、控えの間にて、もてなしを受けたのだが・・・。


我々は、すっかり忘れていたのである。


ナキが静か過ぎる事を!



「・・・いない」


あの落ち着きのないアホは!


私と、顔が引きつる咲希。


これだけの付き合いがあると、さすがに「ナキ・ミケランジェロ」という人間を学ぶというものだ!


他の皆も顔色悪いし。


予想通りの声が、木霊した。


「にゃぁぁぁ~~~~~~~~!!?」


あのアホ!


今度は、何やった!?


「ナキッ!

今度は何をやらかした!?」


み、ミリアム様? やらかした前提の話なのね??!


そう、咲希の目が言っている・・・


「・・・ビビったにゃ・・・

壁に彫刻しようとしたら、壁に顔が出てきたにゃ・・・」


っていうか・・・


「ナキ?

人様のお宅の壁に、勝手に彫刻すんじゃないっ!!」


私の怒鳴り声と、ハリセンがヒットした瞬間だった・・・。


「あんたねえ・・・

リケちゃんの神殿でもやらんでしょうがッ!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ