射撃
高橋です。
西口さんはコンタクトレンズを付けるなり素早く拳銃を取り出し。
“パンッ!!パンッ!!”
メイドロボの足元に弾を2発撃ち込んだ。
“ベチャ、ベチャ”
「それ特製のトリモチ弾だから、流石のメイドさんでも30秒ぐらいは動けないかな?」
“べ、ベリッ”
「・・・あちゃー。見通しが甘かった。15秒が限界ってとこかな?じゃあテキパキとやりますか。」
西口さんはグローブの様な物を両手に装着し、指揮者の様に両手を前に出した。
「準備万端。」
ちなみにバテバテの孫鈴は、西口さんの横で地面に横になっている。
「ハァハァ、もう疲レタ。何をするか知らンガ、あとは勝手にシロ。」
「ご苦労様。あとは任されて。起動。」
起動という言葉を口にすると、左手首を上下に、右手首を左右にチョイチョイと動かし初めました。
「狙った獲物は逃がさない~♪私はスナイパ~♪」
歌を歌いながら、ある程度同じ様な動作を繰り返し、突如ピタリとその動きを止めました。
「照準固定完了、よし、間に合った。真下のアナタにロックのオン。」
真下?西口さんは正面からメイドを見てるのに。それにしても、西口さんは何をしているんでしょうか?
「あとは引き金を引くだけだね。」
引き金?
そうして西口さんは結構近くに居るメイドロボを、何処か遠くから見る様な目をして。
「バン。」
と口で言って、右手の人指し指をクイッと動かしました。
“ドォオオオオオン!!”
・・・激しい爆音と共に商店街に青白い雷が落ちた。
い、雷を落とすなんて、西口さんは神になったのでしょうか?




