近接
西口です。え~っと・・・何処かの誰かちゃんが青竜刀片手に突っ込んで来ました。
私を縦に真っ二つにすべく、誰かちゃんが青竜刀を振ります。
さっきハンドガンで受けたら痛かったから避けよう。
“ブンッ!!”
空を斬る青竜刀、危ない危ない。
すかさず私は左手のハンドガンの持ち手で、横から誰かちゃんの頭をぶっ叩こうとしましたが
“ブンッ!!”
誰かちゃんはしゃがんで避けました。
う~ん、誰かちゃんだと締まりませんね。
「アナタ、名前は何?」
「孫鈴ダ。ウエストゲート。」
「鈴ちゃんね、可愛い名前ね。ちなみに私の名前は・・・。」
「興味がナイ、死ネ。」
ひどい!!
“ブンッ!!ブンッ!!ブンッ!!・・・”
鈴ちゃんは青竜刀を絶え間無く振ってきます。
私は紙一重でかわし続けてますが、やっぱり接近戦は苦手だな。隙が無いから反撃出来ないよ。
仕方ないから虚を突きますか。
私は剣撃の合間に右手に持ったハンドガンをぶん投げました。
“ヒュン!!ヒュン!!ヒュン!!・・・”
回転しながら飛ぶ私の愛銃。
まぁ避けられましたけどね、残念です。
「あんな物が当たると思ったノカ?」
“ブンッ!!”
うわっ!!もう喋るか斬るかどっちかにしてよ!!
「まぁ、当たれと願って一応投げました・・・よっ!!」
“ブン!!ブン!!ブゥーン!!・・・”
次は左手のハンドガンでトリガー部分で回してまくり。
このままトンファーっぽく、ハンドガンを鈴ちゃんの体にぶち当ててやります。
“ギンッ!!”
青竜刀の刃で受けましたね。ハンドガンの回転も止まりました。がっ!!予想通りです!!このまま後方にぶっ飛ばします。
「オウリャァアアア!!狙撃手クソ力ァァア!!!!」
”ブゥアァン!!“
ぶっ飛ばしてやりましたよ。だて長い間重い銃を持ってるワケじゃありません。
鈴ちゃんも驚いた顔して飛んでくれましたねぇ・・・すぐに着地しましたけどね。
でもいい位置に着地してくれましたね。
「当たりますように♪」
“ヒュン!!ヒュン!!ヒュン!!・・・”
ブーメランの様に旋回して帰って来ましたよ。私の愛銃は今は鈴ちゃんのすぐ後ろに、このまま行けば鈴ちゃんに当たります♪
“ヒョイッ”
・・・避けられました。
ですがシナリオ通りですよ。
“スチャッ”
私は左手に持っていたハンドガンを両手で持ち直し、狙いを定めます。二丁拳銃でも百発百中の自信がありますが、一丁で狙い撃ちなら万発当てれます。
さぁて・・・。
「やーーーめた。」
私は構えを解いて、帰ってきたハンドガンを右手でパシッと掴みました。
「なんで撃たなカッタ?絶交のチャンスじゃ無いノカ?」
鈴ちゃんはそう言いましたが、とんだ狸娘です。
「私は無駄弾は嫌いなの、アナタの動体視力と反射神経なら、あと3歩は近づかないと仕留められないわ。」
「イヤ、あと5歩は近づかないと当てられンゾ。」
言うじゃない!!鈴ちゃん恐ろしい子!!
しかし、策を労してこの分だと、このまま戦うのは宜しく無いわね・・・よし、プランBに変更。
「鈴ちゃん、遊園地廻ろうよ♪」
“タッタタタタ!!”
私は後ろを向いて走り出しました。
「なんの真似ダ?」
“タッタタタタ!!”
鈴ちゃんも追って来てくれました。
楽しい楽しい遊園地巡りナイトツアーに突入だい♪




