表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
18/303

駅前

「ハァハァ・・・。」

“タッタタタ!!”

清水です。目覚まし時計が壊れてて、待ち合わせに遅刻中です。で、でも、もうすぐ着きます。

「それでね、兄さんがね・・・。」

「うん、夏希ちゃんは本当にお兄さんが好きだねぇ。」

・・・居ました。駅前で蓬ちゃんと夏希ちゃんと待ち合わせしてたんですが、人だかりがそこだけ避けて通るので・・・凄く分かりやすいです。

「お兄ちゃん!!最高!!・・・蓬ちゃんリピートアフターミー!!」

「お兄ちゃん!!最高!!」

・・・蓬ちゃんは夏希ちゃんのお兄ちゃん話を嫌な顔一つせずに聞けるのは凄いと思いますが、たまに純粋過ぎるゆえに夏希ちゃんから洗脳されてるんじゃないかと心配になります。

おっと、遅刻してるんだった。

「ごめんなさい!!遅れました!!」

謝ります。悪いときはとにかく謝る事を心掛けてます。

「美鈴ちゃんおはよう!!」

「あら、おはよう。いいのよ美鈴ちゃん、おかげで37分43秒03もお兄ちゃんの話が出来たわ。」

二人とも笑顔で私を迎えてくれます。まぁ笑顔は笑顔でも、無邪気な笑顔と邪気な笑顔といった、対照的な笑顔です。

「本当にごめん!!目覚まし時計が壊れてて、私目覚まし時計が鳴らないと一日ぐらい普通に寝ちゃったりしちゃうんです。」

前に寝すぎて感覚的に一日ズレたまま、その日の寝る前まで気付かなかった事がありました。

「そ、それは病気じゃないの?寝過ぎ病よ!!」

大きな声で夏希ちゃんから言い放たれましたが、私が“寝過ぎ病”なら夏希ちゃんは“お兄ちゃんスキスキ病”です。

「雑貨屋さんて可愛い物がたくさんあるんだよね♪私楽しみ♪」

蓬ちゃん可愛い♪無邪気過ぎる♪その笑顔を守りたい♪

「そうよ。まぁお兄ちゃんは売ってないけどね、ふぅ・・・量産型ぐらい売ってれば二人に買ってあげるのに。」

要らないよ!!

夏希ちゃんは自分だけでは飽きたらず、友達にまで布教しようとするから困ったモノです。

「二人共♪それじゃあ行こうよ♪」

こうして私達は雑貨屋に向かいました。今日も一日楽しくなりそうです。

布教はしてもオリジナルは夏希の物!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ