第2053話 和菓子ですか・・・
「本日、最初のデザートは~」
また、アナウンスが入る。これまた、美しい芸術的な盛り付けをされた、最初のデザート。
「おお・・・
和菓子ですか・・・」
「これは・・・
あのタイの「砂糖を固めたヤツ」に似てるにゃ。」
「「落雁」よ。」
ただ、この近辺の魚がモデルだが。
リシテアールの邪馬台国では、そういう和菓子が多い。
中には、ジオラマのようなものも・・・
「文化的に興味深い・・・」
どうやら、前に来た勇者が故郷の味を広めたらしい。
邪馬台国の文化は、初代ライテスがレクチャーしたものが多いらしいし。
今回は、透明で綺麗な葛餅だった。
フルーツとかも用意されていたが、きな粉は無いらしい。
代わりに、黒蜜がかかっていた。
違和感この上無いデザートだけど、クラリオン王国では普通なのか、皆は普通に食べていた。
次はフルーツケーキが出されたから、本当に馴染んでいるらしい。
「こ・・・
これは・・・
大判焼きにゃ!」
「これなるは、ウグイス餡!
まさか、ホントに「ウグイス」型の餅に入っているとは!」
さらに・・・
「ようかんにゃ!」
「す・・・
すばらしい!」
私たちは、結局完食・・・
「美味しいね、咲希ちゃん。」
「そうだね、優香ちゃん。」
穏やかな会話をしつつ、咲希達は私たちを見ていた。
やがて、追加でフルーツの盛り合わせが来た。
そして、またしても有りがたい長い話を王様が行い、今日の晩餐会は終わりを告げた。




