第2022話 物理と魔法が効かない?なにそれおいしいの?
「次のゴールドアイアントクイーンは、物理、魔法が効きにくいので、気を付けて下さい」
と、ファイさん。
我々をただの魔導師や剣士だと思ってます?
「さぁ、さっさと終わらせてしまいましょう!」
私は、ぐっと扉を開く。
「はあッ!」
神波動剣の刃を発振する。
いた・・・!
クイーンと、それを守るように居る、幼虫、成虫のアイアント達・・・。
「にゃぁ~♪
何度見ても、いい光景にゃぁ~♪」
「キモいだけだッ!」
ナキはどこ吹く風である。
「・・・芸術家の感性って、やっぱり分からない。」
和磨の呆れたような言葉に、後ろに控えている騎士の皆さんも頷いていた。
「すみません・・・
代々のミケランジェロ一族当主は、たいていこんな感じです・・・」
「行くにゃぁ~~~~~~♪♪」
ナキは、両手をクロスして神波動を放射!
って・・・
これ・・・
変なモンも混じってる!
「ナトリウム光線!」
「ナトリウム光線」は、アイアント数匹を粉砕した!
が・・・
「あ・・・
頭痛いにゃ・・・」
「アホ!
「ナトリウム」放出してどーすんだ!?
脳神経系に障害起こしてるぞ!」
ナキの口に、「ナトリウム錠剤」をつっこむ!
そこへ襲い掛かる、幼虫。
「だりゃああああッ!」
一刀両断!
「よくもやったにゃ・・・
アリ風情が・・・」
やったのは、お前だ。
「みんなのオナラを、あちしに・・・」
「やるな!」
オナラ玉を発動しようとする、ナキを制止する。
「あれは、「メタンガス」!
ダンジョンが、爆発するでしょ!」
あえて言おう・・・
あの術は、宇宙戦・要塞攻略戦用だ。
と・・・
ナキは、電動切削ドリルを手にしていた!
「それは、仕事道具!」
「にゃーッ!」
ガガガガガ・・・
「「「ッ・・・!!!」」」
生きたまま「加工」される、ゴールドアイアント・・・
「なお・・・
このドリルの刃は、最新式のヒヒイロカネにゃ。
切削できない物質は、あちしの頭蓋骨のみにゃ。」
「アホーッ!
敵を生きたまま「加工」すんな!」
絶叫しつつ、クイーンの外殻をコークスクリューキックでぶち抜いた!
「まったく・・・
こいつは・・・」
私は、クイーンの脚を斬り落とした。
ナトリウム光線:ナキの技。
体内の塩化ナトリウム・・・
すなわち、「体内塩分」をオーラに混ぜて放出する。
当然、塩分欠如状態になる、アホ奥義。




