表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
13/303

混乱

「なんだ今の音は?」

やばい!!やばい!!高橋です。

ふとしたミスでヤクザに見つかりそうになってます。

「お嬢さん、俺達以外に誰か居るのかい?全く抜け目ねぇな。」

「知りませんわ。」

ヤクザのリーダー格からの問いに首をかしげる早乙女。

当たり前です。僕が付いて来てるなんて夢にも思わないでしょう。

「しらばっくれても無駄ですぜ。おいお前ら!!辺りを探しまくれ!!」

「へいっ!!」

リーダー格の号令により子分達が僕を探し始めました。高橋康介人生最大のピンチです。

「はぁ、だから知らないって言ってますのよ。」

呆れたように溜め息を着く早乙女。ですが次の瞬間、彼女はニヤリと笑ったのです。

「オホホ、そんな間抜けは知りませんわ。」

“パシュン”

「うっ!!」

え!?突然一人のヤクザが倒れました。

“パシュン”

「ギャ!!」

また一人。

「な、なんだ!?どうなってやがる!?」

慌てふためくヤクザ達。

僕にも何が起こっているか分かりません。ですが何故でしょう?こう・・・胸がときめくのです。

「オホホ、アナタ達の命運はここでおしまいですの。」

余裕たっぷりに高笑いを決める早乙女、やはりアイツが一枚噛んでいるようです。

「や、やっぱり誰か潜んでやがったな!!」

“チャキ!!”

リーダー格の男が早乙女にピストルの銃口を向けました。

「おいっ!!誰だか知らんが今すぐやめろ!!お嬢様の顔に風穴が空くぜ!!」

“パシュン”

「うぎゃ!!」

さ、三人目のヤクザが倒れました。どうやらリーダー格の男の忠告は無駄な様です。

「ど、どうなってやがる!?お嬢様が死んでもいいってのか?」

「あ、兄貴ヤバイですぜ。」

「うるせー!!黙ってろ!!」

ヤクザ達が混乱する中、銃口を向けられてるのに早乙女は余裕の笑みを浮かべています。

「仲間割れですの?みっともないですわね。」

「あん!!あ、あんまり調子にのってたら撃っちまうぞ!!お、脅しじゃねぇからな!!」

興奮状態のリーダー格の男はトリガーに指を掛けました。これには流石の早乙女も・・・ってあれ!?アクビしてやがる!!!

「ふぁ・・・どうぞご自由に。」

「な、なめやがってぇええ!!!」

“パシュン”

「ごぇ!!」

リーダー格の男は気迫空しく倒れました。

そんな彼を早乙女は見下しながらこう言い放ちます。

「この私が雇った人間に不備があったなら、私の見る目が無かったという事、人を見る目が無くなったなら、私は死んでも構いませんわ。」

悔しいけどカッコいい、コイツ何もしてねぇけどカッコいいです。

リーダー格を失って更に慌てふためくヤクザ達、中にはその場にうずくまって動かない者まで現れました。

「さぁ、フィナーレですわよ。」

“パシュン”

料理教室行ったけど、もう料理はしないと思う。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ