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球技

高橋です。

西口さんが遠く彼方に居るのに気分を落としていましたが、考えようによっては西口さんに監視されているワケですから・・・えへっ。

「おい、高橋ボールがソッチ行ったぞ!!」

"ガァン!!"

「あぶぁ!!」

・・・が、顔面にボールがヒットミーしましたが、問題ありません・・・あっ、でも西口さんに見られたら恥ずかしいな。

只今ビーチバレーしています。

田中君に審判をしてもらって、夏希と清水さんで親友チーム。

そして・・・。

「高橋!!すまん!!顔面レシーブをトス出来なかったよ!!」

仮にお前がトスを上げれたにしても、顔面に一撃食らった後にアタック、スパイク出来るほどガッツマンじゃねぇぞ・・・斎藤。

「ご、ごめーん!!お兄ちゃん!!代わりに私の顔面にワンパン入れて良いから、はぁはぁ、むしろお願いします!!」

「夏希ちゃん欲情しないで!!」

見事なボケとツッコミのコンビネーション。

これでは我々が0対9で負けているワケだ。

「マ、マッチポイントだよ、せめて一点ぐらい取らないと。」

あの優しい田中君からのダメ出し。

よっぽど今の僕らはダメダメなんですね。

「おい、そう思うならヒイキしてくれよ。」

斎藤やめろ、これ以上ダメになったら西口さんに顔向け出来ない。

「てかヒイキしてんだろ田神。お前清水さんの事が好・・・。」

「う、うわぁー!!ダメでしょ!!てか僕は田中!!」

このあと大した見せ場も無く、僕らはストレート負けしました。


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