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この連載作品は未完結のまま約7年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

よろず歌詠む、化生守の調べ

守屋の家には、あやかし――化生(けしょう)が伝わる。
実の父母も、育ててくれた祖父母も亡くし、天涯孤独となった和裁士の為斗子(いとこ)は、その化生が共に在ることを望んだ【化生守(けしょうもり)】として、彼女自身が《イチシ》と名付いた彼と共に静かに暮らしている。
この化生の望みは、ただ共に在ること。為斗子の望みも、一人でいないこと。
お互いに執着しながら、お互いにその腕に捉えることをどこかで怖れる二人。そんな彼女と彼の、静かで甘く、残酷で不自然な、幸せの日々のお話。

■『和の歳時記』をイメージし、各季節の行事などに合わせた登場人物二人の生活を綴る、連作短編形式の作品です。季節ごと、歳事ごとの不定期連載です。
■作中、地歌箏曲(いわゆる「お琴」と「三味線」)や和装(着物や和裁関係)の用語が頻出します。各用語については、各話の後書きなどで一部フォローしていますが、不明な点はお問い合わせください。
■章構成(章名)について
[第○話]とあるものが本編で為斗子視点です。[故話ノ○]とあるものはイチシ視点です。[余話・○]とあるものは、本編とは直接関係しない番外編です。(主に企画やイベント合わせの話を掲載する予定です)
【 】内が[話タイトル]その後は[雑節など/七十二候]が続きます。作中季節の目安にして下さい。
■2017.09.12--諸事情により冒頭話【参考資料】作中邦楽用語の紹介[地歌箏曲]を削除しました。そのため、話数が繰り上がっております。
第一話【壱師の花の、いちしろく】 ~ 十五夜/鶺鴒鳴
第二話【満てずして、隈なきものは】 ~ 十三夜/菊花開
第三話【昨日の淵ぞ、今日は瀬になる】 ~ 立冬/山茶始開
第四話【雪ぞかかれる、松の二葉に】 ~ 小正月/款冬華
故話ノ一【忘れじの、行く末までは】 ~ 立春/東風解凍
余話・一【ゆかし懐かし、やるせなや】 ~ St. Valentine's Day/魚上氷
第五話【人ぞささやく、汝が心ゆめ】 ~ 上巳/草木萌動
故話ノ二【春や昔の 、春ならぬ】 ~ 春社/桜始開
第六話【聞かんとすれど、花いわず】 ~ 穀雨/虹始見
第七話【たそかれ時の、月かげの】 ~ 衣替え/腐草為螢
故話ノ三【つれなき人の、心なりけり】 ~ 半夏生/蓮始開
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※作中の和装描写の参考資料※  キャラに着物を着せませんか?
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