廊下2
西口です。
また学校の廊下を歩いていたら、斉藤君と孫鈴ちゃんが歩いてきました。
ん?斉藤君と孫鈴ちゃんが歩いてきました。
ん?ん?ん?斉藤君と孫鈴ちゃん???
「斉藤、方程式とは何ダ?」
「七福神の一人、布袋さんを呼ぶ儀式だ。テストに出るぞ。」
「フムフム、斉藤は博学ダナ。」
何、この組み合わせ!?下手したら御嬢様とメイドロボットより凄いよ!!
「アッ!?ウエストゲート!!」
またコードネームで・・・でも鈴ちゃんが生きてて良かったよ。
「おう、西口さんじゃねぇの。って、二人は知り合いなのか?」
や、やばい、斉藤君ってなんか鋭そう。
「斉藤、先に行ってクレ。私はこの女に話がアル。」
「おう、そうかい。じゃあ、しっかりガールズトークを楽しみな。」
斉藤君はそう言うと、あっさりその場を去って行った。
そして、通行人も居なくなり、廊下に私と鈴ちゃんの二人きり。
「この学校に居レバ、いずれ貴様とは会うことになると思ってイタ。フッフ、この間の続きでもすルカ?」
確かにこの間のバトルは楽しかったけど・・・。
「お断りするよ、学校を退学には成りたくないからね。」
「フン、つまらンナ、まぁイイ、私も勉強で忙しいかラナ。」
どういう経緯で、鈴ちゃんがこの学校に居るのか?
少し気になるけど、今は聞かなくていいや。
「楽しそうだね♪」
「ナッ!!ベ、別に楽しくナイ!!暇潰シダ!!暇潰シ!!」
フフッ、この間まで人形みたいだった鈴ちゃんだけど、今は普通の女の子だなぁ。
「エェイ!!何にやけてイル!!ウエストゲート!!いや西口!!今度のテストの点数で勝負ダ!!」
「えっ?」
あまりの突然の申し出に、私は戸惑いました。
「やはり貴様は叩き潰さないと気がすマン!!まさか逃げるノカ!?」
逃げるも何も、テストは誰しも受けないといけないし。
「いいよ、返り撃ちにしてあげる。」
笑顔の私は、右手の指でピストルポーズを作り、鈴ちゃんに狙いを定めた。
「フン、負ける気がせンワ!!なにせA、B、C、D、E、F、Ω♪まで覚えたかラナ!!」
私は、彼女の間違えを正そうか悩んだけど、勝負事には厳しい性格が邪魔して、何も言いませんでした。




