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第2049話 準備

深淵の図書館(アカシックレコード)・・・


ここに、王太子ユニィ・・・


ミリアリア大公ライティア・・・


ファルティア皇帝ファルティア・・・


三賢人アルナス・ライテス・・・


三賢人ジョルジュ・・・


狼神フェンリル・・・


文明神プロメテウスが、司書神カイロスのもと、「帰還受け入れ」の準備をしていた。


一時的に、机の一つをとっぱらい、祭壇を組んでいるのは、ファクトリアだ。


しかし・・・


すぱーんッ!


「にゃッ!?」


ユニィが、その頭をハリセンでどついた。


「それ・・・

「護摩を焚く」祭壇なの!」


どう見ても、仏教の祈祷の祭壇にしか見えない。


「いや・・・

まじめにやっているので、「そこ」は大目に見ましょう・・・

しかし・・・

ファクトリア閣下・・・

「まじめにボケ」ないでください。」


ライティアは、ジト目でファクトリアを見た。



クラリオン・・・


会場は、一番広いホールである。


今日招かれた人々で、一杯になっていた。


座席は満席、王家の意向とはいえ、凄いものである。


とはいえ、今日は伯爵家以上の者達しかいない。


要人のみの晩餐会である。


王家の意気込みがすごい。


「思ったより、少ないにゃ?」


何やら考えるナキ。


「安心しました、色んな意味で。」


まあ、こんなんでも、「一応」なんどか外交で場数を踏んでいる。


どっちかというと、「踏みつぶしている」に近いが。


「さぁ、皆さん・・・

こちらへ。」


案内されたのは、王族や重要な客人が座る、上座。


横に並んだ机と、目の前には貴族達・・・


うーむ・・・


今どき、こっち側の宇宙では、古色然とした貴族でもこんな服装はしていない・・・


晩餐会なのに、儀礼的だなあ・・・


っていうか・・・


いくぶん、こっちは「民主的」・・・


「質素」になっているのかもしれない。


中には、武功だけで貴族位をもらった「なんちゃって貴族」の星野鉄子もいるし・・・


キティルハルムの「一級貴族」は、王家の分家だけど事実上、民間人だ。


まあ・・・


こんなときこそ、ザマース先生仕込みの礼儀作法が、生きてくるというものか・・・

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