経過
高橋です。
鮫のゴタゴタのせいで海で西口さんに結局会えずガッカリでした。
まぁでも夏休みは長いから、まだまだ会える機会はあるものだと思って・・・思い込んでいました。
・・・しかし。
あの後は何もイベントなど無く、気が付けば登校日でした。
「はぁ、死にたい。」
「おいおい!!どうしたんだよ!!高橋!!久しぶりだな高橋!!」
「うるせー!!ボケ!!」
学校に登校するや否や、小麦色の肌になった斎藤に教室で話し掛けられ、イライラする僕の図です。
「なんだよ!?元気あるじゃん!!」
「有り余ってんだよ!!夏休み過ぎて体力MAXなんだよ!!死ね!!」
あー腹立ちますね。夏休みってクソですね。
「高橋、夏休みの宿題やったか?」
“バンッ!!”
僕は無言で完璧に仕上げた課題プリント類、毎日欠かさずに書いたのに、内容が一字一句同じの“トラウマ夏日記”を机に叩きつけました。
「おぉ、スゲー。写して良いか?」
言うと思ったけど早いなぁ。でも僕の心は海の様に広いので、愚か者の斎藤にも見せてあげたいと思います。
「5000円な。」
「海の家でバイトしまくったから良いぞ。はい5000円。」
・・・。
驚く程すんなり5000円を出して僕の宿題を写し始めた斎藤。
海の家でバイト?何それ?聞いてないんだけど?
お、俺ら友達だろ?
凄く寂しい気持ちになって、自然に涙が出ました。




