第2052話 サラダ・・・口に合うかどうか
「では、次に参ります料理は~」
次は、お肉料理の後だからか、さっぱりしたジュレの付いたサラダだった。
「うーむ・・・」
「なんか・・・
ハエトリソウみたいにゃ・・・」
他にも、微妙な野菜が・・・
お品書きを見る・・・
妙な野菜ばかりだ・・・
なお、書かれているのは、この世界共通の言葉、日本語だ。
クラリオンで日本語が使用されている理由は、クラリオン王国辺りで使われる言葉もあるけど、古書に使われているようだ。
まあ・・・
リシテアールで日本語が使われているのと、だいたい同じ理由だ。
「ぐはッ・・・
すこしキツいにゃ・・・」
びッ・・・
ナキのコルセットに、亀裂が入りかける・・・
「耐えなさい・・・
無理なら・・・」
ゴウッ!
私の神波動が、燃え上がった!
「こうして、「根性」で代謝力を上げなさい!」
「ご・・・
ご無体にゃ・・・
いくら、あちしらが「悪食」で知られた種族だからって・・・」
そう・・・
キティルハルムの民は、「人間」と「神」以外なんでも食う。
機械は例外だが。
初代様の弟子の人間族の魔導師にして、旧トラルティール初代王トラルティールも、彼女が「クジラステーキ」を食していたのを、驚いていたという記録もある。
「こんなところで、精神論を・・・」
「いいこと!?
キティルハルムに帰れば、国の料理はいくらでも食せる!
しかし・・・
ここの料理は、ここでしか食べられない!」
「ぐッ・・・
わかったにゃ・・・」
ナキは、食べるのを再開した・・・




