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7.いざ、魔王国へ

7.いざ、魔王国へ


「どうします?研修が終わった研修生たち……そのまま帰すんじゃあ……また何日もかけて山登りとなりますから……かわいそうですよ。飛行船の試運転かねて、送ってあげませんか?」


 小型ボートに関しては沿岸漁業というよりも小鬼たち用に需要がある為在庫が豊富で、試作機が出来上がってから、すぐさま量産が出来た。風船部分に関しては俺の提案した新しい機織り機で麻布を織ればいいだけだから、これまた簡単に量産できたし、なめし皮だって酪農が盛んなので簡単に大量に手に入ったのだ。


 すでに10機の飛行船が完成し、低地での24時間飛行などの試運転も済んでいる。難しい飛行術を使わずに上昇し、風魔法で推進するため推力を大きくすることができ、時速30から50キロ……あまり速すぎると風圧で風船が持たないので限界はあるが、飛行術でのろのろ自転車程度に比べたなら遥かに高速飛行可能だ。


 丁度小鬼たちの開腹術の研修が3ヶ月間で予定通りに終了したので彼女らは帰すわけだが、来た時同様徒歩ではまた十数日とか……いやもっと?かかってしまうのだ。


「高い山々の山脈では乱気流の心配もあるから平地での高高度試験程度では不安があり、直接妖精国へ飛行するのは躊躇われるが、魔王国で試すのはいい考えかも知れんな。


 最近は伝令バトを預かっているから穀倉地帯東から出向いて小鬼たちに頼まなくても、直接手紙を送ることができる。魔導船で直接北部山脈越えで彼女たちを送り届けると知らせておけば、途中で事故があって遭難しても予定日までに到着しなければ捜索に来て頂けるだろう。山脈超えの試験としては最適と言えそうだな。


 ついでに魔王とやらに直接お目通り願うのもいいだろう……あたしも行こう……。」


「いやっでも……魔王国とは友好関係あるけどやっぱり危険かもしれないから、ハッカクさんとターレムさんと、俺が一緒に行きますよ。事務長さんはこっちで用事があるでしょ?」


 まずいな……せいぜいハッカクさんとターレムさんたちだけで、俺も一緒に送って行けばいいと考えていたのだがな……この国に事務長は絶対に必要な存在だ。だから危険な場所へは連れて行けない。


「駄目だ……あたしも行く……。」

 事務長は腕を組み、目を閉じた……まずいな……こうなったらてこでも引かないぞ……。



「ほお……魔王国へ?飛行船で?ああ……ついに完成したようで……王都にも5隻配備されましたな……何隻で行かれるつもりかな?ほう……スーパー堤防配備の5隻で……ふうむ……ハッカク、ターレムで1隻担当するとして、残り4隻は如何するつもりかな?


 結界用の僧と風魔法用の魔法兵が必要のはずだが……私は風魔法はもとより、結界だって張れる魔導士だからね……しかも石炭をくべる力仕事だってお手の物だ……ご一緒させていただこう。」


「私も結界も風魔法も大丈夫ですよ……力仕事は……自信がないですが……頑張りますよ。」


 王都で研修を終えた小鬼たちを回収する傍ら、状況によっては元老院議会を休むと申し出に来たら、速攻で兵士長が参加すると言い切った。更にレルム迄……あなたたちは国軍の大将と特級魔導士でしょうに……議会どころか職務放棄して出かけて……いいのか?


「だったら私だって結界も風魔法も両方……力仕事にも自信が……。」

「わしだって……」「私だって……。」

 更にブーメリアさんやネハイルさんらが続く……ああもう……どうして……。


「まあまあ……皆様方……一度に元老院議員総出で魔王国へ行ってしまって、途中で事故でもあったなら国民に申し訳が立ちません。ここは我々4名と他の魔導士らにお任せいただき、皆様方の魔王国訪問はまたの機会に……という事になりませんか?


 飛行船がうまくいけば、魔王国王都でも1日かかりませんから……それこそ思い立ったらすぐにでも行くことが出来るようになりますから……。」


「ふうむ……そうか……ならば今回は見送るとするか……。」

「仕方がありませんね……。」


「余り大勢で行っても向こうにも迷惑か……」

「そうか……」「仕方ない……」

 すぐさま事務長が出てきて、皆を説得してくれた。頼りになるー……


「わっ……私はご一緒出来るのでしょうな?小鬼たちの研修の完成度も気にはなりますが、何よりやはり体の構造の違いで、難しい判断が必要な場合があるやもしれません。出来れば開腹術の試行に立ち会って、助言できることがあれば助言してやりたいと……。」


 最後にハルシューさんが出てきて、どうしても同行すると言い出した。これは仕方がないよな……。


「分かりました……ハルシューさんあっての開腹術ですからね……ご一緒いただけるのであれば、かえってありがたいですよ……。」

 やはり事務長もすぐに了解してくれた。


「私は……出来ましたら元老院の議長としてでも、魔王様にご挨拶に行きたいと考えます。ですので……その旨お伝え願えますか?それとも王様にお願いして、訪問の意向を記した正式文書である親書を書いて頂き、届けて頂いたほうがよろしいでしょうか?」


 するとそれまで黙って様子を見ていたミシュレニア王子が、魔王国訪問を伝えるよう要望してきた。


「王子様にご訪問のご意志があるのであれば……もし魔王に会うことが出来れば直接……出来なくても前回来訪したダッフンバルト王子なら会えそうですから申し出て、王子様のご訪問の意向をお伝えいたします。


 恐らく国賓としての訪問となるでしょうから……魔王国側の態度を見てから親書を送るかどうか決めたほうがいいでしょう。事情があって今の時期の訪問はお見送りを……と断られでもしたら、親書を送った手前友好関係にひびが入りかねませんから……事前了承を得たうえで親書を送り届け、その上で魔王国側とも詳細日程を詰める必要性が出てくるでしょうね。」


「よろしくお伝えください。」

 事務長の返事に王子様は深く頭を下げられた。ふうむ……中々に外交というのは厄介なものだな。


 とりあえず、俺と事務長とハッカクさんとターレムさんにハルシューさんが加わり、他はスーパー堤防警固の魔導士らで構成された使節団が、開腹術研修生の小鬼たちを送り届けることとなった。


 先ほど伝令バトを放ち、今夜半に出発しておそくとも翌日夕方には到着する旨連絡してある。


 贈呈用のショートケーキホールは、王都に出店した店舗から大量に準備させて既に積み込み済みだ。これなら生ものでも、賞味期限内に届けられる。積載重量に限度がある為、瓶物のラムネはやめた。代わりに今回も乾物である海苔や昆布にスルメなどを大量に届けることにした。


 研修生たちには3ヶ月間の労をねぎらい、その期間分の賃金を渡し、それぞれ好きな土産を買ってもらった。

 菓子や干物など手土産を持たすよりも、個々に好きなものを買わせた方がいいだろうという判断だ。それぞれマーケットに連れて行き、解説しながら買い物を楽しんでもらった。


 女性であるし服など買うのかと思ったら、きちんと縫製された寝袋のほかには、誰もが鍋に窯に包丁と更には七輪迄……台所用品を買い漁り、近所にも配るのだと、数家庭分は買いそろえていた。考えてみれば小鬼たちは6人兄弟だからな……それぞれ独立した家庭分必要なのか……。



「では行ってまいります。」

「お気をつけて……緊急時には伝令バトを……。」

「はいっ、分かってます。」


 昼寝の後の夕食を終え、とっくに日が暮れた時刻に王都を飛行船で出発する。研修生は各船に6名ずつ乗船してもらい、1番船には俺と事務長とハッカクさんと結界要員の魔導士が乗船し旗艦とした。


 2番船にはハルシューさんとターレムさんと、風魔法担当と護衛担当の魔導士が、以下他の船にも風魔法と結界魔法に護衛を兼ねる魔導士らが4名ずつ乗船した。


「じゃあ……上昇するので、自重を軽くしてください。」

「了解!」


 魔法効果で自重を10倍にまで高めていたハッカクさんに、解除をお願い……既に窯は高温の熱を発生していて風船部分も温められているので、すぐに船は上昇を始めた。


 続けざまに2番船から順に上昇を開始、天気は快晴……弱い横風を感じながら、ハッカクさんの風魔法で北に向けて発進する。この後、街道筋の明かりを頼りに方向を定め北を目指し、山脈に達した時点で高度を徐々に上げながら魔王国王都を目指すのだ。


 船の上での通信には手旗信号と夜間はランタンの光信号でやり取りを行う旨、連絡してある。その為、俺が窯の石炭をくべる役目を負い、ハッカクさんは風魔法を、魔導士は物理結界魔法を唱え、事務長が甲板で他の船の様子を監視することにした。物理結界としたのは、高高度での鳥などとの衝突を避ける目的である。


 高高度なので魔法攻撃は受けづらく、炎魔法程度であれば薄くても鋼板で船底を覆っているため、短時間であれば十分に耐えられる。何より敵国へ攻め込むのではない、今では友好国の筆頭である魔王国へ、しかも受け入れた研修生を送り届けるのだ。攻撃される可能性などない……。


 エルムグリム王都から魔王国王都迄直線距離にして推定8から900キロ。最高速度でおおよそ20時間はかからないはず……と想定しているが、魔王国の詳細地図はないし、王都の位置すら前回の訪問時にエルムグリム王都とのおおよその位置関係を聞いただけなのだ。


 分かっているのは険しい北方山脈のほぼ中央部分に広大な高原盆地があり、そのど真ん中に魔王城があるという事だけだ。


 完成したばかりの飛行船で、あいまいな情報だけを頼りに行くのもなんだと思うのだが……まあ……頼りと言えば、研修生の小鬼たちだ。彼女らは魔王国王都から来たのだし、国境警備隊の治療のために魔導船にも乗ったことはあると言っていたから、上空から見る魔王国内部の景色にも多少は詳しいはずだ。


 その為夜の出発として、魔王国内部に到達するのは明日の早朝予定だ。ハッカクさん含め魔導士たちは今日の昼から寝て、夜通しの飛行に備えてある。勿論窯焚担当の俺も同様だ。



「さて……では、山脈も近づいて来たので、自重をより軽くしてください。」

「了解……。」


 夜明け後しばらくして進行方向に山が見えてきたので、衝突する前に上昇する。ハッカクさんは攻撃魔法に特化した魔導士で、初級魔法であれば持続魔法として、更に別の魔法呪文を唱えることが出来る。


 その為、自重を重くする魔法を唱えながら高度を調整し、更に推進力である風魔法も唱えているのだ。


 物理結界を船の周囲に張り巡らしているせいか、山の周辺の上昇気流や乱気流の影響を受けにくく、船が揺れることはほとんどない。なのに魔法効果である風魔法は物理結界を通り抜けて推進力として働くのだから、本当に助かるー……魔法万歳!


「じゃあ……窯焚も少し温度を上げます……。」


 重りのコントロールだけでは不安なため窯へ石炭を多く投入し、燃焼温度をより高くしておく。これで高度が上がり過ぎたら、今度は自重を重くして頂けばいいのだ。


 飛行術だと自分が上昇する高度調整と、横方向の動きである風魔法の派生形の両方を微妙にコントロールしなければならず、ちょっとしたことでバランスを崩してしまい、頭の向きが変わると上下が分からなくなり、下手すると墜落してしまうという難しい魔法らしい。


 ところが熱気球方式だと少なくとも墜落の危険性は非常に少ないので、ハッカクさんもすごく楽と喜んでいる。特に何千mもの高山を飛行するのだからな……本当に命がけだったはず……。



「あの山向こう……盆地……魔王城ある……。」


 昼を過ぎて夕刻に近づいた辺りで、研修生らに甲板に出てもらい、魔王国内の様子を観察してもらっていたら、ようやく魔王城があるという盆地が近づいてきた様子だ。


 それでもまだ距離にして50キロ以上……1時間以上はかかりそうなはるか遠くの高山の先……。


「どうやら予定通りに夕刻には到着できそうだな……。」


 高高度で安定した水平飛行しているので、窯焚の手は休めても問題はない。甲板にて事務長と山岳地帯の雄大な景色を眺めていると、魔王国もそこそこ素晴らしい国ではないかと思えてくる。だがまあ……山ばかりで耕作地が少なく、厳しい環境なのだろうがな……。



 しばらく進んで目的の高山を超えた辺りで、開けた景色となった……穀倉地帯とは言わないが、旧国境前の平野の半分いや……四分の一くらいはありそうな、そこそこ広い盆地というより平野が見えて来た。成程……ここなら高山ではあるが、農耕はできそうだ……しかも外界から隔絶されているからな……。


 まあでも……標高4千mとか言っていたからな……米は難しいかな?蕎麦とかかな?


 しばらく進むと遥か彼方からゆっくりと進んでくる黒い影……鳥かと思っていたらやがて巨大なそれは……1隻の魔道船だった。迎えに来てくれたのだろう、急いでエルムグリム国旗を手に、大きく振る。


 上空では風向きによって抵抗となる為、船の帆先に旗を掲げることは出来ないのだ。


 向こうも前回来訪時に見せてくれた魔王国国旗を勢い良く振ってくれた……魔導船が旋回したので、その後に続いて進んでいくと……やがて田畑の緑が色濃くなった辺りで、巨大な城が見えて来た。



 窯の火を止め自然冷却とハッカクさんの自重を増やす魔法効果で徐々に降下を続け、案内された魔導船に続いて魔王城の中庭に着陸する。


 魔王城は細長い尖塔が両端にある、西欧の中世物の映画などでよく見る石造りの、ザお城……と言った感じの建物だ。50センチ以下くらいの大きさの表面が白い石が積み上げられて作られているようだが、よく見ると石の形状は揃ってなく形も所々いびつで隙間がありそう……恐らく小鬼たちの加工だろうな……少々造りは雑に見えた。


「ようこそいらっしゃいました……こんな遠くまでご苦労様です。


 研修生の小鬼たちを送っていただき、本当に感謝しております。現状飛行術を使う小鬼たちの数が非常に少なく、妖精国との国境警護に使う以外は魔導船は使用禁止となっておりますもので……ご招待いただいたのに自国民を送迎できなかったこと、本当に恥ずかしく感じております。


 ですが前回訪問したときに、魔導船を操船する魔導士の数が、とてもそろわない旨仰っていたように記憶しておりますが……どうやらご謙遜でしたのでしょうね……こんな大型船を5隻も……。」


 着陸後に出迎えてくれたのは、予想通りにダッフンバルト2世だった。装飾気のない簡素な軍服姿だが、それでも品のある出で立ちなのは、王子という言葉を聞いたからだけでもないと俺は思っている。

 黒髪で高身長の魔族は、巨大な風船部分を眺めながら苦笑いを浮かべた。


「ども……本当……ありがと……ござ……ました。」

 研修生らは大荷物を抱えながら、城とは反対方向へ帰って行く……彼女らに手を振って別れを告げた。


「いえいえとんでもない……我が国にはダッフンバルト2世殿のような、強力な魔導士は何人もおりません。


 この船は……言ってしまえば張りぼてでして……見栄えは巨大ですがなんと10人乗りでして……だから30名の研修生をお送りするために、5隻で参った次第です。

 他の4名が操船担当です。」


 余りの驚き様に、実は張りぼてなのだと暴露する。どこまで本当の所を打ち明けるべきか思案するところなのだが、まあ……全てをさらけ出してしまう必要性はないだろう。どうせ……魔王国には不要な技術だろうからな……それに……嘘は言っていないしな……。


「おーやおや……やっぱり虚栄心丸出しの張りぼてでしたか……ほら御覧なさい……人間どもの力なんて……大したものではありませんよ……小鬼たちを送っていただけた点は感謝しますが、自分たちの魔力を少しでも大きく見せつけようだなんて……愚か者もいいところですよ……。」


 早速、猜疑心丸出しの嫌な奴がやって来た。相変わらず金綺羅金の装飾まみれのバブリーな軍服を着ている……小隊長へ格下げになったというのに反省の色も見せないのか?なんにしても同じ魔族だというのに……どうしてこんなに極端なのだ?


「こらこらギレージュ、口が過ぎるぞ。エルムグリムの方たちは滅びゆく運命の小鬼たちを救えるかもしれない素晴らしい技術をご提案下さり、その教育のために自国に招いてくださったばかりか、帰りは送ってくださったのだぞ。こんな暖かな心を持った種族がこれまでに居たのか?考えてみろ……。


 我々は本当に人間に対して大きな考え違いをしていたのかもしれない。それは……敗戦後の復興のために小鬼たちを指導してくださった、東部地域での暖かな扱いからもよく分かる。


 ふいに攻め込み大量虐殺を行ったにっくき仇である我が国の先兵たる小鬼たちを、無条件降伏してからは逆に助けていただいたのだからな……魔王様以下我々魔族一同、感謝の気持ちをどう表してよいものか……本当に悩んでいる次第です。


 長旅お疲れでしょう……まずは体を癒せるよう、皆さま方だけでのささやかな晩餐をご用意いたしました。本日は魔王城にお泊り戴き、明日にでも早速魔王様がご挨拶したいと申しておりました。まずは客室へご案内させていただきます。」


 ダッフンバルト2世はギレージュを追いやると、自ら先頭に立って歩きだそうとする。


「まずはその……ごあいさつ代わりに……魔王様への贈り物をお引き渡しさせてください。先日ご訪問されたときに大変喜ばれていたショートケーキ……今回は賞味期限以内にお届けできましたので、大量にお持ちしました。他にも乾物など……積載重量の関係で、軽いものしかありませんが……どうかお納めください。」


 とりあえず急ぎ運んできたケーキなど進物を……と、事務長が言葉を発した。そうだな……今渡しておけば、今日の晩飯の後のデザートにできる……20箱……ホールで持ってきたから、まあ……十分だろ。


「おおこれはこれは……重ね重ねなんともありがたい……ギレージュ……すぐに食堂へ運んでおきなさい。本日の夕食のデザートとすれば、魔王様も大変喜ばれることだろう……さあ……急ぎなさい。」


 手土産は全てギレージュに押し付け、ダッフンバルト2世はすたすたと巨大な魔王城の正面玄関らしき巨大な扉方向へと歩いて行った。急ぎ飛行船の脇に何本ものアンカーを地面に打ち付け、船の側面から垂らされたロープと結び付けて飛ばされないように固定しておく。


 念のため物理結界を持続魔法でお願いしておいた。人間の魔導士による物理結界程度、魔族の力なら容易に破壊できるだろうが、友好国からの使者が乗ってきた飛行船……まさか破壊しようとはしないだろう……。

 事務長が到着連絡の伝令バトを放ったのを見届けてから、俺たちも彼の後を追った。


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