家に帰ると……
家に帰ると誰もいませんでした。
謙信さんたち帰ったのかな?
せっかく会うつもりだったのに残念です。
「未来!!!!!!」
「どわああああ!!」
背後からのお爺ちゃんの叫び声に私は乙女らしからぬ悲鳴をあげてしまいました。
ちょっとお爺ちゃん心臓が止まるかと思ったじゃない。
後ろを振り向くと竹刀を持った羅刹モードのお爺ちゃんが仁王立ちしていました。
「どこに行ってたんじゃ!!せっかく謙信君がわざわざ未来に会いに来たににこのバカ娘が!!」
そう言ってお爺ちゃんが竹刀で私の頭に一撃を放しましたが私はそれを真剣白刃取りで防ぎました。
ちょっとお爺ちゃん本気の一撃だったよね今の?
「ぐぬぬぬぬぬ」
「お爺ちゃん、私が悪かったです。反省もしているので許して……ニコッ」
「今日という今日は許さん!!」
ああ私の48の殺人技の一つ「孫の微笑み」が利かない。
いつもなら渋々ながらも許してくれるのに。
お爺ちゃん本当に怒っているんですね。
どうしよう……ここはお爺ちゃんの怒りが収まるまで逃げるしかないかな。
しかし今の羅刹モードのお爺ちゃんのスキをついて逃げるのは至難なんですが。
どうしょうか……
「こんばんは、耕造さんはいらっしゃるかしら」
道場の玄関から聞こえてくる上品で気品のある女性の声は右隣に住む華道家の立花菊千代さんだ。
立花菊千代さんはお爺ちゃんの幼馴染でもあり、
お爺ちゃんが唯一頭が上がらない人なのです。
ちなみに耕造はお爺ちゃんの名前です。
「菊千代さん助けて!!」
「こら!未来何を……」
「耕造さん。いくら稽古とは言え獲物を持っていない未来ちゃんを一方的に攻撃するなんて……」
お爺ちゃんに対し呆れている菊千代さん。
「違うんじゃ、今未来にじゃな……」
お爺ちゃんの力が抜けた。
逃げるなら今しかないです。
私は受け止めていた竹刀を右側に力をいれるとお爺ちゃんが態勢を崩しました。
そして私は怒涛のごとく逃げ出しました。
「こら!未来待たんか!」
「耕造さん。私の話がまだ終わっていませんよ」
菊千代さんありがとうございます。
私は自分の部屋に戻りベッドにダイブし、後日謙信さんにお詫びしないとと考えているうちに私は一の間にか眠っていました。
久々の投稿です^^;
読んでいただきありがとうございます




