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一掃

実況の高橋です。林の中は死屍累々・・・もとい寝入って倒れているヤクザ達でいっぱいです。

「流石は『ウエストゲート』の通り名を持つ狙撃者、見事な手筈に私は感服しましたわ。」

ウットリしている早乙女、ですが今回ばかりは共感せざるおえません。

ウエストゲート・・・ピンと来ましたよ、いや狙撃中もビンビン感じてましたよ、もうこれあの御方しかありえませんよね。ですよね!!

すると早乙女の目の前にスタッと舞い降りた天使、いやライフルを持った狙撃者が降り立ちました。

「早乙女さん、恐らく全員眠らせたよ。でも護衛は得意じゃ無いんだから勘弁して欲しいよ。」

キマシター!!西口さんキマシター!!ふぅー!!ふぅー!!

西口さーん♪

「あらごめんなさい。でも私を付け狙う族を一掃したかったのですわ、でもアナタはいつも通り狙撃しただけじゃありませんか、ウエストゲート。」

「その呼び方好きじゃない・・・じゃあ私は友達とお弁当を食べてたから戻るね。」

「私も下民・・・いえ庶民達の所に戻りますわ。」

あぁ西口さんが行ってしまう。おい、早乙女!!下民って言ったの忘れんからな。

二人が見えなくなってから僕はひょこっと立ち上がりました。

全く今日は散々です。早乙女のヤツと飯食うハメになるし、斎藤はバカだし、ヤクザが出てくるし、結局西口さんとお近づきになれないし、はぁ~全くもう。

「あぁ、西口さん・・・今日も綺麗だったなぁ。」

あっ、声が出ちゃいましたね。

終わり良ければ全て良し、西口さん狙撃すれば全て良しです。

“ゴン!!”

あ、あれぇ・・・突然後頭部に激痛が・・・あっ、ダメだこれ意識が無くなっちゃうヤツです・・・。

どうして高橋が西口さんに見つからないのか?私にも分かりません。

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