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第2056話 強化ハリセン

「やあ・・・

朝早く、精が出ますね・・・」


王宮書庫・・・


ここで、私は・・・


「クラリオン」の技術の検証をしていた。


なんだか、妙な状態になっている・・・


何がって?


「対人用ハリセン」がだ。


様々な物理学の本を読み漁り・・・


てきとーに、コーティングした結果・・・


「なんだか、旧型宇宙船の装甲のようになりました・・・

ペラペラのくせして、丈夫なのです・・・」


「は・・・

はあ・・・」



今日はいよいよ、神殿へ行き、我々が故郷へ帰れる日である。


朝食は勿論、綺麗に平らげてきた。


朝からフルコースだった。


更に、二人の分だけ、全てが大盛りである・・・。


食後、料理人さんが涙目で挨拶へ来た。


二人の食欲に、感動したらしい。


「ウマかったにゃ!」


「名残惜しいですねえ・・・」


あんな大盛り、私では用意できない・・・。


経済コストではなく・・・


運搬コストからである・・・



王城から神殿へは、馬車で行く。


王族からは見届け人として、フランツ王子が付いたため、エリー姫や皆さんとは、ここでお別れである。


別れ際、エリー様から今までの戦闘服や、ドレスや靴等の小物が渡された。


宝石を辞退したから、代わりらしい。


うーん・・・


宝石は、見慣れたモノばかりで、キティルハルムでは21世紀の日本円にして、PCの安い部品くらいの値である。


リアル「猫に小判」だ。


それでも、かなりの量だったわ。ドレスや靴は我々のサイズだから、仕方ないが。


「コレ・・・

どーするにゃ・・・」


「そう言われても・・・」


察してほしい・・・


我々は、質実剛健なのだ・・・


咲希と優香、和磨は護衛として、神殿へ一緒に行くようだが。


なお、翔太は留守番(笑)。


また、書類を貯めたらしい・・・。


「あの男に似てるにゃ・・・」


学習しないな、こいつ。


呆れ返ったのは、言うまでもなく。翔太はファイさんに、首根っこを掴まれて、食堂を退場していった。


ファイさんの礼儀を通しつつの連行姿には、さすがに唖然となったが。


その後の移動中に、ナキがやらかした!


その首根っこを掴んで、廊下を引きずっていた。


馬車に乗る前に、通路の柱が気になったらしい。


先程の光景を見た皆さんが、なんか同情的だったのが、印象的だった・・・。


まさか、こういうモノにも「進化」同様に「収斂」というモノがあるんだろうか・・・



「陛下、後生にゃ~~~!!

あの柱に、せめて彫刻をぉぉぉ~~~~~~!

にゃぁぁぁ~~~~・・・」


「時間が無いでしょ!

人様の家で何を勝手に!」


私の手には、いつかのハリセン。


ゴッチーーーーーーーーーーン・・・


「は?」


咲希の反応が、微妙だ。


何かやったか?

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