第2024話 一つの到達点
あれ?
クリスタルと視線があった。
ん? 視線!?
「ミリアム様、ナキさん!
敵よ!」
咲希も気づいたようだ。
水晶に擬態したクリスタルアイアントが、数匹現れた。
我々は、敵の神波動で感知できるが、神波動制御を知らない咲希やクラリオンの人たちには、分が悪い。
「ふむ、面倒ですねぇ。」
言いつつ、私は神波動剣の刃を「実体化」させる。
「擬態、これじゃ分からないにゃ・・・」
ナキは、「サバ型折り畳み機」で、クリスタルアイアントを「折っていく」。
「サバ折り」かよ・・・
わかってんじゃん。
「ってか、陛下・・・
ソレ・・・
「光流金属」にゃ?」
「それって・・・
ウワサに聞く、「神の金属」!?」
咲希が、目を丸くする。
「ええ。
私とて、ここまでできるようになるようになるまで、苦労しましたからね。
と・・・
いうことは・・・
「あること」を実証できるワケです。
許可を申請したいのですが?」
私は、意地悪く笑った。
「イヤにゃ!」
「ちッ・・・
察したか・・・」
「どういうことです?」
咲希が尋ねた。
「神々が、ナキの石頭に注目しておられるのです。
ヒヒイロカネは、人間のつくった「最強の金属」・・・
もはや、「神の金属」光流金属か暗黒金属でなくては、「破壊」できぬのではないのかと。」
なんて、呑気に言いつつも、我々はは難なく倒していく。
「イヤにゃーッ!」
ナキが悲鳴を上げた!




